受験勉強

【諦めるのは早い】中学受験を撤退するかの見極めポイント5選!事例もあわせて解説

「中学受験をやめた子っているの?」
「どのような理由でやめてしまったのかな?」
「子どものために親ができることを知りたい」

思うように学力が伸びなかったり、金銭的な負担が大きかったりすることが原因で、中学受験を撤退するご家庭もあります。

とはいえ、これまで一生懸命勉強していたお子さんを近くで見ていた親御さんは「本当に諦めていいのか」と悩んでいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、中学受験を撤退すべきか悩んでいる親御さんへ向けて、以下の内容を解説しています。

  • 中学受験を撤退した事例
  • 撤退を見極めるポイント
  • 撤退前にできる対策
  • 親ができるサポート
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お子さんを志望校に合格させてあげたいと考えている方は、ぜひ最後までお読みください。

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「少しでも勉強に取り組んで欲しい」と悩んでいる親御さんは、ぜひあわせてチェックしてみてください。

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中学受験を撤退してしまった5つの事例を口コミとあわせて紹介

中学受験を撤退してしまった事例を口コミとあわせて紹介

中学受験しようと決めていたのに、どうして撤退したのか気になりますよね。ここでは、5つの事例をX(旧Twitter)の口コミとあわせて紹介します。

  1. 成績が伸びないから
  2. 子どもの体力が持たないから
  3. 志望校が理想と違ったから
  4. 受験費用が高額だから
  5. 家庭環境が悪くなったから

1つずつチェックしてみましょう。

1. 成績が伸びないから

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思うように成績が伸びなかったことが原因で、中学受験を撤退するケースがあります。

中学受験で出題される問題は、小学校の授業では習わない内容もあります。

仮に学校の授業についていけていたとしても、塾で習った内容が理解できず、志望校合格圏内となる偏差値まで伸ばせないことがあるでしょう。

子どもの学力と志望校の偏差値の差が大きく開いていたことにより、諦めることもあるため注意が必要です。

2. 子どもの体力が持たないから

中学受験は、毎日コツコツ勉強を継続する力が必要です。

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勉強時間を確保するために、就寝時間が遅くなったり、土日も関係なく勉強したりする必要があります。

長時間机に向かう気力や体力がなければ、中学受験を成功させるのは難しいでしょう。

平日の放課後は友達が遊んでいるなか塾へ通うことになるので、受験しない子がうらやましく思う可能性があります。

勉強を継続するためには環境や気の持ちようも関係するので、撤退につながりやすくなってしまうのです。

3. 志望校が理想と違ったから

身近な友人や親戚などの口コミにより、中学受験を撤退したケースもあります。インターネットや学校見学では、わからないことが意外と多いものです。

良くも悪くも、イメージとは異なることがあることを想定しておく必要があります。

教育理念や学校の設備などに良さを感じていたとしても、入学してみると理想と異なることもあるでしょう。

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志望校に身近な友人などが通っている場合には、実際の学校生活の状況を聞いてみることをおすすめします。

4. 受験費用が高額だから

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中学受験にかかる費用は、数百万円を想定しておく必要があります。

主に以下のような項目で、負担を感じるでしょう。

中学受験で費用がかかる項目
  • 塾の授業料
  • 長期休暇期間の特別講習費用
  • 教材費
  • 通塾代(遠方の場合) など

多くの場合、中学受験に向けて3年生ごろから塾に通い始めます入塾したときには想定していなかった教材費用や、特別講習費用などに負担を感じるかもしれません。

親御さんが高額な受験費用に負担を感じ、中学受験を撤退するケースもあります。

5. 家庭環境が悪くなったから

中学受験は、子どもだけでなく親御さんもストレスを感じることが多いです。

塾に通っているのに成績が伸びない、子どもが自ら勉強しようとしないなどが理由で、つい口うるさく注意してしまうことがあるでしょう。

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夫婦間では教育方針の違いが原因で、仲たがいするケースもあるようです。

「親と子ども」「夫と妻」の関係性が悪くなったことがきっかけで、撤退したという口コミがありました。

なお、中学受験すべきかお悩みの方は、関連記事「【解決策あり】中学受験をやめた方がいい子の特徴5選!親が取っているNG行動を現役塾講師が解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

【解決策あり】中学受験をやめた方がいい子の特徴5選!親が取っているNG行動を現役塾講師が解説 「うちの子は中学受験に向いているのかな?」「志望校に合格して欲しいけど、親にできることはないの?」「子どもの中学受験をあきらめるべきか...

