「中学受験は独学でも成功できる?」
「独学で志望校に合格するための勉強方法を知りたい」
「親はどのようにサポートすべき?」
独学で中学受験を成功させるお子さんもいらっしゃいます。
しかし、学習方法や過去問に取りかかる時期などのポイントを押さえておかないと受験に失敗してしまいます。「塾に行かせておけばよかった」と後悔してしまう場合もあるでしょう。
独学で中学受験を成功させるにはいくつかポイントがあります!
この記事では、以下の内容について解説しています。
- 中学受験は独学だと難しいといわれる理由
- 独学が向いている人の特徴
- 成功させるポイント
お子さんを志望校に合格させたい方は、ぜひ最後までお読みください。
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中学受験は独学だと難しい!理由4つを解説
中学受験が独学だと難しいといわれる理由は、以下の4つです。
- ノウハウや受験情報などが取得しづらい
- お子さんのやる気をコントロールしづらい
- 現在の学力が目に見えづらい
- 家庭学習ではスケジュール管理が難しい
ひとつずつ解説していきます。
1. ノウハウや受験情報などが取得しづらい
独学だと受動的に情報を得られないため、大手塾が開催する説明会やセミナーに参加せざるを得ません。
お子さんの受験対策に直結するような「今年の出題傾向」といった情報を得るためには、親御さんが行動しなくてはならず非効率的だと感じることがあるでしょう。
一方、塾に通っていると受験に関する情報を先生から教えてもらえます。そのため、自ら情報収集しなくて済むというメリットがあります。
最新情報をキャッチすることで、効率よく受験対策できます!
受験勉強のノウハウや最新情報をもれなく知りたいという方は、塾に加入したほうがいいといえます。
2.お子さんのやる気をコントロールしづらい
家庭学習での独学では、お子さんの勉強に対するモチベーションが低下しやすいです。
自宅にはゲームやテレビ、漫画といった誘惑がたくさんあります。
机に向かってみたものの、目につく場所に誘惑があると集中できず、勉強がはかどらないことがあるでしょう。
また、お子さんによっては反抗期と重なってしまうかもしれません。親御さんが教えようとしても聞く耳を持たず口喧嘩してしまい、計画通り勉強が進まないことも考えられます。
一方で、塾には誘惑がありません。また、指導者は第三者である先生・講師です。「先生と約束したから頑張ろう」とモチベーションアップにもつながり、自然に集中して勉強できるでしょう。
3. 家庭学習ではスケジュール管理が難しい
中学受験では、学校の授業では習わない内容の問題が出題されます。そのため、学校とは別の内容を勉強する必要があります。小学校のテストで良い成績だからと、安心はできません。
学校で全く習っていないことが受験で出題されることを想定して、家庭で学習スケジュールを立てることが必要です。
お子さんだけで管理するのは難しいので、親御さんがスケジュール管理をフォローしてあげてください。
4. 現在の学力が目に見えづらい
自宅学習ばかりの子の場合、定期的に模試やテストを受ける機会が少なくなります。模試を受けていないと、苦手分野が把握しづらく、現状の自分の学力もわかりづらくなってしまいます。
塾なら模試はもちろん、独自のテストも実施されます。
お子さんが志望校の合格圏内にいるか、平均点をクリアしているかなどを可視化できることが模試のメリットの1つです。
独学で勉強するなら、現状を把握するためにも模試やテストを定期的に受験したほうがいいでしょう。
模試やテストを受ける以外にも、家庭学習で行うべきポイントは多々あります。関連記事「【小学生向け】家庭学習は何をすればいいの?5つの勉強法を現役塾講師が解説」では、家庭での勉強法や効果を高める秘訣について解説しています。
独学でも中学受験を成功させたい親御さんはぜひ参考にしてみてください。
独学で中学受験を行うのが向いている人の特徴3つ
独学で中学受験をしたほうがいいお子さんもいます。独学が向いている子の特徴は以下の通りです。
- お子さんのペースで学習が進めたい人
- 通塾にコストをかけたくない人
- 自分で考えるクセをつけたい人
あてはまるかどうか確認してみてください。
1. お子さんのペースで学習を進めたい人
独学の大きなメリットは、自分の勉強したいことを集中して取り組めることです。
わからない問題に対して、時間をかけて解いてみたり、繰り返し練習したりできます。
一方、塾は教室にいるみんなで授業を受けるため、わかりきっていることでも再度勉強せざるを得ないことがあります。
また、お子さんの性格によっては、競争する環境が苦手でストレスに感じることもあるでしょう。自分自身で学習計画を立てて、遂行できるのであれば独学が向いています。
2. 通塾にコストをかけたくない人
塾では以下のような費用がかかるため、金銭的なコストをかけたくない人は独学がおすすめです。
- 入会費
- 教材費
- 授業料
- 長期休暇中の講習 など
毎月の授業料は数万円ほどかかります。さらに、夏休みや冬休みにプラスで講習を受けるとなれば、そのぶん費用が上乗せされるため大きな出費に負担を感じるかもしれません。
自宅学習であれば、塾にかかる費用を抑えられます!
