こんにちはゆうたです。
今回は中学受験のスケジュール管理ノウハウ20選についてです。
今回紹介するのは私の生徒が第一志望校合格率91%と圧倒的な成果を出した
効果実証済みの具体的なノウハウです。
6年生の12月模試で偏差値40以下、合格可能性30%未満から偏差値56の中学校へ合格
6年生の10月模試で偏差値60前半、合格可能性50%未満から偏差値67の中学校へ合格
6年生の10月模試で偏差値50、合格可能性30%未満から偏差値58。倍率9倍の中学校へ合格
などなど大きく成績を伸ばし志望校合格者が続々と出ています。
実は、勉強が苦手で成績が低い生徒でも、スケジュール管理を正しい方法で行うことで成績は劇的に伸びるんですね
「でもスケジュール管理ってどうやるの?」
「ほとんど計画通りに進まなくて困ってる」
「塾から大量の宿題が出ていて大変」
皆さんのお悩みはわかっています。
そこで今回は、この記事1本にスケジュール管理について全てをつめこみました。
実際に合格した人のスケジュールも公開するので、これを真似するだけでいいんです。
そして下記の本当の姿を1つでも知らなければ、中学受験で確実に失敗してしまいます。
- 実は宿題をスケジュールに書き入れるのはNG
- むしろ宿題から先にスケジューリングする人ほど失敗する
- 実は塾の宿題を全てやろうとするのはNG
- あることをするだけで宿題は3分の1の時間で終わる
- スケジュールの立て方で勉強効率が16倍も変わる
- 実は勉強時間を減らす方が成績は伸びる
中学受験は毎日のスケジュール管理で決まります。
なぜなら、計画は1番重要な戦略であって地図のようなものだからです。せっかくお子さんが頑張っていても、地図が間違っていたらお子さんが可哀想ですよね?
スケジュール管理はこれだけ重要なのですが、99%の人は正しいやり方を知らないんですね。
これは何も親御さんが悪いというわけではありません。むしろ親御さんは1番大変なんです。毎日仕事や育児で忙しい中、中学受験のサポートも頑張っていますよね?
これは本当にすごいことなんです。
そんな皆さんに貢献したいからこそ本記事はこれまでで1番重要な記事になります。
しかし、ほとんどの方は私の記事を最後まで読まないでこれまでと変わらない伸び悩みの生活を続けることになります。本当に親御さんが知らないだけでお子さんの勉強効率が悪くなるので、必ず最後まで読んで無知による損失を回避してください。
- 1.計画を紙に書くと成果が10倍変わる
- 2.宿題をスケジュールに書き入れるのはNG
- 3.宿題よりも優先すべきことをスケジュールに書く
- 4.【重要】優先順位を決める方法
- 5.最小の努力で最大の結果を得る方法、第2象限
- 6.【16倍の差】伸びる子と伸びない子のスケジュールの違い
- 7.宿題を3分の1の時間で終わらせる方法
- 8.【99%の人が勘違い】正しい目標設定の方法
- 9.いつまでにどの科目で何点取るか決める【1科目に絞る】
- 10.高すぎる目標を立てるのはNG
- 11.子どもが本当に望む目標を立てる
- 12.目標と現在地とのギャップを分析する
- 13.【重要】ギャップを埋めるために何の教材をどのくらいやるかを決める
- 14.勉強時間を多めに算出する
- 15.1週間の予定の書き方6STEP
- 16.実はスケジューリングをするのはNG
- 17.よい計画の条件6選
- 18.【重要】毎日の時間管理術7STEP
- 19.Aのタスクに配点80点と書く
- 20.1日の終わりに計画通り実行できたか確認する
- 有料級特典プレゼント
1.計画を紙に書くと成果が10倍変わる
ハーバード大学の研究によると、目標や計画を紙に書いた人はそうでない人に比べて成果が10倍変わったという研究結果が出ています。
10倍というとイメージしにくいですが、スケジュール計画は必ず紙に書いた方がいいということです。
他にもスケジュールを立てる理由は
- 勉強効率が良くなるから
- 何をいつまでにやるかが決まってないとついサボってしまうから
- スケジュール管理が中学受験の合否を大きく分けるから
これらの理由が挙げられます。
また「親の私は算数とか理科の勉強のことはわからなくて」という方も、スケジュール管理のサポートは勉強の知識がなくてもできるので、ぜひ成果が10倍も変わるスケジュール管理のやり方を今回でマスターしてくださいね。
と思うそんな方に向けて
これから具体的なスケジュールの立て方について書いていきます。
2.宿題をスケジュールに書き入れるのはNG
ここで質問なのですが皆さんはどのようにスケジュールを立てていますか?
「宿題をいつやるかスケジュールに書き入れてますよ」
「何時からこれをやって次はこれをやるみたいに全部の宿題が終わるように計画を立てています」
今このように考えてしまった方、完全にNGです。
実は宿題をスケジュールに書き入れるのは全く意味がありません。
なぜなら
- 宿題の中にも重要なものと重要でないものがあるから
- 全てやろうとすると宿題の中でも重要な宿題が手薄になってしまうから
- 宿題よりももっと優先すべきことがあるから
これらの理由があるためです。
そもそも皆さん考えて欲しいのですが、スケジュールを立てるのは何のためですか?