中学受験を撤退するかを見極めるポイント5選

中学受験を撤退するかを見極めるポイント

「今中学受験を諦めてしまったら後悔してしまうのではないか」とお思いの親御さんもいるでしょう。

以下のポイントを基準に、撤退するかを決めてください。

  1. 子どもにやる気がない
  2. 勉強の進捗具合が悪い
  3. 子どもに過度なストレスがかかっている
  4. 親が負担に感じている
  5. 模試4科目の総合偏差値が40以下である

1つずつ解説していきます。

1. 子どもにやる気がない

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子どものやる気があまりにも低い場合には、撤退を検討してください。

勉強しても身につかないため、受験しても合格できない可能性があります。

また、子ども自身にやる気がないのに親が「勉強しなさい」と言い続けると、勉強嫌いになるかもしれません。

小学生のうちから勉強嫌いになれば、中学や高校で学習習慣をつくるのは難しくなります。その結果、進路を狭めることがあるので注意が必要です。

子どものやる気が感じられないのであれば「〇月の模試で偏差値〇〇以下なら塾をやめよう」と明確な約束をしておくと、撤退のきっかけをつくりやすくなります

2. 勉強の進捗具合が悪い

勉強が計画通りに進んでいないなら、中学受験を撤退を検討してみてください。

進捗状況の具体的なチェック基準は以下のとおりです。

学習が上手くできていない基準
  • 目標の達成度をいつも下回っている
  • 全く勉強に集中してないうえにテストの点数も悪い
  • 志望校と成績の差がありすぎる
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集中してないうえにテストの点数も悪いケースは、継続すればするほど時間とお金を無駄にします

親御さんはお子さんの勉強の進捗具合を確認し、撤退すべきかを判断しましょう。

3. 子どもに過度なストレスがかかっている

ストレスが原因で子どもの身体に影響を与えている場合は、撤退を検討しましょう。

勉強時間が長かったり、友人と遊ぶ時間が取れなかったりすることで、大きなストレスを感じることがあります。

うまく眠れない、病気ではないけど体調が優れないなどの症状が長期的に続いている場合には、中学受験をやめることを視野に入れてください。

勉強がストレスに感じる経験がきっかけで、嫌いになる可能性があります。

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日頃の様子から子どものストレス状態をチェックし、負担に感じていないか確認してみてください。

4. 親が負担に感じている

中学受験は親御さんにも負担が大きくかかります。

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早ければ3年生から受験に向けて勉強を始めるので、約3年間は子どもをサポートする役割を担うからです。

塾にかかる費用はもちろん、宿題のチェックや塾の送迎など、さまざまな面で負担を感じるでしょう。

親御さんが大きな負担を抱えれば、親子や夫婦の仲に悪影響を与えることがあります。

中学受験をするのは子どもですが、親御さんが大きな負担を感じている場合には撤退を検討しましょう。

5. 模試4科目の総合偏差値が40以下である

模試の偏差値が40以上でない場合は、中学受験を辞めたほうが良いポイントとしてあげられます。

お子さんの実力に見合うよう偏差値40以下の学校を受験し合格したとしても、労力などの費用対効果が合わないからです。

とくに中学受験では、以下のようなことで負担を感じやすいです。

中学受験で負担に感じること
  • 長時間の勉強が必要であること
  • お金がかかること
  • 親が気にかける必要があること
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ただし、教育が気に入っている、特別な部活があるなど、ほかの学校にない魅力があれば偏差値関係なく続けるべきです。

もちろん、偏差値がすべてではないですが、模試の結果は受験を辞めるかの1つの判断基準となります。

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【まだ早い】中学受験を撤退する前に対策できる3つのケース

【まだ早い】中学受験を撤退する前に対策できるケース

子どもの様子によっては、中学受験を撤退させないほうがいい場合があります。以下の、3つのケースにあてはまる場合です。

  1. 志望校に偏差値レベルが到達していない
  2. 塾が適していない
  3. 勉強に疲れている

1つずつ解説するので、あてはまるお子さんにはぜひ対策をしてあげてください。

1. 志望校に偏差値レベルが到達していない

模試などでわかる偏差値は、あくまでも参考程度にしましょう。

これからどの科目に力を入れるべきか、どのような勉強方法が効果的かなど、計画を立てる際に活用するのがおすすめです。

うまく参考にできれば、モチベーションを保つきっかけにもなります。

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現在の学力と志望校の偏差値レベルに、差があることを理由に撤退するのはやめておきましょう

なお、関連動画「【閲覧注意】中学受験で塾に通っても伸びない子の共通点3選」では、思うように学力が伸びていない子の特徴を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

2. 塾が適していない

子どもが受験勉強のやる気がでない原因は、塾があわないことかもしれません。

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たとえば、同じA塾であってもA-1校とA-2校とでは、雰囲気がそれぞれ異なります

クラスの雰囲気が適しておらず、実力を発揮できていないことが原因で、成績アップにつながっていない可能性があります。

子どもの性格や学力に適した塾へ変更することで、気持ちを新たに勉強を再スタートさせられるかもしれません。

塾が適していないことに心当たりがある親御さんは、撤退の前に「転塾」を検討してみてください。

なお、ここでは紹介できなかった塾の選び方については、関連記事「【知らないと損】中学受験の塾選びで失敗しない判断基準9選!塾があわない際の対処法を紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

【成績アップ】中学受験の塾選びで失敗しないポイント9選!おすすめの塾ランキングも紹介 「中学受験を成功させるには、どんな塾に通わせたらよいの?」「塾選びで失敗したくない!判断基準を教えて欲しい」「塾選びを間違ってしまった...

