「中学受験を控えているのに、子どもが勉強してくれない…」
「勉強してくれない子にはどう接したらよいの?」
「何をしても勉強してくれない…受験はあきらめるべき?」
中学受験で志望校に合格するためには、学習時間を確保する必要があります。
しかし、なかなか勉強に取り組んでくれないお子さんは、意外と多いものです。お子さんに対して「どう声掛けをするか」「勉強するためのアプローチはどうするか」など悩んでいる親御さんもいるのではないでしょうか。
こちらでは、お子さんに「勉強して欲しい」と考えている方に向けて、以下の内容を解説します。
- 勉強しない原因と解決策
- 親御さんのNG行動
- 親御さんがサポートできること
- 中学受験をやめる判断基準
最後まで読むことで、中学受験を成功に導く糸口を掴めるでしょう。ぜひ最後までご覧ください。
YouTubeでは、勉強にやる気のなかったお子さんが主体的に勉強するようになった方法を紹介しているので、ぜひ視聴してみてください。どのような方法でお子さんが勉強する気になったかを、親御さんとの対談形式で解説しています。
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中学受験を控えているのに子どもが勉強しない8つの原因と解決策
中学受験においてお子さんが勉強をしない原因は、主に以下の8つが考えられます。
- 誘惑が多く集中できない
- 勉強する理由がわからない
- 勉強についていけない
- 成績が伸び悩んでいる
- 勉強ができないと思い込んでいる
- 受験勉強の方法がわからない
- 親に反発している
- 塾との相性が悪い
原因別に解決策を解説します。
「子どもに勉強してほしい」「どうやって学習に取り組ませればよいかわからない」と悩んでいる親御さんは、ぜひ参考にしてみてください。
1.誘惑が多く集中できない
小学生のお子さんは、誘惑に負けてしまう傾向が高いです。特に、ゲームやスマホなどに熱中してしまうと、なかなか勉強に取り組めません。
スマホやゲームなどに費やす時間が減らせるように環境を整えましょう!
具体的には、以下のとおりです。
- 一定時間になったらスマホやゲームができないよう設定する
- 勉強部屋にスマホや漫画を置かない
- 決まった時間になったらテレビの電源を切る
- 図書館や塾の自習室で勉強をする
親御さんが率先して、勉強に集中できる環境を作りましょう。環境を整えてあげれば、お子さんは自然と学習に取り組めます。
2..勉強する理由がわからない
中学受験にやる気になれず、勉強する理由がわからないお子さんは多いです。「なぜ受験をする必要があるのか?」「勉強よりもみんなと遊びたい」など考えるお子さんもいるでしょう。
勉強する理由を理解させるためには、受験勉強について親子で話し合ってみることが大切です。主に、以下の問いでお子さんの考えを理解します。
- 本当に受験がしたいのか?
- 志望校へ行って何をしたいのか?
- どのくらいの勉強が必要なのか?
お子さんが自分の気持ちを言語化することで、中学受験に対して前向きになれるでしょう!
また、モチベーションを上げる手段として、志望校への見学もおすすめです。自分が志望している中学校に入学したイメージが沸き、受験に真剣になれます。
3.勉強についていけない
中学受験では、難しい問題が多く出題される傾向にあります。そのため勉強についていけずに、やる気になれない子も多いです。
勉強についていけないお子さんは、基礎が固まっていない可能性が高いです。基礎ができていないと、中学受験で出題される応用問題を解くのは難しいでしょう。
私が塾講師として指導してきて、基礎をおろそかにして後悔した生徒を何百人も見てきました。
そのため、基礎を固めて中学受験に臨むことが大切です!
