「うちの子は中学受験に向いているのかな?」
「志望校に合格して欲しいけど、親にできることはないの?」
「子どもの中学受験をあきらめるべきか迷っている…」
中学受験は、勉強の習慣化や合格へのプレッシャーなど、お子さんにかかる負担が大きいです。そのため、お子さんによって向き不向きがあります。
なかには、中学受験をやめた方がいいケースもあります。続けることで、親子関係が悪化したりお子さんの心のダメージが大きくなったりする恐れもあり、見極めが重要です。
この記事では、500名以上の生徒を受け持ってきた現役塾講師が以下の内容を解説します!
- 中学受験をやめた方がいい子の特徴
- 親が取っているNG行動
- 合格をつかみ取る秘訣
「中学受験を続けるか悩んでいる」「親のできるサポートを知りたい」と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
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中学受験をやめた方がいい子の5つの特徴
中学受験をやめた方がいいお子さんには、主に以下5つの特徴があります。
- 成績を伸ばしたいと思っていない
- 上質世界に受験勉強がない
- 「わかったつもり」で理解できていない
- 自主学習の習慣がない
- 基礎が固まっていない状態を放置している
お子さんに当てはまっていないか、照らしあわせながら確認してみてください。
1.成績を伸ばしたいと思っていない
中学受験は、お子さん本人のモチベーションに左右されやすいです。
お子さんが成績を伸ばしたいと思っていないのなら、やめた方がいいでしょう!
なお、判断するポイントは、主に以下の3つです。
- 志望校に行きたい気持ちや目標とする偏差値を子どもに質問をする
- 子どもが主体的に勉強している時間を計算する
- 模試やテストの結果に悔しがっているか確認する
親御さんから見て、本気度が3割にも満たないようであれば、お子さんは成績を伸ばしたいと思っていない可能性が高いです。
2.上質世界に受験勉強がない
上質世界とは、憧れのイメージです。憧れのイメージに目標があることで、人は自然と努力できるようになります。
たとえば、野球が上質世界にある方は、日々の練習や体作りを苦に感じにくいです。むしろ、目標に向かって自分から努力しようと思うようになります。
つまり、上質世界に受験勉強があるお子さんであれば、おのずと学習をするということです。
反対に、上質世界に中学受験がないのなら向いていない証拠と言えます!
3.「わかったつもり」で理解できていない
学校や塾の授業を受けて「わかったつもり」になっているお子さんは多いです。この「わかったつもり」を脱却しなければ、学力は向上しません。
成績を伸ばすためには「わかる→できる→点になる」の3ステップを踏む必要があります。
「わかる」の段階で止まっていては、テストや模試で問題を出題されても回答には導けません。
中学受験を成功させるには、習った知識を定着させる「点になる」のフェーズまで持っていくことが大切です!
4.自主学習の習慣がない
自主学習の習慣がないということは、勉強に集中しずらい状況といえます。このような状況では、成績や偏差値は伸び悩んでしまいます。
結果、中学受験に失敗する可能性が高くなってしまうのです!
しかし、自主学習を習慣化させる方法について悩んでいる親御さんが多いのではないでしょうか。関連記事「【受験のプロ直伝】中学受験ができない子はタイプでわかる!親ができる対策5つも紹介」では、お子さんを7つのタイプに分けて特徴を解説しています。
勉強しない理由を知れば、お子さんにあった解決策を見つけられるはずです。ぜひご一読ください。
5.基礎が固まっていない状態を放置している
基礎ができていなければ、応用問題は解けません。そのため、基礎が固まっていない状態でいては、中学受験に失敗してしまう可能性が高いです。
特に、集団塾に通っているお子さんは注意が必要です。集団塾は決まったカリキュラムに沿って授業をしていきます。そのため、基礎が固まっていない生徒がいても、どんどんと先に進んでしまうのです。
その結果、成績が伸び悩んでしまい、中学受験に失敗しやすくなります。
中学受験を成功に導くためには、塾や学校の授業についていくことよりも、まずは基礎を固めることを意識しましょう!
とはいえ、基礎固めに悩んでいるお子さんは多いです。
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中学受験をやめた方がいい子の親が取っている行動5選
中学受験はお子さんだけでなく、親御さんの行動も深く関わってきます。主に、以下の行動をしている方は、注意が必要です。
- 親子関係を悪化させる言動をしている
- 勉強に取り組める環境を作れていない
- 子どものやる気を引き出すための努力をしていない
- 闇雲に塾へ行かせている
- 塾や学校に丸投げしている
なお、親御さんのNG行動については、関連動画 「受験勉強に失敗する親がやっていないことTOP5」でも紹介しています。あわせて視聴してみてください。
1.親子関係を悪化させる言動をしている
中学受験を成功に導くには、親子関係が重要なカギです!
