「中学受験にはどのくらいお金がかかるの?」
「塾代や学費の出費が痛い…どうすればいいのだろう?」
「お金をかけずに中学受験を成功させる方法はないのかな?」
中学受験には、塾代や受験料などの費用がかかります。決して安くはない金額であり、家計を圧迫することも珍しくありません。
とはいえ、工夫次第では、費用をかけずに中学受験対策が可能です。
そのため、お金がないことを理由にあきらめる必要はありません!
この記事では、中学受験を控えている方に向けて、
- 必要なお金
- 費用を抑える方法
- お金をかけない学習支援
などを解説します。
最後まで読むことで、志望校合格のための根本的なノウハウを理解できるでしょう。ぜひご一読ください。
なお、中学受験を成功させるためには、正しいノウハウを身につけ実践することが大切です。私の公式LINEでは、志望校合格に必要なあらゆる情報を無料で発信しています。
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中学受験にかかる3つのお金
中学受験には、主に以下3つの費用がかかってきます。
- 塾代
- 受験料
- 学費
それぞれどのくらい必要なのか紹介します。「思ったよりもお金がかかった」と後悔しないよう、ぜひチェックしておきましょう。
1.塾代
中学受験の塾代は、年間80~100万円かかるといわれています!
そのため、通う年数が多くなればなるほど、塾の受講料はかさんでいくでしょう。
教育や子育てなどに関する研究をしている「ひまわり教育研究センター」では、入塾のタイミングは小学4年生の2月〜小学5年生の1月が最も多いと発表しています。4年生になってから3年間塾に通うとすると、240~300万円程度はかかってくる計算となります。
塾代は、決して高くはありません。そのため「お金を捻出できない」と悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか。
関連記事「中学受験の塾代が払えないときの対処法8選!家庭で行える学習サポートを現役塾講師が解説」では、塾代が払えないときの解決策を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
2.受験料
中学受験では、志望校を受けるために受験料が必要です。
費用は学校によって異なり、以下が目安です。
- 私立:2~3万円
- 国公立:2,000~5,000円
やはり、私立は高く国公立は安い傾向にあります!
なお、受験料は1校受験するたびにかかってきます。たとえば、国公立1校、私立を3校受験すると6~10万円程度は必要です。
志望校が多ければ多いほど、受験料がかかってくることを覚えておきましょう。
3.学費
中学受験は、志望校への入学が決まったあとにもお金がかかってきます。
国公立は、入学金や授業料が無償です。そのため、入学後はほとんど費用はかかりません。
一方、私立の場合は入学金で約30万円、授業料と設備維持費を含めて年間130万円程度必要です。入学から卒業までで、およそ420万円がかかります。
私立中学校は学費が高く、家計を圧迫することも珍しくありません。
そのため、入学後にどのくらい費用がかかるのかを把握しておきましょう!
中学受験でお金がないときの対処法5選
中学受験でお金がないときは、主に以下5つの対処法があります。
- 生活費を見直し塾代や学費を工面する
- 塾代を節約する
- 受験料や学費を抑える
- 補助金や奨学金を利用する
- 中学受験をあきらめる
それぞれの方法について、注意点を紹介します。
ぜひ判断材料のひとつにしてみてください!
1.生活費を見直し塾代や学費を工面する
まずは、生活費を抑えて塾代や学費を捻出できないか考えてみましょう。家計を見直すことで、費用を工面できる可能性があるためです。
なお、見直したい費用の一例は以下のとおりです。
- 保険や住宅ローンなどの固定費
- 外食や旅行などの娯楽費
- ジムやゴルフなどの親の趣味日
家計の状況を確認し、削れそうな部分は中学受験のために充てましょう!
なお、生活費を見直す際には、家族にあまり負担のかからないよう注意が必要です。食事量を減らしたり、休日どこにも遊びに行かなかったりなどの極端な節約は、家族全員に大きなストレスになってしまう恐れがあります。
2.塾代を節約する
中学受験において、毎月の塾代はかなりの負担になります!
そのため、費用を節約することでお金を工面できるかもしれません。
こちらでは、塾代を抑えるために2つの方法を紹介します。
- 受講料が安い塾に通う
- 塾に通わず中学受験をする
各方法の注意点についても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
1.受講料が安い塾に通う
中学受験対策をしている塾は多いです。そのため、料金が安い塾に通い直すことで、費用を抑えられます。
しかし、料金だけに着目するのは危険です。いくら安い塾に通っても、お子さんの成績が伸びなければ意味がありません。
塾を選ぶ際には、主に以下の項目に着目しましょう。
- 指導形態
- カリキュラム
- 校舎の評判
- 講師の質
- 通いやすさ
- 環境や設備
塾選びで失敗すると、中学受験で大きく遅れを取る恐れがあります。
指導形態やカリキュラムなど、料金以外の項目にも目を光らせることが大切です!