特に集団塾に行っているお子さんは、宿題をこなすことよりも、基礎に戻ることを優先してみましょう。基礎ができていない状態では、いくら勉強しても成績は伸びません。
4.成績が伸び悩んでいる
がんばっているのに成績が伸びないと、お子さんのモチベーションは下がります。「こんなに頑張ったのに勉強しても無駄なのでは?」「自分は何をしてもダメだ」などと感じてしまうでしょう。
特に集団塾に通っていると、周囲と比べてしまうことも少なくありません。
成績が伸び悩んでいるお子さんは「わかったつもり」になっている可能性が高いです。学力を向上するには、以下の図のように「わかる→できる→点になる」の3ステップを踏む必要があります。
このステップを踏むことで、脳の長期記憶として保存される仕組みです。習った内容をすぐ忘れないので復習の手間が減り、その分学習の時間を増やせます。
「点になる」状態まで持ってくるには、お子さんに問題の答えとともに解法を説明してもらいましょう!
人に説明できるレベルまで理解すると、知識が定着します。
5.勉強ができないと思い込んでいる
勉強ができないと思い込んで、自信を失っているケースがあります。中学受験の問題は難易度が高いことから、テストや模試などで実力を何度も突き付けられるからです。
また、集団塾であれば毎回順位が出るため、結果が悪いと自分は勉強ができないと思い込んでしまうでしょう。
成績が上がらないのは、基礎ができていないままであったり、塾があっていなかったりするのが原因です!
6.受験勉強の方法がわからない
中学受験は、お子さんが初めて取り組む受験です。そのため「何から手をつければよいのか」「何を学習すればよいのか」などは、教えないとわかりません。
このようなお子さんには、親御さんがスケジュールを管理してあげるのがおすすめです。
受験勉強の方針が決まり、お子さん自身が取り組むべき内容が明確になります!
とはいえ、どうやってスケジュール管理をするのかわからない方が多いでしょう。
親御さんが知っておきたい中学受験のスケジューリングについては、関連記事「【99%の親が知らない】中学受験のスケジュール管理ノウハウ20選【完全保存版】」にて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
7.親に反発している
小学校高学年になると、親御さんに対して反抗的な態度をとるお子さんは少なくありません。そのため、勉強しない事態に陥ってしまうことがあります。
しかし、勉強しないからといって「いい加減勉強しなさい」「まだゲームしているの?」と声をかけるのは控えましょう。お子さんが反抗して、かえって勉強をしなくなるためです。
お子さんに勉強を強制せずとも、自発的に勉強を行う仕組みを作りましょう!
「自分の子どもが何に興味をもっているのか」「何に対して満たされるのか」を知り、お子さんにあった関わり方をすることが大切です。
それぞれのお子さんの性格を見極めて、お子さんにあった指導法を取り入れていきましょう。
とはいえ、具体的に何をすれば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。
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8.塾との相性が悪い
塾と一言でまとめても、特徴や講師の質はさまざまです。お子さんと相性が悪いと、塾にいくことだけでなく、勉強までも嫌になってしまう恐れがあります。
なお、塾との相性が悪いサインは、主に以下のとおりです。
- お子さんが不満を漏らしている
- 数ヶ月通っているのに成績が伸びない
- 講師や塾長と話していて違和感を覚える
特に、3ヶ月経っても成績が上がらなければ、今後の学力向上は見込めません!
