「どうして塾をやめたいと言い出したのだろう?」
「塾をやめたいと言われたらどのように対応したらいい?」
「退塾すべきかの基準が知りたい」
塾に通っているお子さんが塾をやめたいと言い出した時に、どのように対処すればよいか迷う親御さんは多いでしょう。特に、中学受験を控えているなら、本当に塾をやめさせていいのか判断に困ることがあるかもしれません。
お子さんが塾をやめたい理由をしっかり聞いたうえで、判断することが大切です!
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
- 子どもが塾をやめたいと思う理由
- 塾をやめたい子どもにすべき親御さんの行動
- 親御さんのNG行動
- 塾をやめるべきかの判断基準
塾をやめたいとお子さんが言っていて悩んでいる親御さんは、最後まで読んで参考にしてください。
YouTubeでは、勉強にやる気のなかったお子さんが主体的に学ぶようになった方法を紹介しているので、視聴してみてください。どのような方法でお子さんが塾に通うようになったかについてを親御さんとの対談形式で解説しています。
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子どもが塾をやめたいと思う理由3選
子どもが塾をやめたいと思う理由には主に以下の3つが考えられます。
- 勉強についていけない
- やる気がでない
- 先生や塾の雰囲気とあわない
それぞれ詳しく解説します。
1.勉強についていけない
中学受験の内容が難しくて、集団塾の授業についていけていないケースです。
学校の勉強とは異なるので、つまずいてしまうお子さんが多いです!
集団塾の中には学校の予習を中心に行うところがあるので「学校の勉強は楽しいけど塾の勉強はつまらない」と、感じるお子さんはいます。
また、塾で置いていかれたと感じる場合、子どもの多くは以下の2タイプに分かれます。
- 頑張らなければいけないと精神的に追い詰められるタイプ
- 塾から逃げたいと反発するタイプ
お子さんがどちらのタイプかを見極めて、今後の対応を検討することが大切です。
2.やる気がでない
体力や気力がなくて、勉強に対してやる気がでないお子さんがいます!
学校の放課後に部活をしている場合や塾以外の習い事をしている場合には、体力や気力がなくなっている可能性があります。
塾に通うのにはエネルギーを要するので、体力がないお子さんは部活や他の習い事を調整する必要があるでしょう。
なお、このタイプのお子さんには以下のことを試してみるのがおすすめです。
- 夜早く寝る
- 塾に行く前に仮眠をさせる
- 寝る前のスマホやテレビを控える
体力や気力が回復することで勉強に対してのやる気がでてくる場合があるので、お子さんの様子をしっかりと観察しておきましょう。
3.先生や塾の雰囲気とあわない
先生や塾の雰囲気とあわないと感じる場合に、塾をやめたいと思うお子さんがいます。
たとえば、早稲田アカデミーでは「みんなで一丸となって勉強に取り組む」といった、熱血的な指導が特徴ですが、子どもによっては雰囲気に合わないと感じる場合があるでしょう。
また、面倒見のよさは塾によって異なり、苦手な分野をフォローしてくれたり、一緒に模試の振り返りをしてくれたりする塾があります。
自分の性格やサポートしてほしい内容があっていない場合には、お子さんは塾をやめたいと思ってしまいます!
関連記事「【知らないと損】中学受験の塾選びで失敗しない判断基準9選!塾があわない際の対処法を紹介」でも失敗しない塾選びについて解説しているのでぜひご覧ください。
塾をやめたい子どもにすべき親御さんの行動3選
塾をやめたい子どもにすべき親御さんの行動には以下の3つがあります。
- 子どもの話を怒らずに聞く
- やめてどうしたいのかを確認する
- これまでの成果を明確にする
それぞれ詳しく解説します。
1.子どもの話を怒らずに聞く
塾をやめたいとお子さんが言った場合には、まずはお子さんの話を怒らずに聞くようにしましょう。
家事や仕事をしている手を止めて、お子さんとしっかりと向きあって話を聞く姿勢を取ってください。話を途中で止めたり否定したりせずに、お子さんの思いをすべて吐きださせるのがおすすめです。
親御さんの意見を言いたくなるかもしれませんが、まずは傾聴することが重要です。
なお、親御さんが話を聞いてあげるときは、以下のポイントを意識しましょう。
- 傾聴する
- 支援する
- 励ます
- 尊敬する
- 信頼する
- 受容する
- 意見の違いを交渉する
子どもに寄り添った対応が求められます。
2.やめてどうしたいのかを確認する
塾をやめて、どうしたいと考えているかを確認しましょう。
「別の塾を探してみたい」「自分のペースで勉強したい」「部活や習い事をもっとやりたい」など、お子さんによって希望が異なる可能性が高いからです。
また、勉強をしたくないからやめたいと言っているお子さんがいるかもしれません。中学受験を考えている場合には、受験するかの判断を今一度親子で話し合う必要があります。
3.これまでの成果を明確にする
塾に通って成果がでたのか、でなかったのかを親子で明確にしましょう。
塾をやめたいと思っているお子さんは自信を喪失しており、塾に通った成果に気づいていない可能性があります!