- 宿題を終わらせるためですか?
- 塾の先生に怒られないためですか?
- 周りのペースに追いつくためですか?
今このように考えた方、残念ながらどれも違います。
大前提としてスケジュールは合格するために立てるものですよね?
つまり成績を伸ばすために立てるものです。
決して宿題を終わらせるためにスケジュールを立てるわけではないのです。
ここわかりますでしょうか?
「でも宿題を終わらせないと成績伸びないでしょう?」って思うかもしれませんが、そんなことはありません。
実は成績を伸ばすために宿題をやるのは重要ではないのです。
わかりやすく言うと、宿題を普通にやっても成績を伸ばすことには2割ほどしか影響しないということです。
「そんなことないでしょう?」と思うかもしれませんが、
その証拠に皆さん、これまで宿題を頑張ってきて全科目の成績は伸びたでしょうか?
答えはNoですよね?
ではなぜNoかと言うと
- 難易度が合っていないから
- 量が多くてこなすことが目的になってしまい定着しないから
- 必要ないものも宿題で出されるから
これらの理由があるので、宿題をやっても成績が伸びていないんです。
もちろん宿題をやって成績が伸びることもありますよ。しかしそれは、
- 難易度が合っていること
- こなすだけではなく完璧に定着すること
- 今のお子さんに必要なものだけ宿題に出されること
たしかにこれらの条件が揃えば、宿題をやることで成績が伸びます。
しかし集団塾などに通っている方はこれら3つの条件を満たす宿題が出ることはありません。なぜなら集団塾の構造的に1人1人の生徒にあった宿題をそれぞれ出すことはできないからです。
また集団ではなくて個別指導塾でも、その先生の実力がなければ全く効果のない宿題を出されてしまいます。
腹痛で苦しんでるのに頭痛薬を出されているイメージです。
だから成績を伸ばすために宿題をやることは効率的ではないんです。
「そうは言っても現実的に宿題はやらないといけないでしょ?」
「宿題をやってこないと塾の先生からもよく思われないし」
実際にはそう思う方も多いですよね?たしかに宿題をやらないと不安になりますし皆さんの気持ちは分かります。
そこで大事なことは、どの宿題をやれば最も効率的に成績を伸ばせるのか、重要な宿題とあまり重要でない宿題に分けてメリハリをつけることです。この優先順位が非常に大事です。
例えばSAPIXだと、
- 授業後のテキスト解き直し
- デイリーサピックス
- 漢字ドリル
- 語彙の暗記
- テストの復習解き直し
国語だけでもこれだけやることがあって、それが4科目分ありますよね?
「こんなに大量の宿題できないよ」って思いませんか?
やることが多くて大変なので
宿題の中でも重要なものと、あまり重要でないものに分けて、やっていく必要があるんです。
つまり、成績を伸ばすために重要なことと、宿題とが重なる部分を見極めて、ここに集中するべきなんです
優先順位で言うと、この重なってる部分が1番、成績を伸ばすために重要なことが2番、宿題が3番です。配点で言うと成績を伸ばすために重要なことが80点、宿題が20点です。
つまり宿題を普通のやり方で一通りやるのは、配点80点のところと配点20点のところを満遍なくやっている形なので、力が分散しているんです。理想は配点80点のところに80%の時間を割きたいですよね?
ここわかりますでしょうか?
皆さんテストをイメージして欲しいのですが、大問1の配点が80点、大問2.3.4.5の配点が合計20点だとした時に、
大問1から5までを10分ずつ解く人はいませんよね?
配点が高い大問1に40分の時間を割いて、残り10分で大問2から5までを解くはずです。
しかし、宿題を一通り終わらせようとする人は、大問1から5までを10分ずつ解いているんです。
3.宿題よりも優先すべきことをスケジュールに書く
そしてこの優先すべきことからスケジュールに書き入れていこうというのが、今回お伝えしたいコアメッセージになります。正直ここまでスケジュール管理をしている方はかなり少ないですし、これをやれば劇的に成績は伸びていきます。
ここまでを一旦まとめると、
宿題から先にスケジュールに書き入れるのはNG、なぜなら宿題の中にも重要なものと不要なものがあり、それを満遍なくやるのは非効率です。
具体的には、この2つの円の「成績を伸ばすために重要なこと」を優先してやるべき。
宿題を先に書き入れてしまうと、この優先してやるべきことができずに、忙しいのに成績が伸びない状況になってしまう。
だから宿題から先にスケジュールに書き入れるのはNGで、優先順位を見極めることが大事。
このように話してきました。
「でもその優先すべき重要なことってどう決めればいいの?」
「優先度が低い宿題もやらないといけないしどうしたらいいの?」
「そもそも成績を伸ばすために重要なことって何?」
皆さんこんな疑問ありますよね?