「集団塾から個別指導塾に通う」など、転塾を検討してみてください。
「いま通っている塾が子どもにあっているのかわからない」という親御さんは、関連動画「【塾選び完全版】集団塾と個別指導塾どっちがいいか向いてる子の違い比較」の視聴をおすすめします。
紹介した特徴に当てはまっていれば、別の塾に通わせることで勉強するようになる可能性があります。あわせてチェックしてみてください。
中学受験で子どもが勉強しないときの親のNG行動5選
お子さんが勉強しないからといって、以下の行動を取るのは控えましょう。
- イライラを子どもにぶつける
- 勉強しない現状を放置する
- 闇雲に塾に通わせる
- 勉強内容に干渉する
- 他の子と比べる
これらの行動は、学習意欲を下げたり、親子の関係が悪化したりする原因になります。中学受験を成功させたい親御さんは、ぜひ参考にしてみてください。
なお、お子さんが勉強しないときは、やる気を出させることが重要です。関連動画「【有料級】子どもが勝手に勉強やる気になる方法【中学受験でのNG行動】」では、モチベーションを高めるためのノウハウを解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
1.イライラを子どもにぶつける
お子さんが勉強しないからといって、イライラをぶつけてはいけません。
親子関係を悪化させてしまう要因になりうるためです。家庭環境がよくないと、受験勉強どころではなくなってしまいます。
他にも、以下の行動をしないよう注意しましょう。
- 批判する
- 攻める
- 文句を言う
- ガミガミ言う
- 脅す
- 罰する
- 目先の褒美で釣る
たとえば「勉強しないから落ちこぼれるのよ」「これ以上成績が悪くなるならゲームを取り上げるからね」などはNGです。
勉強しないお子さんにイライラする気持ちはわかりますが、このような言葉を発しても根本的な解決にはいたりません!
2.勉強しない現状を放置する
放置したところで、お子さんが自主的に勉強するようにはなりません。かえって逆効果になる恐れがあります。
放置することで、お子さんが「親から見放された」と悲しみを感じてしまう可能性も考えられるでしょう。
自己肯定感が低いと、比例して学力が低下する傾向にあります!
勉強しない現状を放置するのは好ましくないので、お子さんが勉強しない原因を知り、適切に対応することが大切です。
3.闇雲に塾に通わせる
勉強しないからといって、とりあえず塾に通わせるのはNGです!
特に、お子さんがやる気のない状態の場合は、効果が裏目に出ます。塾はやる気がある生徒に対して、勉強の方法を教えるところだからです。お子さんのモチベーションを上げる場所ではありません。
勉強への低いお子さんは、入塾よりもやる気を出させることを意識してみてください。
4.勉強内容に干渉する
親御さんは、勉強内容には干渉しないようにしましょう。良好な親子関係を築ける可能性が高いからです。
お子さんの様子は、塾の先生に報告してもらうようにするのがおすすめです!
全く干渉しないことは難しいかもしれませんが、親に反発するお子さんの場合には第三者に間に入ってもらうほうがうまくことがあります。
5.他の子と比べる
他のお子さんと比べることによって、自信をなくしたり、嫌悪感を抱いたりする可能性が高いです!
他のお子さんと比べるような発言をすることで、勉強をする気がなくなってしまう場合があります。
他のお子さんの学習状況や成績が耳に入ってきて親御さんが焦ることがあるかもしれませんが、他の子と比べるようなことは絶対にやめましょう。
とはいえ、勉強をしないお子さんへの対応に悩む親御さんは多いです。
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中学受験で子どもが勉強しないときに親ができるサポート3選
中学受験でお子さんが勉強しないときに親御さんができるサポートは以下の3つです。
- 学習のスケジュール管理をする
- 学習の理解度を確認する
- 体調管理を徹底する
それぞれ詳しく解説します。
1.学習のスケジュール管理をする
何をすべきかがわからず、勉強しないお子さんがいます。そのため、次にすべき行動を明確にするために、スケジュールを立てておきましょう。
学習スケジュールの有無で、中学受験の結果が左右されると言っても過言ではありません。
ただし、小学生のお子さんが1人でスケジュールを立てたり、管理したりするのは難しいので、親御さんがサポートする必要があります。
以下のポイントを押さえて、親御さんが一緒になって管理してあげてください。
- 1週間のスケジュールを立てる
- 毎日のスケジュールを立てる
- 計画通りにできたかをお子さんと一緒に振り返る
計画通りにできた場合には「シールを貼る」などの工夫で、お子さんのモチベーションはアップします。
2.学習の理解度を確認する
学習の理解度は、学校や塾で出された宿題の解法を説明してもらうことでわかります!