3. 勉強に疲れている

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勉強を頑張りすぎて疲れている場合には、思い切って休むことをおすすめします。

休息期間を取ることで、子どもも「やっぱり勉強を頑張ってみよう」とモチベーションが高まる可能性があります。

子ども自身がゆっくり自分と向き合う時間を取れるので、中学受験をすべきかについて考えるきっかけになるでしょう。

撤退すべきかをすぐに決める必要はありません。親子で納得できるように、話し合う時間を取ることが大切です。

中学受験をする際に親ができるサポート6選

親御さんがお子さんにしてあげられるサポートを6つ紹介します。

  1. 志望校見学をする
  2. スケジュール管理をおこなう
  3. 勉強に集中できる環境をつくる
  4. コミュニケーションを取る時間をつくる
  5. 偏差値にあった志望校を選ぶ
  6. 先生とコミュニケーションを取る

ぜひ参考にしていただき、実践してみてください。

なお、関連動画「受験勉強に失敗する親がやっていないことTOP5」では、中学受験を成功させたい親御さんに向けてメッセージを発信しています。ぜひ参考にしてみてください。

1. 志望校見学をする

中学受験をするなら、志望校の見学を事前にしておきしょう。見学により以下のようなメリットを享受できます。

志望校の見学をするメリット
  • 勉強のやる気が向上する
  • 本当に合格したいか判断ができる
  • 息抜きができる

とくに中学受験合格で重要なのは、モチベーション高く学習に取り組むことです。

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志望校見学をすることで合格したときのイメージが湧くので、勉強へのやる気向上も期待できます

成績の向上につながりやすくなるので、中学受験に合格したいなら必ず行っておいてください。

詳しくは、関連動画「受験勉強に失敗する親がやっていないことTOP5|vol.009」でも紹介しているます。あわせてご覧ください。

2. スケジュール管理をおこなう

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小学生が1人でスケジュールを管理するのは難しいため、親御さんのフォローが必要です!

スケジュール管理はウィークリーシートを活用し、目に見える場所に貼っておきましょう。

「〇日の16時~17時までは算数のテキスト〇ページ~〇ページまでする」などと、具体的に明記するのがポイントです。

ただし、宿題はスケジュールにいれないようにしてください。理由は、以下の3つです。

宿題をウィークリーシートに書き入れてはいけない理由
  • 難易度があっていない
  • 量が多くてこなすことが目的になっている
  • 理解している内容の宿題は必要ない

宿題は優先順位をつけて、時間をかけるものとそうでないものを見極めましょう。

3. 勉強に集中できる環境をつくる

自宅で勉強する場合には、環境を整えることが大切です。たとえば、以下のような対策を取ると効果的です。

勉強に集中できる環境を整える対策方法
  • ゲームは自動で電源が切れるようにしておく
  • テレビは決まった時間に消す習慣をつける
  • 机のまわりにスマホや漫画を置かない

自宅で集中できない場合には、塾の自習室や図書室を活用しましょう。

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子どもと約束するよりも「環境を整えてあげること」のほうが重要です!

4. コミュニケーションを取る時間をつくる

子どもの勉強を優先するあまりに、親子間のコミュニケーションが希薄化しないように注意が必要です。

中学受験は、さまざまなストレスがかかります。

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親御さんは、子どものより所となれるようフォローしてあげることが大切です!

子どもの様子を見て「疲れているな」と感じている場合には、塾を休んでおでかけしてもいいでしょう。

コミュニケーションを取る時間をつくり、子どもに寄り添ってあげてください。

5. 偏差値にあった志望校を選ぶ

親ができることとして、子どもの学力に適した学校を選んであげることがあげられます。第一志望校として目指すなら、子どもの偏差値+5〜8以内がベストです。

実力にあっていない学校を選ぶと、以下のようなリスクがあります。

実力にあっていない学校を選ぶリスク
  • やる気が低下する
  • 親とのもめ事が多くなる
  • 勉強に嫌気がさして非行に走る可能性がある
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とくに受験は長期間の勉強が必要なので、実力にあっていないとやる気が低下しやすいです。

実力に見合った学校を選び、中学受験合格を目指しましょう。

6. 先生とコミュニケーションを取る

学校や塾の先生から、子どもの学習状況を定期的に確認しましょう。どこでつまづいているかを把握することで、子どもの実力に適した学習計画が立てられます

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高学年になると思春期に差しかかるため、親と話したくないと少し反抗的な態度を取る子も一定数います

そこで先生たちに勉強の進捗を聞くことで、子どもに合った学習計画を立てましょう。

成績を上げるうえでは計画的な学習が欠かせません。先生とのコミュニケーションを密にして、受験合格を目指してください。

中学受験を撤退するかは見極めが重要

中学受験を撤退するかは見極めが重要
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中学受験を撤退するかは、子どもの様子を見極める必要があります。

偏差値レベルが不足していたり、勉強に疲れていたりすることが原因の場合には、対策することでもう一度志望校への受験を目指せる可能性があります。

お子さんの様子をうかがいながら、撤退するかを見極めてください。

とはいえ、判断が難しいと感じている親御さんも多いかもしれません。私の公式LINEでは、そのような親御さんに向けて個別相談をご案内しています。

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