ではここから1番重要な優先順位の決め方について詳しく解説していきます。
4.【重要】優先順位を決める方法
1番重要な優先順位を決める方法について話します。ここ99%の人が知らずに損しているので注意して読んでください。
結論、優先順位を決める時は、パレートの法則を使うのが最も効率的です。なぜなら最小の努力で最大の結果を出せるからです。
パレートの法則とは、イタリアの経済学者パレートが提唱した法則で、20%の優先事項が成果の80%を生み出すというものです。
例えば、テストの得点80%は、全体の勉強量の20%によって生み出されるということです。これは過去問にも言えることで、志望校の過去問によく出る範囲というのは、中学受験で習う範囲の20%です。つまりこの20%を集中して勉強することで過去問の80%は取れるということです。
でもほとんどの人は無駄な80%のことをやっていて成果が得られません。私たち大人が優先順位を間違えてるせいで、子どもが無駄な80%をやっていたら可哀想ですよね?
つまり何が言いたいかというと、私たちがやることは、成果につながりやすい20%の優先事項は何かを見極めて、それを徹底してやるということです。
「でもその20%って何なの?」と思いますよね?
5.最小の努力で最大の結果を得る方法、第2象限
そこで意識すべきことは、第2象限です。
これは緊急度と重要度に分けた時間管理のマトリックスで、
「第1象限」は、緊急かつ重要なこと。
例えば、明日までにやらなければならない塾の宿題や、重要ではない宿題、学校の宿題などが入ります。
「第2象限」は、緊急ではないが重要なこと。
例えば、塾の授業を理解すること、苦手克服、説明してもらうこと、重要な宿題、過去問対策などが入ります。
「第3象限」は、緊急ではあるが重要ではないこと。
例えば、友達からの誘い、ゲームなどの息抜き、休憩などが入ります。
「第4象限」は、緊急でも重要でもないこと。
例えば、ダラダラとスマホを眺めたり、ボーッとする時間などが入ります。
そしてこれは1番重要なことなのですが、第2象限の部分が20%の優先事項となって、配点80点となります。一方、第1象限の配点はたった20点しかありません。
でも私たちはつい緊急のことからやってしまいますますよね?
ただ結論としては、第2象限のことを徹底的にやってください。なぜなら成果につながる配点が高いですし、これをやらないと第1象限に追われるからです。
つまり、第2象限は事前対応の領域、第1象限は事後対応の領域になるんです。
例えば、授業を理解しないから宿題が多くなって宿題に追われる、説明してもらうことをしないで定着しないから前の範囲からやり直しになる、みたいになってしまいます。これ皆さんも経験ないですか?
だから第2象限をやって事前対応して事後対応に追われないことが大事なんです。虫歯もそうです。定期的なクリーニングや毎日の歯磨きなどの事前対応をしていないと、虫歯になって歯医者に行くという事後対応に追われてしまいますよね?
これは勉強でも全く同じなんです。
6.【16倍の差】伸びる子と伸びない子のスケジュールの違い
ここで伸びる子と伸びない子のスケジュールの違いを解説していきますが、
もし皆さんの中で「たくさんの宿題に追われていて頑張っているのに成績が伸びない」という人がいたら、完全にヤバいです。
なぜなら、成績が伸びない子はL字型の行動をするからです。
例えば、まず宿題をする、疲れたら友達と遊んだりゲームで息抜きをする、その次にボーッとしたり無駄な時間を過ごすということです。
しかし、第一象限の宿題しかやっていないので配点は20点だけで全く成果は出ないのです。
つまり、配点80点もある第2象限を事前対応していないので、第1象限でやることが多くなって事後対応で大変になる。
でも宿題をやっているから忙しいし疲れるわけです。疲れるわりに成果にはつながらないのです。
これわかりますでしょうか?
「うわ、まさにうちの子だ」と思った方、安心してください。
多くの人はこの事実に気づかずにいるのですが、勉強熱心な皆さんは今日気づくことができたので大丈夫です。
ここから変えていけばいいだけですから安心してくださいね。この記事をここまで読んでいる時点ですごいです、多くの人はここまで記事で学んだりしないですから。ここから具体的な解決策も話していくので一緒に頑張りましょう。
つまりこのL字型の行動をしているお子さんは要注意だということです。
一方、成績が伸びる子はZ字型で行動します。
例えば、まず宿題をしてから、苦手克服や説明することをして完璧に定着するのです。そしてゲームをしてダラダラするという流れです。
完璧に定着すると宿題も少なくて済みますし、前の範囲の復習もちょっとでいいですよね?
配点80点もある第2象限で事前対応しているので、第1象限でやることが少なくて済むんです。だからそれほど大変じゃないのに成績が伸びていきます。
たまに勉強しないで成績いい子いませんか?その子はこれが理由です。
何が言いたいかというと、成績が伸び悩んでいる子は第2象限のことを徹底的にやるべきだということです。
伸びる子は20%の時間で成果の80%を出しますが、伸びない子は80%の時間で20%の成果しか出せてません。これって16倍の差がありますよね。
この時間の使い方が伸びる子と伸びない子の大きな違いなんです。
7.宿題を3分の1の時間で終わらせる方法
もしかしたら「宿題に追われていて第2象限をやる時間がない」「塾からの宿題が大量でどうしても第1象限に追われてしまう」
そんな方もいるかもしれません。
たしかに中学受験は塾からの宿題も多く出されますし、大変な気持ちはよくわかります。
ではここで質問なのですが、なぜ宿題に追われて余裕がないのでしょうか?ここ少しイメージできますか?
