子どもの指導法

【保存推奨】授業についていけない理由5選!小学校で勉強に遅れないようにする対策も解説

「子どもが学校の授業についていけていないようで不安」
「どうして授業についていけないの?」
「どうすれば勉強への抵抗感がなくなる?」

お子さんが小学校の授業についていけていないと、不安に感じてしまい「勉強しなさい」と口酸っぱく注意してしまう親御さんもいるかもしれません。

ゆうた

親御さんから何度も指摘されると、勉強嫌いになる可能性があるので注意が必要です。

とはいえ、お子さんにあわせて対応ができれば、しっかり授業についていけるようになるでしょう。

そこでこの記事では、小学校の授業についていけないお子さんを持つ親御さんに向けて、以下の内容を解説します。

  • 小学校の授業についていけない子どもの割合
  • 授業についていけない理由
  • お子さんと親御さんができる対策

今日からできる対策もあるので、ぜひ最後までお読みください。

執筆者情報

なお、YouTubeでは自信をなくした集団塾に通う子どもが、どのようにして成績を上げたか紹介している動画を配信しているので、ぜひ視聴してみてください。

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小学校の授業についていけない子どもの割合をサクッと解説

長野県の小学校に通う4~6年生を対象に「学校で困っていることはありますか?」とアンケート調査を実施したところ、7.7%の生徒が「授業がわからない」と回答しました。

ゆうた

小学校の授業についていけていない子どもが一定数いることがわかります。

また、学校生活に悩みを持つ子どもは多いようで「授業中さわがしい、集中できない」と回答した生徒は22.6%もいました。

子ども自身が授業内容が理解できていない場合もあれば、環境が整っていないことが原因で授業についていけないケースがあります。

【口コミあり】小学校の授業についていけない5つの理由

小学校の授業についていけない理由は、以下の5つがあげられます。

  1. 集中して授業を受けられる環境ではない
  2. 授業内容に興味を持てていない
  3. 授業内容が理解できていない
  4. 正しい勉強のしかたを知らない
  5. 理解できていないことを放置している

X(旧Twitter)での口コミとあわせて1つずつ解説するので、お子さんがどの項目にあてはまるか確認してみてください。

1. 集中して授業を受けられる環境ではない

ゆうた

クラスによっては、集中して授業を受けられる環境が整っていないケースがあります。

たとえば、以下のような状態です。

集中して授業が受けられない環境の例
  • 私語が多く騒がしい
  • 教室内を立ちまわる生徒がいる
  • いたずらをしてくる友達と席が近い など

また、授業の進行を妨げる生徒を個別で指導するために、先生が授業を中断することもあるでしょう。指導により授業時間が短くなれば、解説にあてる時間が短縮されてしまうため、授業時間内に学習内容を理解できないことにつながります。

クラスの授業中の雰囲気が、ついていけない原因になっているかもしれません。

2. 授業内容に興味を持てていない

授業が「楽しくない」「興味が持てない」などと感じているお子さんは、先生の話を聞いていないことが原因でついていけていない可能性があります。

ゆうた

また、聞いていたとしても「ただ聞き流している」状態になってしまい、授業内容を理解できていないことが多いです。

「どうして学ぶ必要があるのか」「もっと遊んでいたい」という気持ちが強いお子さんは、授業に興味を持てないことが原因で、ついていけなくなるケースがあります。

3. 授業内容が理解できていない

子どもの知識や経験が足りないことで、授業内容を理解できないことがあります。

ゆうた

初めて聞いた「用語」や「計算方法」は、難しく感じてしまうからです。

また、子どもによっては、文字が読めていないケースがあります。「漢字が読めない」「問題内容が理解できない」など、基本的な知識が備わっていないとしっかり聞いていたとしても授業を理解できません。

クラスの環境や授業を受ける態度に問題がない場合には、基礎知識が身についているかを確認してみましょう。

なお、国語が苦手な子どもには共通した特徴があります。詳細を知りたい方は、関連記事「【苦手克服】国語が苦手な小学生の特徴・理由4選!解き方のコツや勉強方法3つを紹介」をあわせてチェックしてみてください。

【苦手克服】国語が苦手な小学生の特徴・理由4選!解き方のコツや勉強方法3つを紹介 「うちの子はなぜ国語が苦手なんだろう」「国語の苦手を克服するためにはどうしたらいい?」「親としてできることは何があるだろうか」 ...

4. 正しい勉強のしかたを知らない

勉強が苦手な子のなかには、正しい勉強方法が身についていない子がいます。計画を立てて勉強できなかったり、問題を解く手順が理解できなかったりとスキルが不足しているケースです。

「わからないことがわからずつまずいている」可能性もあるので、親御さんが対処してあげる必要があります。なお、脳に授業内容を定着させるには、以下のような3ステップを踏むことが大切です。

学力向上までの3ステップ

解法を説明できるようになれば、授業内容がしっかり理解できていると判断できます。

ゆうた

親御さんはお子さんに「この問題どうやって解いたの?」と質問して、解法を説明してもらってください。

5. 理解できていないことを放置している

前の学年でしっかり理解できていないことが原因で、授業についていけなくなっている可能性があります。

ゆうた

とくに、算数は積み重ねが必要な教科のため、その年に理解しきれていないと翌年ついていけなくなる傾向にあります。

授業についていくことでいっぱいになっているのであれば、家庭で復習する時間を取ることが大切です。理解できていないことをそのままにしておくと、学年が上がった際に苦労することになるので、必ず攻略できるよう自宅での学習時間を確保しましょう。