コストをかけたくない方は、独学が向いているといえるでしょう。
3. 自分で考えるクセをつけたい人
自宅で学習していてわからないことがあっても、気軽に頼れる人はいません。
難しい問題にぶつかったとき「どうして解けなかったのか」「どうして間違えたのか」を自分で考えるクセがつきます。
いつでも質問できる環境は「先生に聞けば教えてもらえる」というマインドになりやすく、考えるクセがつきづらい点はデメリットといえるでしょう。
また、独学だと誰かに評価されることがありません。自分自身で「できた」「頑張った」と自己肯定感を高める評価力も身につきます。
とはいえ、本当に「塾に通わせなくていいのかな」と迷っている方もいるでしょう。私の公式LINEでは、中学受験が攻略できる「有料級の特典12個」を無料でプレゼントしています。
大手4大塾を徹底比較したスライドも用意しているので、塾に通ったほうがいいか判断できるはずです。ぜひ以下のリンクから友だち登録してみてください。
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中学受験を独学で成功させる5つのポイント
中学受験を独学で乗り越えるなら、以下のポイント5つを押さえておきましょう。
- 正しい学習方法で勉強する
- 勉強ができる環境と仕組みを整える
- 過去問対策は早めに取りかかる
- 子どもと一緒に志望校見学を行う
- 親御さんがスケジュール管理をサポートする
成功させるための秘訣なので、ぜひ実践してみてください。
1. 正しい学習方法で勉強する
せっかく勉強しても知識が完全に定着していないと、脳に長期記憶として保存されません。以下のステップで、理解度を高めることが大切です。
- わかる:授業で習ったことを理解できる
- できる:習ったことをもとに、自分で問題が解ける
- 点になる:類似問題が出題されても正解でき、人に説明できる
「点になった」記憶(人に説明できるレベルまで理解した問題)は忘れることはなく、類似問題が出題されてもスピーディに解けるでしょう。
また、完全に定着した記憶については、長期間記憶できるので、短時間で復習を終わらせられます。これまで復習に取っていた時間をほかの学習にあてられるので、効率的に成績を伸ばせるでしょう。
親御さんは「問題を説明できるかどうか」で、お子さんの理解度を判断してあげてください。
問題の解き方を一から説明してもらい、つまずきやあやふやな点がないかのチェックが大切です。
中学受験に失敗してしまうお子さんの特徴が気になる方は、関連記事「【親御さん必見】中学受験に落ちる人の特徴10選!成功するための親のサポートを解説」で紹介しています。親御さんができる5つのサポートも解説しているので、ぜひお読みください。
2. 勉強ができる環境と仕組みを整える
自宅にはたくさんの誘惑があります。ゲームやスマホ、マンガなどが気にならないような環境を整えましょう。
テレビやゲームならオートオフ機能を活用し、スマホやマンガは勉強中に目に入らないところにしまっておきましょう。
一度環境が整えば、親御さんもお子さんに注意しなくてよくなります。
約束することも大切ですが、環境を整えることのほうが重要です!
3. 過去問対策は早めに取りかかる
志望校でどのような問題が出題されるのかを知るためにも、過去問は早めに取りかかりましょう。
「基礎固めがまだ終わっていない」「合格の可能性が低い」といったお子さんが取り組むことで、効率的に勉強できます。
なぜなら、出題範囲100%のうち出題されやすい20%に絞って勉強すれば、まわりと差をつけられる可能性が高まるからです。
早めの過去問対策こそ、中学受験を独学でも成功させる秘訣です!
また、発揮力を伸ばすことも大切です。受験会場の独特な雰囲気に緊張し「いつものテストなら解けたのに…」といったことをなくさなければ、失敗してしまうことがあります。
得意な問題から解き始める、苦手な問題は飛ばす練習をしておきましょう。10点単位で点数が伸びることがあります。発揮力は短期的に伸ばせるので、ぜひ実践してみてください。
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4. 子どもと一緒に志望校見学を行う
モチベーションを保つために、志望校見学は必ずお子さんと一緒に行ってください。実際に学校の雰囲気を味わったり見てみたりすることで「ここに行きたい」という気持ちが高まります。
自然に子どもが勉強に取り組むようになるので、親御さんが「勉強しなくていいの?」と声を掛ける手間も減るでしょう。
まずはお子さんと一緒にインターネットで検索してみるだけでもOKです。
子どもの内側から湧きおこる意欲を育んであげましょう。
5. 親御さんがスケジュール管理をサポートする
成績アップにもつながる学習のスケジュール管理は、お子さんにまかせっきりにしてはいけません。逆算して取り組めるよう、親御さんが細かくスケジュール管理をサポートしてください。
ウィークリーシートを活用し、見える場所に貼っておきましょう!
シートには「月曜日の20~21時までは算数のテキスト18~27ページまで」などと、具体的に書き込んでおくことが大切です。
とはいえスケジュール管理は難しいと思っている親御さんもいるでしょう。
押さえておくべき大切なコツを、関連記事「【成績アップの秘訣】中学受験の勉強はスケジュール管理が大切!5つのコツと注意点を紹介」にて解説しています。お子さんを支えたいと思っている親御さんは、ぜひお読みください。
中学受験の独学は不可能ではないが難しい!迷った際にはプロに相談しよう
中学受験は学習方法やスケジュール管理を適切に行えば、独学でも合格できるでしょう。しかし、志望校の最新受験情報が得られにくかったり、お子さんのやる気が長続きしなかったりと悩みを抱える親御さんがいることも事実です。
独学で乗り越えるためには、親御さんも全力でサポートしてあげることが大切です!
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