それは第1象限の宿題からやっているからです。
もし3時間勉強するなら3時間を第1象限に使うのではなく、まず2時間を第2象限に使い、残り1時間で第1象限の宿題を終わらせるべきです。
つまり、今日から宿題をやる時間を3分の1にしていきましょう。
「でもそれだと宿題終わらないですよ?」と思うかもですが、これ実際にやってみると案外終わるものです。
なぜなら宿題を3時間でやるというのは本来1時間で終わるものも3時間かかってしまうパーキンソンの法則が働いているからです。パーキンソンの法則というのは、仕事は完成までに利用可能な時間を使い果たすように拡大するという法則です。
わかりやすく言うと、私たちも「この仕事1時間で終わらせといて」と言われたら1時間で終わらせますが、「この仕事3時間で終わらせといて」と言われたら3時間かかってしまいますよね?
つまり本来1時間で終わる内容でも期限に合わせて3時間かかってしまうんです。
これは勉強でも言えることです。
だって皆さんも子どもに対して
「もっと効率的に勉強できるんじゃない?」と思ったことありませんか?
これは、本来1時間で終わる宿題が3時間かかってしまい、パーキンソンの法則が働いているからです。
3時間ダラダラと宿題をするよりも、1時間で宿題を終わらせて、他の2時間で重要なことをやる方がいいですよね?
だからまずは第2象限のことからやるべきです。そうしないと事後対応に追われてしまい、頑張っているのに一生成績は低いままになってしまいます。
「うちは大変で忙しいのに成果が出ない」「宿題もなんとかこなして頑張っているけど成績が伸びない」
そんな人は第1象限に時間を割いてしまっているからです。
この時間の使い方を変えない限り成績が伸びることはないので、今宿題に追われている人も第2象限から先に時間を確保して残りの時間で宿題を終わらせるようにしましょう。
ここまでをまとめると、優先順位を決める方法は成果につながる20%の優先事項を見極めることが大事、その20%というのは第2象限のこと。
第2象限をやることで事前対応できるようになる、宿題などの第1象限に追われて時間が取れないという人は、まずは第2象限から先に時間を割いて、残りの時間で重要でない宿題などを終わらせるといい。
時間の使い方で成績は変わるので、最小の努力で最大の結果を出すためにこの第2象限を徹底的にやりこむことが大事。
このように話してきました。
「でも第2象限って具体的に何をすればいいの?」
「苦手克服とか完璧に定着することって言うけど何をやればいいの?」
「たくさんの宿題の中で重要な宿題をどう見分けるの?」
まだ皆さんこんな疑問ありますよね?
結論からいうと、第2象限には目標達成に役立つものが入ります。
つまりお子さんの目標と現在地によってやるべきことが変わるということです。
ではここから目標設定のやり方について話していきます。
8.【99%の人が勘違い】正しい目標設定の方法
では目標設定の方法について話していきますが、
「目標設定なんて知ってるよ」
「何をいつまでにやるか決めるやつでしょ?」
今こう思った人の99%がやり方を間違えてしまっています。
もし皆さんの中に
- これまで目標を達成できなかったことがある
- 計画通りに進まなくて困ってる
- 目標を立てるだけで満足してしまう
この中で1つでも当てはまる方は、100%目標設定のやり方を間違えてしまっています。今回で正しいやり方をマスターしましょう。
ズバリ正しい目標設定のやり方は
- いつまでにどの科目で何点取るか決める
- レベルに合った目標を立てる
- 子どもが本当に望む目標を立てる
この3つです。
9.いつまでにどの科目で何点取るか決める【1科目に絞る】
まずはいつまでにどの科目で何点取るかを決めましょう。
例えば
3月26日の模試で算数で80点取る
3月31日の確認テストで国語で70点取る
などを決めてください。
日付、科目、点数
これらを明確にすることで達成する目標になります。まずは1科目から決めましょう。
悪い例としては
- 次の組分けテストで算数の偏差値60をとる
- 来週の確認テストで国語で平均点超える
- 理科と社会で偏差値60を取れるように頑張る
これらはNGです。
- 来月とか来週とかではなくて明確な日付にすること
- 偏差値だとわかりにくいので点数にすること
- 平均点だと曖昧なので明確な点数にすること
- まずは1科目の目標に絞ること
これらに気をつけてください。
10.高すぎる目標を立てるのはNG
次に注意したいことは、自分のレベルに合った目標を設定することです。
たまに「次は絶対に100点とる!」みたいに高すぎる目標を立てる子がいますが、残念ながらこれはNGです。
まあ私も目標は高く掲げたいタイプだったので気持ちはわかるんですけどね。
ただ、目標達成するためには自分のレベルに合った現実的な目標を設定することが大切です。
「でも自分のレベルに合った目標ってどう立てるの?」
そんな方におすすめなのは、理想と最低限の中間目標を立てることです。
例えば、
お子さんに「理想的な目標はどのくらい?」と聞いて「100点を取る!」と返ってきたとします。
そうしたら「最低限の目標はどのくらい?」と聞いてください。
もし現在の実力が60点程度なら、「最低60点は取りたい」ということになります。
そうしたら100点と60点の中間の80点が自分のレベルに合った目標となります。ぜひ理想と最低限の中間点数を目標にしてください。
11.子どもが本当に望む目標を立てる
次は子どもが本当に望む目標を立てることです。
これをやってる人はいないと思いますが
「次は90点取りなさい」
「次のテストでは偏差値60を超えないとダメだよ」
と親が一方的に決めてしまうのはNGです。
この前、私と対談した駒場東邦中学に合格したママさんも「目標も計画も子どもに立ててもらっていました」と話していました。
そう、お子さん自身が本当に望む目標を立てることで達成できるんです。なぜなら一貫性の法則が働くからです。
一貫性の法則とは、自分の行動や発言を一貫性のあるものにしたいという心理的な法則です。
例えば皆さんも、「今は時間に余裕があります」と言ってしまい「じゃあこの仕事やっといてよ」と頼まれると「うわー仕事増えて嫌だけど、時間に余裕があるって言ったし断れないからやるか」みたいに、仕事を断れずに引き受けてしまったことありませんか?
