「国語が得意な子とうちの子は、どこが違うのだろう?」
「苦手な国語を克服してもらいたいけど、どうすればよい?」
「中学受験で、国語が足を引っ張っている…」
中学受験では、国語の対策が必須です。とはいえ、どのように対策をすればよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
「国語が得意な子はなにか特別なことをしているのではないか」と考える親御さんも多いと思います!
この記事では、国語が得意のお子さんの特徴や分野別の学習のコツを紹介します。
「国語の成績を伸ばす方法を知りたい!」「国語を得意にして志望校に合格してほしい」と考えている親御さんは必見です。ぜひご一読ください。
なお、国語の対策を塾に相談したら「時間がかかるから仕方ない」と言われた方も多いのではないでしょうか。
私が指導している生徒は、2ヶ月で国語の偏差値が16もアップしたお子さんもいます。
コツさえ掴めば、誰でも最短で国語を得意にできるということです!
私の公式LINEでは、効率よく成績を伸ばすためのノウハウを発信しているので、ぜひ以下のリンクからチェックしてみてください。
\LINE登録で電子書籍4冊プレゼント /
国語が得意な子の特徴5選
国語が得意なお子さんは、主に以下の特徴に当てはまっていることが多いです。
- 受け手の気持ちを考えて会話をしている
- 他人の話をよく聞いている
- 語彙力が高い
- 普段から読書をしている
- 文字を丁寧に書いている
各特徴を普段から意識すれば、お子さんが国語を好きになってくれる可能性が高まります。ぜひチェックしてみてください。
1.受け手の気持ちを考えて会話をしている
国語が得意なお子さんは、受け手のことを考えて伝わるような会話をしている傾向にあります。
たとえば、授業中にトイレに行きたい場合「先生、トイレ」と単語だけで会話しているお子さんは多いです。一方、国語が得意なお子さんだと「先生、トイレに行きたいのですが行ってもいいですか?」と、自分の気持ちを文章で伝えています。
受け手を考えているということは「どうやったら伝わるかな?」「どんな言葉で表せばいいのかな?」と考えている証拠です!
結果、国語の記述問題を解けたり、適切な選択肢を見極めたりできるようになるのです。
2.他人の話をよく聞いている
他人の話に耳を傾けられるお子さんは、文章を正確に読んでいるケースが多いです。
自分の勝手な考えや憶測を加えず、情報を正確に汲み取ることができています!
とくに、国語の読解問題では、主観を入れて解くのは好ましくありません。客観性を持ち、本文から答えを探すことで正答率を上げられます。
余談ですが、他人の話をよく聞く行為は、以下の場面で役に立ちます。
- 算数の文章問題を丁寧に読み解ける
- 友達と良好な人間関係を築ける
- 社会に出た際に仕事を円滑にこなせる
メリットが多いため、親御さんと会話をする際は、お子さんの話を聞く姿勢を意識してみてください。
3.語彙力が高い
語彙力が高いと、単語の意味や漢字の読み方が頭に入ってきやすいです。問題への理解が深まり、正答率が上がります。
反対に、語彙力が低い状態だと、本文全体に集中できなくなります。
たとえば「この漢字の読み方がわからない」「”目を奪われる”ってどういう意味だろう?」と思っていては、本文の内容を理解しにくいでしょう!
語彙力を高めるには、参考書を活用したり普段の会話からボキャブラリーを意識したりするのがおすすめです。
4.普段から読書をしている
読書をするお子さんは、国語が得意な傾向にあります。
以下のメリットを享受できるためです。
- 長文を読むことに抵抗がない
- 語彙力が高まる
- イメージしながら文章を読める
国語の問題を解く際に役に立つスキルを、自然と身につけられるということです!
「なにを読ませればよいかわからない」という場合は、お子さんの興味をひくような本がおすすめです。たとえば、映画化された小説やアニメ・漫画のノベライズなどがよいでしょう。
5.文字を丁寧に書いている
文字を丁寧に書いているお子さんは、漢字を正確に書けています。入試では漢字の書き取り問題も出てくるため、対策は必要です。
とくに、トメやハネなどは正確に書かなければなりません!
加えて、文字を読む人のことを考えている傾向にあります。そのため、文章や設問を読むのも丁寧になり、正解を導く可能性が高くなるでしょう。
【読解問題編】国語が得意な子になる学習のコツ3選
国語を得意にするためには、読解問題を優先して対策しましょう!
読解問題は、1問当たりの配点が高いためです。さらに、記述や漢字問題と比べると正解しやすい傾向にあります。
こちらでは、読解問題のなかで頻出する以下3つの問題の対策を紹介します。
- 理由を聞かれる問題
- 指示語の問題
- 言い換え問題
「国語の対策方法がわからない」と悩んでいる親御さんは必見です。
なお、関連動画「【たった1動画で全てがわかる】中学受験国語完全攻略【永久保存版】」では、中学受験のための国語対策を紹介しています。あわせて視聴してみてください。
1.理由を聞かれる問題|根拠を考えず本文から探す
理由を聞かれたとき、根拠を考えて解くお子さんは多いです。
しかし、根拠を考えると、主観が入ってしまいます。結果、思い込みや勘違いが発生し、答えを導き出せない可能性が高いです。
100人が読んだら100人ともが納得する解答を、選択肢から選ぶ必要があります!
理由を聞かれる問題では、自分で考えるのではなく、本文のなかから探すよう意識しましょう。
具体的には「から・ため・ので」といった部分に注目すると、答えを導きやすくなります。
2.指示語の問題|言い換えたときに意味が通じるか確認する
指示語の内容は、直前に書かれていることが多いです。まずは「これ・それ・このような」の前後を確認してみてましょう。
しかし、直前を探すだけでは答えに迷う問題もあります。この場合は、指示語を選択肢の内容に入れ替えたとき、意味が通じるかを確認しましょう。
指示語の内容が直前に書かれていたとしても、正解かどうか確認するために選択肢の内容を入れて読んでみるのがおすすめです!