2.塾に通わず中学受験をする
塾代がかかるのがネックならば、塾に行かない選択をするのも方法のひとつです。塾に行かなくとも、工夫次第では志望校合格を狙えます。
たとえば、家庭教師や通信学習を利用すれば、費用を抑えつつ教育のプロから指導を受けられます。受講料だけでなく、塾に通うための交通費も節約できるでしょう。
中学受験の成功と通塾は必ずしもイコールではないということです!
塾に通わずに志望校合格を目指したい方は、関連記事「【朗報】塾に行かずに中学受験の成功は可能!合格のコツ10個をプロの学習コーチが解説」をご覧ください。
3.受験料や学費を抑える
中学受験には、受験料や入学後の学費がかかります。この2つの費用を抑えるためには、以下の方法があります。
- 受験校を絞る
- 国公立の受験を検討する
順番に見ていきましょう。
1.受験校を絞る
受験する学校が多ければ多いほど、受験料はかかってきます。受験料を抑えるために、チャレンジする中学校を絞るのも検討しましょう。
ただし、最低でも2校は併願することをおすすめします。以下の図のように、表向きの志望校と実際の志望校を設定します。
なお、受験料を抑えたいからといって、急に志望校を変えるのは危険です!
お子さんは、志望校に行くためにがんばってきました。急に変えるとなると、モチベーションが下がってしまい中学受験そのものが失敗してしまうリスクが高くなります。
そのため、志望校はよく吟味して選ばなければなりません。
2.国公立の受験を検討する
国公立は、入学金や授業料などが無償です。そのため、入学後にお金がかからないのがメリットといえます。
国公立に受かれば、学費の節約ができます!
ただし、中学受験を国公立だけに絞るのには注意点が必要です。志望校に全落ちする可能性が高くなったり、幅広い試験対策が求められたりします。
関連記事「中学受験を国立のみに絞る注意点4選!私立併願をおすすめする3つの理由を解説」では、国公立中学だけを受験する懸念点を紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
4.補助金や奨学金を利用する
自治体によっては、教育費を助成してくれる制度があります。
たとえば、大阪市では「大阪市習い事・塾代助成事業」を行っています。大阪市内在住の小学5~中学3年生に、月額1万円が支給される制度です。
加えて、奨学金を利用するのも選択肢に入れましょう。奨学金は、経済的な理由や家庭の事情で進学が難しい方に向けて、学費の給付や貸与を行う制度です。
奨学金というと、返済するものと認識している方もいるかもしれません。しかし、なかには返済が不要なものがあるのです。
たとえば、自治体によっては、所得が低い家庭向けに通学費や学用品などの就学援助を行っています。加えて、民間の団体でも返済不要の奨学金制度を設けています。
このように補助金や奨学金を利用することで、中学受験のお金を工面できる可能性が高まるでしょう!
5.中学受験をあきらめる
最終的な方法にはなりますが、どうしてもお金が工面できないのなら中学受験をあきらめましょう。
中学受験は、あくまでも人生の通過点です!
そのため、経済的に困窮し、お子さんや親御さんが辛い思いをするしてまで続ける必要はありません。
とはいえ、本当に中学受験をあきらめるかの決断するのは難しいです。
私の公式LINEでは、親御さんに向けて個別相談も行っています。「中学受験を続けるか迷っている」「自分1人だけでは判断ができない」という方は、ぜひ公式LINEを活用してみてください。
中学受験でお金がない!費用を抑えてできる5つの学習支援
こちらでは、お金をかけずに行える5つの学習支援を紹介します。
- 勉強に取り組みやすい環境を作る
- 子どものやる気を引き出す
- 子どもの理解度を確認する
- 学習のスケジュールを立てる
- 過去問対策のノウハウを身につけ実践する
どれも中学受験を成功させるためには重要な知識です。「第一志望に合格してほしい」と考えている親御さんは、ぜひ押さえておきましょう。
1.勉強に取り組みやすい環境を作る
中学受験で費用を抑えるためには、自主学習が重要です。しかし「子どもがなかなか取り組んでくれない」と悩んでいる親御さんは多いのではないでしょうか。
お子さんが自主的に勉強に取り組んでもらうためには、誘惑を排除する仕組み作りが求められます。たとえば、1時間でゲームの電源が切れるようにしたり、毎日決まった時間にテレビを消したりなどします。
このように環境を整えることで、自ら勉強するお子さんは多いです。
親御さんは「勉強しなさい」と叱る必要がなくなるため、両者にとってメリットがあります!