これは自分の発言と行動を一致させる一貫性の法則が働いているからです。
ですからお子さん自身に本当に望む目標を立ててもらい、自分で決めてもらうことが大切なんです。
「でもうちの子は目標がなくてやる気もない」という方もいますよね?
そんな方は子どものやる気を引き出す心理メカニズムを解説したこちらの動画を見てください。
実際に勉強嫌いだったお子さんが、休みの日に友達とカフェに行って勉強を教えてあげるくらい勉強が好きになりました。
ぜひお子さんのやる気や主体性に困っている方はこの動画で話している内容を実践してみてください。
ここまでをまとめると
- いつまでにどの科目で何点取るか決める
- レベルに合った目標を立てる
- 子どもが本当に望む目標を立てる
正しい目標設定のやり方はこちらの3つになります。
12.目標と現在地とのギャップを分析する
次に、目標と現在地の「ギャップ」を出します。
ここまで目標を立てましたよね?
仮に
「3月26日の模試で算数で80点取る」という目標を先ほど設定したとします。
現在の実力が60点なら20点の差があります。この「ギャップ」を分析して、埋めるために必要なことを明確にしていきます。
例えば、
算数で20点分を伸ばす。20点伸ばすためには
「大問1の計算は満点」4点✖️2問正解で+8点
「大問2、3、4の⑵まで正解する」4点✖️3問正解で+12点
このようにどの問題を正解すればいいか具体的に決めていきます。
模試の問題などを見ながらやると効果的ですね。
同様に、
「3月26日の模試で国語で70点取りたい」という目標を設定した時も、現在地55点、残り15点伸ばすには
「漢字は満点とる」2点✖️3問正解で+6点
「物語で選択肢の問題は全て正解する」3点✖️3問正解で+9点
このように決めていきます。
13.【重要】ギャップを埋めるために何の教材をどのくらいやるかを決める
そして次に達成するために必要な教材を決めていきます。ここが最も重要なので何度も聞いてください、ここさえできたら目標は達成できます。
まずは、お子さんに「何の教材を勉強すれば達成できるか」を質問し、その答えを一緒に見つけましょう。
先ほどの例で言うと
算数で20点伸ばすためには
「大問1の計算は満点」
「大問2、3、4の⑵まで正解する」
ここまでを決めましたよね?
そしたら「何の教材を勉強すれば達成できるか」を考えていきます。
お子さんと相談しながら
「模試の問題って計算ドリルやテキストの標準問題と似たような問題が出るよね」という形で、出題される問題から逆算していき、
だから算数20点取るために計算ドリル10ページとテキスト標準問題6ページを2周やる、みたいに決めていきます。
つまり、3月26日までに
計算ドリル10ページと
テキスト標準問題6ページを2周やる。
「大問1の計算は満点」
「大問2、3、4の⑵まで正解する」
これらを達成できて20点伸ばせる。
そうすると算数80点を達成できる。
逆算するとこのような流れになりますよね?
つまり、3月26日までに
計算ドリル10ページと
標準問題6ページを2周やれば勝ちなんです。
もしかしたら「20点伸ばすには大問2、3、4の⑵まで正解するみたいに判断できない」「何をどのくらいやったらいいのか決められない」「宿題とのバランスはどうすればいいの?」
こんな風に個別での疑問もありますよね?
たしかに、ここの分析や判断はお子さんの状況によって変わるので一概には言えません。
なのでもし可能であれば個別で講師に相談することがおすすめなのですが、
「周りに相談できる人がいないな」
「集団塾の講師には相談しにくいな」
という方は、後ほど私と1対1で相談ができる「プレゼント」があるので、この記事の最後に発表するプレゼントを見逃さないでください。
話を戻すと、ここまでで
算数で80点取るには
3月26日までに
計算ドリル10ページと標準問題6ページを2周やればいいと出せましたよね?