勉強しないお子さんが、学習内容をどこまで理解できているかを判断しましょう。勉強で置いていかれたことがきっかけで、身が入らなくなっているケースがあるからです。
なお、学んだことを理解するには、以下のような3ステップを踏む必要があります。
勉強しない子の中には「自力で解ける」で止まっていることがあります。解法を説明してもらうことで、どこまで理解しているかをチェックしてあげましょう。
なお、説明できなかったり、途中で止まる場合には理解できていないと判断できます。その場合には、1つ前の分野に戻って復習するところから始めましょう。
3.体調管理を徹底する
お子さんによっては、体調が優れないことから勉強できないことがあります。日頃からどんなに気をつけていても、季節の変わり目などは大人でも体調を崩しやすいです。
体調不良であれば、集中力が低下するなどの悪影響がでます。普段と変わった様子があれば、睡眠時間を優先させるなどで子どもを労わってあげてください。
とくに受験シーズンは風邪などの感染症が流行るので、体調管理は万全にしておく必要があります!
お子さんの体調の変化を観察して、体調管理を徹底しましょう。
勉強しないなら中学受験はやめるべき?3つの判断基準を解説
「子どもが勉強しないなら、中学受験はやめるべきなのか」と悩んでいる親御さんは多いと思います。
こちらでは、中学受験をやめるか迷っている方に向けて、3つの判断基準を解説します。
- 子どもが成績を伸ばしたいと思っているか
- 子どもの上質世界に中学受験があるか
- 親がやる気を引き出す力があるか
順番に見ていきましょう。
1.子どもが成績を伸ばしたいと思っているか
親御さんではなく、お子さん自身が成績を伸ばしたいかを確認しましょう。中学受験は、どうしても本人のモチベーションに左右されるためです。
判断ポイントは、主に以下の3つです。
- 子どもに質問をする
例:「志望校に行きたい気持ちは何%くらい?」「偏差値で言うとどのくらいのレベルになりたい?」 - 子どもが自分から勉強に向かう時間を計算する
- 模試やテストの結果に悔しがっているか
これらの方法でお子さんの本気度を確認します。自己採点で本気度が3割にも満たないようであれば、これ以上成績を伸ばすのは難しいです。
心苦しいかもしれませんが、中学受験をあきらめることも検討しましょう。
2.子どもの上質世界に中学受験があるか
「上質世界」は、選択理論心理学に出てくる言葉です。簡単に説明すると、憧れのイメージを指します
たとえば、ダイエットをがんばれるのは、上質世界にスタイルのよい自分がいるためです。そのため、運動や食事制限など努力できます。
つまり、上質世界に中学受験があれば、おのずと勉強をするということです!
上質世界を確かめるには、お子さんが志望校に合格したあとの自分を思い描いているのかを確認するとよいでしょう。
3.親がやる気を引き出す力があるか
お子さんに主体的に勉強してもらうには、親御さんのサポートが必要不可欠です!
お子さんのやる気を引き出すため、主に以下の努力ができるか自分に問うてみましょう。
- お子さんにあった塾に通わせるために徹底的に情報収集する
- お子さんの性格にあった声掛けをする
- 中学受験成功のためにスケジュールを管理する
- 学習に集中できる環境を整える
- 塾や学校の先生と積極的に関わってお子さんの現状を把握する
このような努力ができないのであれば、お子さんの成績は伸び悩んだままです。親子で中学受験に向けてがんばれないのなら、あきらめることも検討しましょう。
中学受験で勉強しない子の原因を知り親子で合格を掴み取ろう
お子さんが勉強しないのは、誘惑が多く集中できなかったり、モチベーションが上がらなかったりするのが原因です。原因に応じて対処することで、勉強できない現状を解決できる可能性があります。
なお、中学受験では、親御さんの積極的なサポートが求められます。
塾や学校に積極的にコンタクトを取ったり、学習に集中できる環境を整えたりして、お子さんの背中を後押ししてあげてください!
とはいえ、中学受験を初めて経験する親御さんは、どう行動すればよいのかわからない方も多いと思います。
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