算数の勉強法を詳しく知りたい方は、関連動画「【一撃で偏差値10アップ】中学受験の算数勉強法-テスト対策&苦手克服ノウハウ27選」がおすすめです。ぜひチェックしてみてください。

授業についていけない小学生ができる対策方法4選

授業についていけない小学生のお子さんができる対策は、以下の4つがあります。

  1. 個別指導塾に入る
  2. 基礎に戻って学習する
  3. 予習する習慣を身につける
  4. 得意科目に絞って学習する

お子さんにあわせて対応してあげてください。

1. 個別指導塾に入る

家庭で学習時間を確保することが難しい場合は、個別指導塾へ入ることを検討してみてください。個別指導塾では、お子さんにあわせた学習内容を考えてくれます。そのため、授業でわからなかったポイントをしっかり教えてもらえるのが魅力です。

ただし、個別指導塾まで通う必要があるので、習い事や部活などをしているお子さんはスケジュール管理が大変になるかもしれません。

そのような方は、私の公式LINEに登録することをおすすめします。

ゆうた

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2. 基礎に戻って学習する

ゆうた

「授業についていけない」ということは、問題のレベルがあっていないといえます!

そのため、一度基礎問題に戻って復習することが大切です。

また、算数であれば1つ前の学年で学習した内容を復習してみてください。積み重ねが必要な単元で授業がついていけないのであれば、前年にしっかり理解できていなかった可能性があります。

復習しても「しっかり理解できているか不安」なのであれば、YouTubeなどで公開されている映像学習を活用するのがおすすめです。目で見て耳で聞きながら学習できるので、テキストを眺めているよりも早く理解が進みます。

3. 予習する習慣を身につける

授業で扱う内容を、前日の夜などに予習しておきましょう。「昨日この問題解いたからわかる」「この言葉テキストで見たから知ってる」などと、授業がわかることに自信が生まれるからです。

「わからないから聞きたくない」と、授業へ参加したくなくなる気持ちを払拭できます。

ゆうた

予習する際には、教科書を音読してから基礎問題に取り組むようにしましょう。

4. 得意科目に絞って学習する

ゆうた

お子さんが得意な科目があるなら、まずは得意科目だけに集中して勉強してみましょう!

「わかる」または「できる」教科に絞って取り組むと、勉強する楽しさが理解できるようになります。目に見えてテストの成績が上がったなど、一度でも「伸ばす経験」を得られると苦手な科目も克服しやすくなるでしょう。

授業についていけない期間が長くなると、勉強が嫌いになってしまう可能性があります。モチベーションを下げないように、得意科目を伸ばしてから苦手科目に取り組んでみてください。

算数が苦手なお子さんには、関連記事「算数が得意になる方法5ステップ!学力別の対策や親ができるサポート3つを解説」で対策方法を紹介しています。ぜひあわせて読んでみてください。

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授業についていけない小学生の親御さんができる3つのサポート

授業についていけないと悩むお子さんを持つ親御さんができる対策は、以下の3つがあります。

  1. 勉強に集中できる環境を整える
  2. 理解できているかを確認する
  3. 一緒に勉強する

今日からできることもあるので、取り入れてみてください。

1. 勉強に集中できる環境を整える

家庭学習をする際に、子どもが集中できる環境を整えてあげましょう。たとえば、以下のような対策を取るのが効果的です。

集中できる環境を整える方法
  • 1時間でゲームの電源が切れるようにする
  • 子どもの部屋にマンガやスマホを置かない
  • 毎日決まった時間にテレビを消す

環境を整えることで、決まった時間に机に向かうことができ、予習・復習の習慣を身につけられます。

ゆうた

子どものやる気をコントロールするのは、たとえ塾の先生でも困難です!

親御さんが「宿題しなくていいの?」などと声をかける必要がなくなるので、ぜひ実践してみてください。

なお、関連動画「【簡単です】子どもにゲームをやめさせる方法|vol.011」では、ゲームを辞められない子どもにできることを詳しく解説しています。ぜひチェックしてください。

2. 理解できているかを確認する

ゆうた

アメリカの研究では、人に説明することで内容の90%が定着するという結果がでています。

子どもが学習した内容をしっかり理解できているかを確認するには、解法を説明してもらうのが最もおすすめです。

親御さんはお子さんに「どうやって答えにたどり着いたの?」と聞いてみてください。その際、解き方が間違っていたり、うまく説明ができなかったりする場合にはしっかり理解できていない可能性が高いので、もう一度復習することを促してあげてください。

解いたら説明してもらい、脳に記憶を定着させましょう。

3. 一緒に勉強する

お子さんが勉強している時間は、親御さんも学習してください。

ゆうた

資格取得に向けて問題集を解いたり、スキルを身につけるための読書をしたりなど、子どもに「努力している姿勢」を見せることが大切です。

また、子どもに勉強を促す際には「今日も勉強して本当によく頑張っているね」など、モチベーションアップするような言葉を使うことを心がけましょう。

授業についていけないお子さんは小学校ではなく家庭でのサポートが大切

授業についていけないお子さんは、家庭学習で対策を取ることが大切です。小学校では個別で対応してもらうことは難しいため、親御さんがサポートしてあげる必要があります。

勉強に集中できる環境を整えたり、知識が身についているかを確認したりしてあげてください。授業についていけない期間が長くなると、勉強が嫌いになってしまうことがあるので早めの対策が重要です。

とはいえ、お子さんにあわせた対応がわからないと悩む親御さんもいるでしょう。そのような方は、無料の個別相談会で悩みを聞かせてください。

ゆうた

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