そうすると「宿題で出されている応用問題は特に必要ないな」と気づけると思います。
もちろん宿題で計算ドリルや標準問題が出されていれば、それらをやる意味はありますが、不要なものが出されてることもあるので、目標達成に必要なものを優先的にやりましょう。
ここでNGなのが、「算数80点を取るために計算ドリルと標準問題をやるべきだけど、宿題の応用問題からやらないと」みたいに重要な第2象限よりも、緊急の第1象限を先にやってしまうことです。
意外とこれやっている方多いんですね。
そうならないためにも応用などの不要な宿題は、塾の先生に相談して減らしてもらうか、答えを参照しながら短時間でやることがおすすめです。塾の先生にコンタクトを取ることで、適切な調整が行われる可能性もあります。ぜひ塾の先生に相談してくださいね。
つまり、成績を伸ばすためには、優先順位として、2つの円を意識しながら
①まず成績を伸ばすために重要なことと宿題が重なる部分から先に行う
次に、
②成績を伸ばすために重要なこと、
③そして最後に宿題という順番でやっていく
こうすると成績が伸びていきます。やるべきことを先にやらないと、絶対に成績は伸びません。
14.勉強時間を多めに算出する
次に先ほどの計算ドリル10ページと標準問題6ページ2周にかかる時間を算出します。
お子さんに「計算ドリル1ページで何分かかる?」と聞いてみてください。この時採点や見直しなども含めた時間を多めに算出します。
すると計算ドリル10ページには150分、テキスト標準問題6ページには120分かかると想定できたとします。ここは余裕も持って多めに時間を算出しましょう。
つまり270分を確保すれば目標達成できるということです。
15.1週間の予定の書き方6STEP
次にウィークリーシート(週間シート)を使って1週間のスケジュールを書いていきます。
「1週間のスケジュールはもう書いてるよ」と思うかもしれませんが、普通のやり方で書いても失敗します。
私もこれまで色々と試してきましたが、このウィークリーシートが最も成果が出ます。
概要欄から印刷できるので必ずこのシートを使ってください。
アイコンをクリックして公式ラインを登録し、「計画」と打ち込むと配布されます。
ではこのウィークリーシート(週間シート)の書き方6ステップは
- 直近の目標点数を書く
- 今週やるべきことを書く
- 日付を書く
- すでに埋まっている学校や塾や習い事などの時間を埋める
- 空いてる時間に重要なことやるべきことを書き入れていく(第2象限)
- 余ったところに重要でない宿題などを書き入れる(第1象限)
この流れで1週間の予定を書いていきます。具体例を出しながら説明していきますが、その前に
ここで1番重要なことを説明します。
16.実はスケジューリングをするのはNG
皆さん1週間の予定を書き入れてスケジューリングをすることは今後一切やめてください。
なぜならスケジューリングではなく、プランニングをすることが大事だからです。
そもそも
★スケジューリングとは、予定を書き入れて管理すること
★プランニングとは、理想の未来を作り出すために効果的な時間管理をすること
これらの違いがあります。
わかりやすく言うと、
スケジューリングは、「宿題が多くて大変だな、とりあえず何時から何時までこれをやらないと」みたいに目標を意識せずに受動的であるのに対して、
プランニングは、「今の目標に必要なのはこれだな、この宿題は特に重要だから何時から何時までに終わらせよう」みたいに目標を意識して能動的であることが大きな違いです。
多くの人はスケジューリングをやっていますが、これでは成績は伸びません。
成績が伸びる人はプランニングをしているんです。この違いわかりますでしょうか?
アメリカの時間管理の専門家であるチャールズ・ホッブス博士は「時間とは連続して起こる出来事の出現である」と定義しています。時間と出来事は切り離せないものであり、時間管理は出来事管理であると
つまり、目標を達成するための出来事を管理してしていくことが重要なのです。
ですから理想の未来を作るために必要な出来事管理をしていくイメージで1週間の予定を立てていきましょう。
ではウィークリーシート(週間シート)の具体的な書き方を解説します。
- 直近の目標点数を書く
- 今週やるべきことを書く
- 日付を書く
- すでに埋まっている学校や塾や習い事などの時間を埋める
- 空いてる時間に重要なことやるべきことを書き入れていく第2象限
- 余ったところに重要でない宿題などを書き入れる第1象限
①直近の目標点数のところに、「3月26日の模試で算数で80点取る」と書きます、日付、科目、点数を具体的に書きます
②次に今週やるべきところに「計算ドリル10ページ(150分)と標準問題6ページ2周(120分)」と書きます。どの教材を何ページ何分やるかを具体的に書きます。
③次に日付を書きます。
④学校や塾や習い事などすでに埋まっている時間をこのように書き入れます。
⑤そして空いた時間に今週やるべきことを書いていきます。
第2象限のこと重要な宿題などを優先的に書き入れていきます。
何時から何時まで何を何ページやるかを書くといいです、算数2時間とかはNGです、具体的にすればするほど達成できるようになるので注意してくださいね。
⑥そしてその他の時間に第1象限あまり重要ではない宿題などを書き入れていきます。
このように目的を忘れずに、目標達成に必要なことを先にスケジュールに記入していくことが大切です。
これは多くの人がやってしまうのですが、目的を忘れて計画を作ることは意味がないんです。たくさんの宿題を全て終わらせるようにスケジューリングすることは絶対にNGです。
それでは目的地を設定せずに車を走らせているようなものです。
1週間でどんなことをしたいか、1週間後にどんな自分になりたいかを考え、そのために必要な時間を確保することが重要です。これが時間管理術です。
スケジューリングではなく、プランニングをする方法がわかりましたか?