塾に通うことで成績が伸びなかった場合にも、勉強する習慣がついていたり、知らないことを自分で調べる習慣がついていたりなど、子ども自身が成長しているケースがあります。
成績以外の成果にも着目し、変化を伝えてあげましょう。
とはいえ「塾をやめたいと言う子どもにどのように対応したらよいかわからない」という親御さんがいるかもしれません。そのような方は、私の公式LINEを登録してみてください。
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塾をやめたい子どもにはしないで!親御さんのNG行動3選
ここからは、塾をやめたいお子さんに対しての親御さんのNG行動について紹介します。
- 気持ちを否定するような発言をする
- 無理に塾に通わせる
- 塾にクレームを入れる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.気持ちを否定するような発言をする
お子さんの気持ちを否定するような発言をするのはやめましょう。「塾をやめたい」と言っているお子さんの気持ちを受け入れて、話は傾聴することを意識する必要があります。
なお、ネガティブになっている子どもに対して、以下のような行動はしないようにしてください。
- 批判する
- 責める
- 文句を言う
- ガミガミ言う
- 脅す
- 罰する
- 目先の褒美で釣る
これらを続けていると、お子さんは親御さんの話に耳を傾けなくなってしまいます!
中学受験を機に親子関係が悪化することのないよう、子どもへの接し方は気をつける必要があります。
2.無理に塾に通わせる
無理に塾に通わせるのはやめましょう。お子さんは親御さんに「自分の気持ちを無視された」と感じて、塾から逃げだすなどの問題行動につながる可能性があるからです。
また、お子さんがやめたがっているのに塾に通っても成果はでません!
無理に塾に通わせたとしても、本人に「勉強しよう」という気持ちがないため、成果にはつながりにくいです。
しばらくの間は「今日は塾に行く?」と聞いて、塾に行くかを子どもに判断してもらいましょう。
3.塾にクレームを入れる
お子さんの話を詳細に聞く前に、塾にクレームを入れるのはおすすめできません。場合によっては、子どもがその後塾に居づらくなる可能性があるからです。
たとえば、その日限りを休みたいがための口実で「塾をやめたいな」と言っているかもしれません。お子さんの本心をきちんと聞いたうえで、必要があれば塾に相談するようにしましょう。
まずはお子さんの話を傾聴してあげてください!
本当に塾をやめるべき?4つの判断基準
子どもに「塾をやめたい」と言われたとしても、本当にやめていいのか悩んでしまいますよね。ここでは、判断基準を4つ紹介します。
- 先生を尊敬できるか
- 実力と塾のレベルがあっているか
- 通塾で目標を達成できるか
- 環境を改善できるか
後悔しないように、参考にしてみてください。
1.先生を尊敬できるか
塾の先生のことを「尊敬できるか」で、やめるかを判断してみてください。なお、ポイントは以下のとおりです。
- 先生の指導実績
- 子どもとの相性
- 子どもの憧れの存在であるか
お子さんが目標とする先生がいれば勉強スイッチが入り、学習意欲を向上できる可能性が高いといえます。
お子さんが先生を尊敬できているかを確認して、塾を継続するかを判断するのがおすすめです。
関連動画「【集団塾か個別指導か】失敗しない塾の選び方2つのポイント|vol.003」では、塾や先生の失敗しない選び方について紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
2.実力と塾のレベルがあっているか
お子さんの実力と塾のレベルがあっているかを確認しましょう。塾によって以下の点が異なります。
- 教材のレベル
- サポートの手厚さ
- 宿題の量
子どもの学力と教材のレベルがあっていないのに通い続けていると、ストレスを抱え込むことにつながります。思うような成果につながらず、時間とお金がかさむことになるので、頃合いを見て退塾を検討しましょう。
塾の選択肢は1つではないので、転塾の検討もしてみてください!
なお、私が運営する「受験コーチゆうた」の生徒には、集団塾では伸びなかった成績を個別指導でアップさせたお子さんがいます。関連記事「【受講実績】3ヶ月で国語偏差値42→64へアップ!子どもの成果や個別指導の魅力も紹介」にて詳しく紹介しているので、あわせてご一読ください。
3.通塾で目標を達成できるか
通塾することで目標を達成できるかを確認しておきましょう。なお、塾にはさまざまな種類があるので、今通っている塾が子どもに適切かを以下の表で判断してみてください。
塾の種類 | 目的 |
---|---|
進学塾 | 受験対策を中心に行う |
補習塾 | 学校の授業の予習・復習を行い、基礎学力を高める |
専門塾 | 特定の教科を重点的に指導する |
総合塾 | 低学年は補習塾、高学年は進学塾的な授業を行う |
たとえば、中学受験で志望校に合格することを目的としているなら、補習塾では学習内容に不足がでる可能性があります。
お子さんが塾に通う目的を明確にして、目標を達成できるかを確認しましょう。
4.環境を改善できるか
気力や体力がなくて塾に通えないお子さんの場合は、習い事や部活を休むことは可能かを確認するのがおすすめです。
環境を改善すれば、通塾できるか子どもに聞いてみましょう。
部活や習い事を続けたいお子さんがいるかもしれませんが、今は何を優先したいかを聞いてみてください。
部活か志望校合格かを天秤にかけてどちらをセーブすべきかを判断することで、何を改善すればいいかが見えてくるはずです。
子どもが塾をやめたいと言うならまずは理由を聞いてみよう
子どもが「塾をやめたい」と言った場合には、まずは理由を聞いて、傾聴するようにしましょう。お子さんの気持ちを否定したり、無理に塾に通わせたりするような行動はしないようにしてください。
その際には「やめてどうしたいの?」と優しく聞いてあげると、子どもの本心が見えてくるはずです!
また、本当に塾をやめるべきかは、親御さんの一任ではなくお子さんと話し合うことで決断することをおすすめします。親子にとって後悔のない選択ができるよう、じっくり検討してください。
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