3.言い換え問題|同じ意味の言葉に注目する
言い換え問題でよくあるのが、字数制限にとらわれてしまうことです。
たとえば「15字以内で書きなさい」という問題があった場合、本文のなかから15文字の言葉を探すお子さんは多いです!
このような解き方では、本文の内容を理解できないままになってしまい、答えを導けません。
そのため、言い換え問題では、同じ意味の言葉に注目しましょう。言い換えられている部分が見つけやすくなるため、正答率が上がります。
ぜひ紹介したコツを押さえて、読解問題を攻略してください。
なお、私の公式LINEでは、友だち追加していただくだけで、国語の学習のコツをまとめたスライドを受け取れます。
実施したお子さんのなかには、たった1ヶ月で偏差値10以上アップした実績もあるほど効果が高いものです!
友だち追加は無料なので、ぜひ以下のリンクからチェックしてみてください。
【小説・物語文編】国語が得意な子になる学習のコツ2選
国語の正答率を上げるには、読解問題とあわせて小説・物語文も攻略する必要があります。
学習のコツは、登場人物の気持ちを読み取ることです!
こちらでは、小説・物語文を得意にするための2つのコツを紹介します。
- 物語の型を理解する
- 感情が現れやすい描写を探す
順番に見ていきましょう。
なお、関連動画「【たった1動画で全てがわかる】中学受験国語小説物語文完全攻略【永久保存版】」では、小説・物語文の対策をより詳しく解説しています。ぜひお子さんと一緒に視聴してみてください。
1.物語の型を理解する
小説・物語文は、頻出の型が存在しています。具体的には、以下の図のとおりです。
気持ちと出来事が交互にでてきて、あることをきっかけに登場人物が行動を起こすのがテンプレートです!
話の流れを理解しておけば、登場人物の気持ちを汲み取りやすくなります。すべての小説・物語文が型に該当するわけではありませんが、知識として覚えておきましょう。
2.感情が現れやすい描写を探す
登場人物の気持ちを読み取るには、感情が現れやすい描写に意識を傾ける必要があります!
具体的な描写は、主に以下の3つです。
この3つの描写を追うことで、登場人物の気持ちを読み取りやすくなります。
また、感情を細分化するとプラスとマイナスに分けられます。登場人物の気持ちを読み取る際は「この描写はプラスとマイナスどちらの表現なのか?」と考えながら読み進めるとよいでしょう。
【総合編】国語が得意な子になる学習のコツ3選
読解問題や小説・物語文の対策を行うのと並行して、以下3つの学習も力を入れましょう。
- 記述問題は部分点狙いを意識する
- 説明文は筆者の主張を理解する
- 読解力と文法力を高める
今日からできる学習も紹介するので、ぜひチェックしてみてください!
1.記述問題は部分点狙いを意識する
記述問題で「満点を取ろう」と思うのは控えましょう。時間がかかったり、他の勉強に手が回らなくなったりするためです。
記述問題に力を入れ過ぎて、他の問題で得点を取れないのは避けたいところです!
記述問題は、短い時間で解く必要があります。結果、得点源である問題を解けるようになります。
とはいえ、記述問題をまったく対策するのは好ましくありません。部分点を狙えば、ライバルとの差別化につながるでしょう。
2.説明文は筆者の主張を理解する
「説明文が頭に入らない・理解できない」というお子さんは多いものです。対策として、筆者の主張となる要点を追うことをおすすめします。
主に、以下4つのポイントを意識しましょう。
- 主張と具体例で要点を確認する
- 主語と述語を見分ける
- 接続詞を理解する
- 対比構造に気をつける
とくに、説明文では「筆者の主張→具体例→筆者の主張」と展開されることが多いです。
そのため、筆者の主張を確認する際には、具体例のあとに注目するとよいでしょう!
3.読解力と文法力を高める
読解力と文法力が高まると、文章の内容が理解できます。国語を得意にするために、ぜひとも身につけたいスキルです。
具体的には、以下の学習を行いましょう。
- 主語と述語の関係性
- 修飾語と被修飾語の関係性
- 順接や逆説などの接続詞
- 「てにをは」といった助詞
- 漢字や慣用句
読解力と文法力を高めたいなら、参考書の活用もおすすめです。
ちなみに私が推奨しているのは「ふくしま式問題集」と「中学入試でる順」です!
なお、関連記事「【問題別】中学受験の国語の読解テクニック10選!意識すべきポイント3つも解説」では、読解力を伸ばす方法について触れています。あわせてチェックしてみてください。
誰でも国語が得意な子になれる!特徴を知り正答率を上げよう
国語が得意なお子さんは、受け手を考えて会話をしていたり、他人の話をよく聞いていたりなどの特徴があります。
とはいえ、学習のコツさえ知れば、最短で誰でも国語を得意になれます。そのため「うちの子は国語が得意じゃないから…」とあきらめる必要はありません。
実際、私が指導しているお子さんは、元々国語が苦手だったにも関わらず、難関中学への合格に成功しています!
国語を得意にするためには、読解問題の対策を優先させましょう。記述や漢字問題と比べると正解しやすく、得点源になるためです。
なお、私の公式LINEでは、国語を始めとした中学受験のノウハウを余すことなく発信しています。「国語だけじゃなくて算数も対策しなきゃ」「過去問対策ってどうすればよいの」と悩んでいる親御さんは必見です。
友だち追加は無料なので、ぜひ以下のリンクからLINEの登録をしてみてください。