17.よい計画の条件6選
ここまでを聞いて
「1週間の予定の立て方はわかったけどうまくいくか心配だな」「これまで計画通りに進まなかったから今回も無理かも」
そう思っている方もいませんか?
そんな方はよい計画の条件6選に合わせてスケジュールを立てると解決します。
- 現実的であること
- お子さんの管理下であること
- プロセスを確認できるものであること
- 即取り組めるものであること
- 合格という長期目標から逆算して効果的なものであること
- 点数に焦点を合わせずプロセスに焦点を合わせること
それぞれ解説していきます。
■現実的であること
これは、高い目標と最低限の目標のバランスをとることを意味します。
■お子さんの管理下であること
例えば、算数で20点伸ばすと決めるのではなく、2時間で算数4ページを勉強すると決めることです。
■プロセスを確認できるものであること
例えば、1ヶ月で偏差値5伸ばすことではなく、毎日計算ドリル2ページとプリント1枚やって記録することが良い例です。
このようにプロセスを確認できるものであることが、計画の立て方にとって非常に重要であり、多くの人がここで間違えています。
■即取り組めるものであること
例えば、国語の苦手を克服することではなく、1週間後までに国語の問題集を14ページやることが良い例です。このように、1日に何ページ進めるみたいに即取り組める具体的なものにすることが大事です。
■合格という長期目標から逆算して効果的なものであること
例えば、既に90点を取っている算数を伸ばすことは、伸びしろが少ないためNGです。得意な算数から始めたいという気持ちはわかるのですが、合格するためには伸びしろのある50点の国語を70点まで伸ばすことが大切です。
■点数に焦点を合わせずプロセスに焦点を合わせること
例えば、算数で偏差値60取ることではなく、基礎問題と計算問題を満点にするために毎日計算ドリル2ページとテキスト基本問題2ページやる、これには1時間かかる。
このように計画は、結果ではなくプロセスを重視することがより効果的です。
「計画通り進めなくて困っている」という方は、ぜひ参考にしてみてください
ここまでをまとめると
目標を設定して、やるべきことを出したら、1週間のスケジュール表に書き入れていきます。
- 直近の目標点数を書く
- 今週やるべきことを書く
- 日付を書く
- すでに埋まっている学校や塾や習い事などの時間を埋める
- 空いてる時間に重要なことやるべきことを書き入れていく第2象限
- 余ったところに重要でない宿題などを書き入れる第1象限
スケジュール表は、この6ステップのやり方で書いていき、宿題に追われて予定を書き入れるスケジューリングではなく、目標から逆算して重要なことを書き入れるプランニングをすることが重要です。
つまり達成するために必要な出来事管理をしていくことが達成の秘訣になります。
計画通りに進まないという方は
- 現実的であること
- お子さんの管理下であること
- プロセスを確認できるものであること
- 即取り組めるものであること
- 合格という長期目標から逆算して効果的なものであること
- 点数に焦点を合わせずプロセスに焦点を合わせること
よい計画の条件6選に気をつければ計画通りうまくいく。
このように話してきました
18.【重要】毎日の時間管理術7STEP
1週間の予定が立てられたら、
1日のやることリストを書いて、時間の使い方を管理していきます。
皆さんも「1週間の予定は書けるんだけど毎日の実行ができない」と悩んでませんか?
どんなによい計画を立てても毎日実行できなければ全てが無駄になってしまいます
この部分も重要なのでぜひ何回も読んで理解してください。
まずは毎日勉強を始める前や前日の夜に、以下の手順でやっていきます。
- 今日やるべきことを書き出す
- 今の目標は何か?そのために今日何をするべきか?自問自答する
- ABCの優先順位をつける
- Aの中でも1.2.3と優先順位をつける
- その勉強にかかる時間を書く
- Aのタスクに80点、Bのタスクには20点と書く
- Aのタスクから先にスケジュールに書き入れる
こちらの7STEPです
それぞれ解説していきますね。
公式LINEからこちらのデイリーシートを受け取ってくださいね
アイコンをクリックして公式ラインを登録し、「計画」と打ち込むと配布されます。
①今日やるべきことを書き出すというのは
計算ドリル2ページ、算数の課題プリント3ページ、漢字ドリル2ページ、学校の宿題、算数の苦手な食塩水の復習3ページ、理科のテスト範囲の暗記10ページなどを書いていくことです
この時、必ずページ数を書いて定量化できるものにしてください。
②次に、今の目標は何か、そのために今日何をするべきかと自問自答していきます
例えば、「今の目標は何か?3月26日の模試で算数で80点取ることだな。そのために今日何をすべきか?算数の苦手克服と課題プリントをやろう」みたいな感じで目標から逆算していきます。
③そして、その目標達成に必要なものからA, B, Cと優先順位をつけていきます。Aは重要なこと(第2象限)、Bは緊急なこと(第1象限)、Cはあまり重要でないことです。
例えば
- A計算ドリル2ページ
- A算数の課題プリント3ページ
- A算数の苦手な食塩水の復習3ページ
- B漢字ドリル2ページ
- B学校の課題
