「中学受験の国語ってなにから勉強すればよいの?」
「国語が足を引っ張っている…」
「長文読解や小説の対策方法を知りたい!」
中学受験を突破するためには、国語の攻略が必要不可欠です。とはいえ、お子さんになにから勉強させればよいのかわからない親御さんは多いのではないでしょうか。
この記事では、中学受験を控えている方に向けて、
- 国語の勉強法
- 長文読解の攻略のコツ
- 小説・物語分の攻略のコツ
などを解説します。
最後まで読むことで、国語を得意にでき志望校合格への可能性がグッと高まるでしょう。ぜひご一読ください。
なお、私の生徒では、たった2ヶ月で国語の偏差値が16もアップした実績があります。関連動画「【生徒実績】2ヶ月で首都圏国語偏差値16アップ!2科偏差値65達成!」にて詳しく紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
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中学受験における国語の勉強法4ステップ
中学受験で国語を攻略するためには、主に以下の4ステップで学習を進めていきましょう。
- 語彙力と文法力を高める
- 問題文の正しい読み方を理解する
- 苦手な問題はひたすら解く
- 知識が力になるまで継続する
国語の成績を伸ばすためには、文章問題の突破がカギです。こちらでは、文章問題攻略を重視した内容を紹介します。
なお、YouTubeの関連動画「【たった1動画で全てがわかる】中学受験国語完全攻略【永久保存版】」では、国語の学習方法についてより詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
1.語彙力と文法力を高める
読解力と文法力が高まると、文章の内容が理解できます。そのため、国語では優先したい学習分野です。
なお、読解力と文法力を高める際に身につけたいスキルは、以下のとおりです。
- 主語と述語の関係性
- 修飾語と被修飾語の関係性
- 順接や逆説などの接続詞
- てにおはなどの助詞
- 漢字や慣用句
スキルを高めるには、参考書の活用も視野に入れましょう。独学でおこなうよりも、効率よく学習を進められます。
おすすめの参考書は「ふくしま式問題集」と「中学入試でる順」です!
2.問題文の正しい読み方を理解する
国語の成績を上げるためには、読むのに慣れたり、自分の言葉で要約したりする練習が必要です。
この段階では、ひたすら文章問題を解くことを意識しましょう!
また、文章問題を効率よく解くために、いくつかのコツを押さえておくことが大切です。理由を問われた場合には、根拠を考えるのではなく「本文中から探す」など、コツがわかっているだけで成績アップが期待できます。
3.苦手な問題はひたすら解く
文章の内容を理解できたり、自分の言葉で要約できたりしたら、とにかく数をこなしましょう。問題に慣れることで、成績アップの効果が期待できます。
特に、苦手だと感じる問題は重点的に解く必要があります。
たとえば、長文読解が苦手なら、その問題をメインに収録した参考書を活用してみてください!
なお、国語の苦手分野の攻略方法は、関連記事「【苦手克服】国語が苦手な小学生の特徴・理由4選!解き方のコツや勉強方法3つを紹介」にて紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
4.知識が力になるまで継続する
国語の成績を伸ばすためには、身につけた知識を自分のものにしなければなりません。そのためには、学習の継続が必要です。
実は、国語の成績が伸びない原因の圧倒的第1位は、正しいやり方を継続できないことです!
とはいえ、お子さんの学習が続かず悩んでいる親御さんは多いのではないでしょうか。
国語学習の継続について悩んだら、プロへの相談がおすすめです。私の公式LINEでは、お子さんの実力や性格にあった勉強方法を発信しています。
さらに、不定期ではありますが、個別相談を無料で開催しています。友だち追加は無料なので、ぜひ以下のリンクから公式LINEを登録してみてください。
【長文読解編】中学受験における国語の勉強法3選
長文読解は、1問当たりの配点が高いです。記述や漢字問題と比べると正解しやすいため、対策するだけで成績が大きくアップする可能性があります。
こちらでは、長文問題で頻出する以下3つの問題の勉強法について紹介します。
- 理由を問われる問題
- 指示語の問題
- 言い換え問題
苦手意識を持つお子さんが多い分野でもあるので、ぜひ参考にしてみてください!
1.理由を問われる問題|根拠は本文から探す
理由を聞かれたとき、根拠を考えて解くお子さんは多いです。しかし、根拠を考えると、主観が入ってしまいます。結果、思い込みや勘違いが発生し、答えを導き出せない可能性が高いです。
100人が読んだら100人ともが納得する解答を、選択肢から選ぶ必要があります!
理由を聞かれる問題では、自分で考えるのではなく、本文のなかから探すよう意識しましょう。具体的には「から・ため・ので」といった部分に注目すると、答えを導きやすくなります。
2.指示語の問題|言い換えて意味が通じるか確かめる
指示語の内容は、直前に書かれていることが多いです。まずは「これ・それ・このような」の前後を確認してみましょう。
しかし、直前を探すだけでは答えに迷う問題もあります。この場合は、指示語を選択肢の内容に入れ替えたとき、意味が通じるかを確認しましょう。
指示語の内容が直前に書かれていたとしても、正解かどうか確認するために選択肢の内容を入れて読んでみるのがおすすめです!
3.言い換え問題|同じ単語・意味に注目する
言い換え問題でよくあるのが、字数制限にとらわれてしまうことです。
たとえば「15字以内で書きなさい」という問題があった場合、本文のなかから15文字の言葉を探すお子さんは多いです!