自宅でも環境作りが難しければ、図書館や塾の自習室を活用するのがよいでしょう。
2.子どものやる気を引き出す
中学受験で志望校に合格するためには、お子さんがモチベーションを持って取り組む必要があります。やる気が出ていない状態では、勉強になかなか取り組んでくれません。
お子さんのやる気を引き出すための方法は、主に以下のとおりです。
- お子さんと一緒に志望校の見学や説明会に行く
- 志望校に入学して叶えたいことを決める
- お子さんが受験勉強する際に親御さんも一緒に勉強する
とくに、志望校見学は中学受験のモチベーションアップの効果が高いです!
お子さんが入学したときのイメージを掴めるので「この教室で勉強したいな」「この学校の野球部に入りたいな」など、意欲を高められます。
なお、お子さんのやる気を引き出す方法は、他にもあります。関連動画「【有料級】子どもが勝手に勉強やる気になる方法【中学受験でのNG行動】」では、やる気を引き出す方法だけでなく、NG行動についても紹介しているので、ぜひ視聴してみてください。
3.子どもの理解度を確認する
お子さんの理解度を確認することで、知識の定着が図れます。知識が定着すれば試験本番でも実力を発揮でき、合格する可能性が高くなるでしょう。
理解度を確認するには、親御さんのサポートが必要です。具体的には、学校や塾で出題されている宿題を解いてもらいます。その後、問題を解放と一緒に説明してもらいましょう。
人間は、第三者に説明することで、より理解を深められます。
アメリカ国立訓練研究所でおこなわれた研究では、人に説明することで内容の約9割が定着するというデータが出ているほどです!
なお、問題の答えがあっていても、回答までの導き方を説明ができていなければ意味がありません。テキストの解説どおりにできるまで、再度チャレンジさせましょう。
4.学習のスケジュールを立てる
中学受験の結果は、日々の学習内容や進め方で決まると言っても過言ではありません。
とはいえ、お子さん自身でスケジュールを組み立てたり管理したりするのは難しいです。そのため、親御さんがお子さんの学習をスケジューリングする必要があります。
具体的には、以下の手順で進めていきます。
- スケジュール表に1週間の予定を書く
- 別のスケジュール表に毎日の予定を書く
- 1日の終わりに計画通りできたかを振り返る
1日を振り返る際には、スケジュール表に実際の学習時間や進捗を記載します。計画通りできていたら、スタンプやシールなどを使うのがおすすめです。
できたことを可視化することで、お子さんのモチベーションアップしやすくなります!
5.過去問対策のノウハウを身につけ実践する
過去問を1年分やると、中学受験の合格率が3%変わるというデータが出ています。
しかし、やり方が間違っていると効果はありません。そのため、正しいノウハウを身につけて、過去問を解く必要があります。
正しい過去問対策の方法は、主に以下のとおりです。
- 小学6年生の夏から取り組む
- 10年分を2周解く
- 拡大コピーして解く
- 間違えた問題は理由も記録する
- 最初のうちは時間制限なしで解く
とくに注意したいのは、過去問対策に取り組む時期です。
小学6年生の夏から始めることで、早い時期から出題傾向や苦手を把握できます。結果、秋以降に効率的に受験対策ができるのです。
このように、過去問対策ひとつとっても正しい知識を身につけて実践しなければなりません!
関連動画「【知らないと落ちる】中学受験過去問対策の真実10選」では、過去問対策のノウハウをより詳しく解説しています。ぜひお子さんと一緒に視聴してみてください。
中学受験でお金がないなら工夫して志望校合格を目指そう
中学受験には、塾代や学費などのお金が必要です。費用がかかるため、家計を圧迫することも珍しくありません。
塾代を節約したり、受験料や学費を抑えたりすれば、お金をかけずに中学受験を行えます。
ただし、それぞれの方法には注意点があります。そのため、家庭の経済状況やお子さんの学習意欲に応じた工夫が必要です。
ぜひこの記事を参考にして、第一志望への合格を目指しましょう!
とはいえ、中学受験には費用以外の悩みがつきものです。「子どもがなかなか勉強してくれない」「どうやって学習を進めればよいかわからない」と悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか。
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