- C理科のテスト範囲の暗記10ページ
このように優先順位を決めます。
④もしAやBが2つ以上あった場合、それらに優先順位をつけます。
✅リスト
- A3計算ドリル2ページ
- A2算数の課題プリント3ページ
- A1算数の苦手な食塩水の復習3ページ
- B1漢字ドリル2ページ
- B2学校の課題
- C理科のテスト範囲の暗記10ページ
こんな感じになりますね。
⑤次に、その勉強にかかる時間を書きます。
- A3計算ドリル2ページ、30分
- A2算数の課題プリント3ページ、30分
- A1算数の苦手な食塩水の復習3ページ、45分
- B1漢字ドリル2ページ、10分
- B2学校の課題、20分
- C理科のテスト範囲の暗記10ページ、60分
このようにタスクの右側に時間を書いていきましょう。
19.Aのタスクに配点80点と書く
⑥そしてここが1番重要なのですが、Aのタスクには80点と配点を書いて、Bのタスクには20点と書きます。
A3計算ドリル2ページ、30分
A2算数の課題プリント3ページ、30分
A1算数の苦手な食塩水の復習3ページ、45分
B1漢字ドリル2ページ、10分
B2学校の課題、20分
C理科のテスト範囲の暗記10ページ、60分
つまりAのリストを終わらせなければ、今日は80点の失点となります。逆にAのみを終わらせれば80点を取ることができ、今日1日の合格点を取ることができます。
⑦だから、Aのタスクから先にスケジュールに書き入れましょう
例えば、3月26日の模試で算数の偏差値60を取るという目標がある場合、算数で80点を取ることが必要ですよね?
まずは算数の苦手な食塩水の復習3ページ、算数の宿題プリント3ページ、計算ドリル2ページから始めて先に終わらせることが大事です。
もちろんBの課題もやらなければなりませんが、配点が20点しかないので、短時間で終わらせることが大事です。
このように時間配分を書いていきましょう。
1番重要なことは、常に目標を意識してそのための出来事管理をしていくということです
たまに「算数だけじゃなくて国語もやらないと」みたいに複数の科目の目標を掲げる人がいますが、これはNGです。
なぜなら、思考が分散して目標の達成率が下がるからです。
たしかに他の科目もやりたい気持ちはわかります。
ただ、算数も国語も理科も同時に進めると、どれも中途半端な完成度になって、「結局どの科目も伸びなかった」みたいになってしまいます。これ皆さんも経験ありませんか?
もちろん受験直前期は1科目に絞ることもできないので、慣れてきたら複数の科目の目標を掲げてもいいのですが、慣れるまではまず1科目に絞ってやるべきです。
1科目が伸びると勉強のやり方がわかるので、他の科目も伸びていくものです。そもそも1科目も伸びない人が2科目伸びるはずがないですからね。
20.1日の終わりに計画通り実行できたか確認する
そして1日の終わりには、実際に計画通りに行われたかを振り返りましょう。
時間の横に実際の時間の使い方を記録することで、計画と実行が一致したかを確認することができます。また、お子さんが好きなスタンプを買ってモチベーションを上げることもおすすめです。
例えば、Aのタスクを計画通りに進めて80点以上を取った日には、お気に入りのスタンプを押せるというルールです。これはご褒美のような形になり、実際にこれでモチベーションが上がった子もいます。
ここまで目標から計画を立てて日々の実行までのやり方を一通り解説してきましたが、
いざ実践するとなるといろいろな悩みや不安が出てきますよね?
- 親と一緒に決めてもなかなか計画通りにいかない
- うちはSAPIXに通っていて宿題も大量に出るしどこから手をつけていいかわからない
- 今のうちの子に必要なものと不要なものってどう見分けるの?
- うちの子にあった優先順位の決め方がイマイチわからない
- 勉強を始めるまでが遅くて計画通りに進めるコツを教えて欲しい
- 本当にこの勉強のやり方で合ってるのかな?
- 成績が伸びないのは親の計画が間違っているからなのかな?
- うちの子は宿題で出されたもの以外やりたがらない
- ゲームや休憩などのバランスはどうすればいいの?
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ここまでお読みいただきありがとうございます。
では今日の記事で大事な部分をまとめます。
宿題から先にスケジュールに書き入れるのはNG
なぜなら宿題よりも優先すべきことをやらないと成績は伸びないからです。
その優先すべきことは成果の80%を作る20%のことで、第2象限を徹底的にやることで成績は伸びていきます。
その優先すべきことというのは目標達成に役立つもので、お子さんに合った目標設定をして、計画を立てて、1週間の予定に重要なことから書き入れていくプランニングをすることが大事、そして毎日の時間管理術7STEPに沿って、毎日やることを紙に書いて優先順位をつけて実行していく。
このように話してきました
今日の話は親御さんがするサポートの中で最も重要なスケジュール管理についての完全保存版です、ぜひ何度も繰り返し読んで復習してみてください。
次回も皆さんとお子さんの未来が明るくなるように、めちゃくちゃ濃い記事を予定しています。
Youtubeでも説明していますのでより深く理解したい方はご覧ください。