このような解き方では、本文の内容を理解できないままになってしまい、答えを導けません。
そのため、言い換え問題では、同じ意味の言葉に注目しましょう。言い換えられている部分が見つけやすくなるため、正答率が上がります。
【小説・物語文編】中学受験における国語の勉強法2選
小説・物語文を攻略するには、登場人物の気持ちを読み取る必要があります!
こちらでは、以下2つの勉強方法を紹介します。
- お決まりの型を把握する
- 感情が現れている描写を探す
なお、小説・物語文の対策について詳しく知りたい方は、関連動画「【たった1動画で全てがわかる】中学受験国語小説物語文完全攻略【永久保存版】」をご覧ください。
1.お決まりの型を把握する
小説・物語文は、お決まりの型が存在しています。具体的には、以下の図のとおりです。
気持ちと出来事が交互にでてきて、あることをきっかけに登場人物が行動を起こすのがテンプレートです!
話の流れを理解しておけば、登場人物の気持ちを汲み取りやすくなります。すべての小説・物語文が型に該当するわけではありませんが、知識として覚えておきましょう。
2.感情が現れている描写を探す
登場人物の気持ちを読み取るには、感情が表れている描写に着目することが大切です。登場人物の感情は、以下の3種類で描写されている傾向が多いです。
また、感情を細分化するとプラスとマイナスに分けられます。
登場人物の気持ちを読み取る際は「この描写はプラスとマイナスどちらの表現なのか?」と考えながら読み進めることをおすすめします!
中学受験で国語の成績が伸びない5つの原因
国語の対策をしていても、成績が伸びないケースがあります。その場合、主に以下5つが原因になっていることが多いです。
- わかったつもりのまま放置している
- 受験勉強に集中できていない
- 有効な過去問対策ができていない
- 良好な親子関係が築けていない
- 通っている塾の相性がよくない
「子どもに当てはまっていないか」「学習環境を作ってあげられているか」などをチェックしてみてください。
1.わかったつもりのまま放置している
学校や塾の授業を受けて「わかったつもり」になっている子は多いです。成績を伸ばすためには、以下の図のように「わかる→できる→点になる」の3ステップを踏む必要があります。
この3ステップを踏めば、脳の長期記憶に保存されます。結果、テストや模試などの正答率が高まるのです。
知識を「点になる」までのレベルにするには、お子さんに問題を解いてもらう際に、答えと一緒に解法を説明してもらいましょう。答えを導くまでの過程を言語化すると、お子さんの知識として定着しやすくなるためです。
答えがあっていても、テキストの解説と同じ説明ができていなければ、もう一度チャレンジする必要があります!
2.受験勉強に集中できていない
志望校に受かるためには、勉強に集中できる環境を整えることが大切です。
とくに、自宅だとテレビやゲームなどの誘惑が多いでしょう。勉強に集中してもらうためには、図書館や通っている塾の自習室など、誘惑の少ない外部の環境を活用するのがおすすめです。
自宅の学習においては「漫画やスマホを子どもの部屋に置かない」「決まった時間になったらテレビを消す」などの仕組みを整えておくと、勉強に集中できるようになります。
環境や仕組みづくりにより子どもが自主的に勉強するサイクルを作りましょう!
3.有効な過去問対策ができていない
中学受験を攻略するためには、志望校の国語の過去問を解きましょう。出題傾向を把握し、解き方を理解することで、正答率が高まります。
「過去問を1年分やると合格率が3%変わる」というデータがあるほど、過去問対策は重要な学習です!
ただし、ただ過去問を解いていては偏差値は上がりません。過去問対策では、主に以下のことを意識しましょう。
- 10年分を2周解く
- 拡大コピーして解く
- 間違えた問題は理由も記録する
- 最初のうちは時間制限なしで解く
- 小学6年生の夏までに取り組んでおく
とくに、対策し始める時期には注意が必要です。小学生6年生の夏から取りかかり、出やすい分野を理解しておきましょう。
4.良好な親子関係が築けていない
親御さんがどのようにお子さんと関わるかで、その子の勉強に対するモチベーションが違ってきます。
特に、以下のような関わり方を日常的におこなうのはNGです。
- 批判する
- 攻める
- 文句を言う
- ガミガミ言う
- 脅す
- 罰する
- 目先の褒美で釣る
このような行為は、親子の関係を悪化させることにもつながるため注意しましょう。
NG例で挙げた行動は、子どものストレスとなり、お互いにとってマイナスの結果になります!
なお、関連記事「【知らなきゃ損】中学受験に成功する親の特徴10選!NG行為や3つの学習のコツを解説」では、親御さんがやってはいけないNG行動について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
5.通っている塾の相性がよくない
成績を伸ばすためには、お子さんにあった塾に通わせることが大切です。塾と一言でまとめても、講師の質やカリキュラムなど、さまざまなものが異なります。
中学受験の塾を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしてみてください。
- お子さんの偏差値
- カリキュラム
- 校舎の評判
- 通いやすさ
とくに、お子さんの偏差値が60以下であれば、集団塾よりも個別指導塾がおすすめです!
丁寧な指導とお子さんにあわせたカリキュラムにより、短期間で偏差値が上がる可能性が高いです。
中学受験の国語の勉強法を知り第一志望合格を目指そう
中学受験における国語の勉強法は、まずは語彙力と文法力を高めるところから始めます。その後、文章の読み方を知り実践、知識として定着するまで継続することが必要です。
コツを知り学習を継続すれば、中学受験の国語を攻略できます!
なお、私の公式LINEでは、国語を始めとした中学受験のノウハウを余すことなく発信しています。「子どもがなかなか勉強してくれない」「中学受験の進め方がわからない」と悩んでいる親御さんの力になれるでしょう。
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