親御さんがお子さんに対してどのように関わるかで、その子の勉強に対する意欲が異なります。
以下の言動は親子関係を悪化させるものです。ぜひご自身に当てはまっていないかチェックしてみてください。
- 批判する
- 攻める
- 文句を言う
- ガミガミ言う
- 脅す
- 罰する
- 目先の褒美で釣る
これらの言動は「致命的な7つの習慣」と言われています。ひとつでも当てはまっている場合は、今日からしないよう意識してみてください。
2.勉強に取り組める環境を作れていない
「勉強を始めるまでの時間が長い」「始めてしまえば勉強してくれるのに」と、悩んでいる親御さんは多いです。
このような課題の対策として、ルールを決めたり約束したりするのは好ましくありません。お子さんは、ルールや約束をすぐに破ってしまう傾向にあり、効果が期待できないためです。
さらに「なんで約束を守れないの」と叱ることで親子間の関係が悪くなり、受験勉強どころではなくなってしまいます!
お子さんに勉強に取り組んでもらいためには、誘惑を排除する仕組みを作ることが大切です。具体的な方法は、主に以下のとおりです。
- 1時間でゲームの電源が切れるようにする
- 子どもの部屋にマンガやスマホを置かない
- 毎日決まった時間にテレビを消す
- 勉強している間はスマホを預かる
このように環境を整えることで、お子さんが自分から勉強するようになるでしょう。
3.子どものやる気を引き出すための努力をしていない
お子さんに主体的に勉強してもらうには、親御さんのサポートが求められます。小学生のお子さんが、自分自身でやる気を出すのは難しいためです。
親御さんがやる気を引き出すために、なにもしていないのはNGです。一緒に志望校へ見学に行ったり、自宅の学習環境を整えたりなどの工夫が求められます。
このような努力ができないのであれば、中学受験をあきらめることを検討してみてください。
中学受験を成功させるには、親子二人三脚でチャレンジすることが大切です!
4.闇雲に塾へ行かせている
お子さんの成績を伸ばしたいからといって、闇雲に塾へ行かせてはいけません。
なにかを達成するためには「やる気→方法→目標達成」のプロセスが重要です。塾はあくまでも「勉強のやり方を学べる方法」であって、やる気を出させる場所ではありません。
塾に行くよりも、まずはお子さんにやる気を出させることが大切です!
なお、闇雲に塾に通わせていると、お子さんが「行きたくない」と感じることにもつながりかねません。放置するとお子さんにストレスが貯まったり、親子関係が悪化したりして、中学受験どころではなくなってしまいます。
お子さんが塾に乗り気でないときの対策については、関連記事「【成功の秘訣】塾に行きたくない・ストレスを感じる理由7選!親ができる対処法と注意点を紹介」について解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
5.塾や学校に丸投げしている
塾や学校に丸投げして、お子さんがどのような状況なのか知らない親御さんは多いものです。
たとえば「子どもがどのくらいのレベルなのか」「あと何ヶ月でどのくらい学力を伸ばさないといけないのか」などは理解していますか。
理解しないまま中学受験に臨むのは危険です!
志望校へ合格するには、お子さんの状況を親御さんも把握しておく必要があります。そのため、塾や学校の先生と積極的にコンタクトを取ることを意識しましょう。
とはいえ、学校や塾の先生と何を相談したらいいのかわからない親御さんもいるでしょう。公式LINEでは、お子さんが何をすれば成績が伸びるか、塾に何を伝えたら質の高い指導を受けられるかがわかる「合格テンプレート」を無料配布しています。
お子さんの受験を成功させるためにも、学校や塾の先生と協力してサポートしなければなりません。公式LINE登録後「合格テンプレート」と打ち込むことでプレゼントされるので、ぜひ無料で受け取ってみてください。
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中学受験をやめた方がいい子が合格を掴み取る秘訣5選
中学受験をやめた方がいい子には、いくつかの共通点があります。
しかし、努力や工夫次第では志望校への合格を掴み取ることは可能です!
こちらでは、中学受験を成功させるための5つの秘訣を紹介します。
- 親子で志望校へ見学に行く
- お子さんにあう塾に通う
- 子どものスケジュールを管理する
- 正しい過去問対策の方法を知る
- 自習室や図書館を積極的に利用する
紹介した方法のなかには、親御さんのサポートが必要なものもあります。「子どもを支えてあげたい」「親の私でもできることをしてあげたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.親子で志望校へ見学に行く
志望校については、親子2人で考える時間を設けましょう。具体的には、興味のある学校をインターネットで調べたり、実際に見学に行ったりします。
特に、志望校見学はぜひともやっておきたい行動です!
お子さんが入学したときのイメージが明確になり「この学校に行きたい」「合格するために勉強するぞ」と、意欲を高められます。
実際、志望校に足を運んだことで、学習時間が自然と伸びたお子さんを数多く見てきました。忙しい時間を割いてでも、親子で志望校見学に行く価値はあります。
2.お子さんにあう塾に通う
中学受験で合格を勝ち取るには、塾を利用することも検討してみてください。学校の授業や自主勉強に加えることで、勉強の質を高められます。
とはいえ、ただ単に塾に通えばいいというわけではありません。塾によって特徴やカリキュラムが異なるので、お子さんとの相性を考えましょう。
塾選ぶで迷っている親御さんには、お子さんの偏差値で判断する方法をお伝えしています。
偏差値60以下であれば、お子さんにあったカリキュラムが組めて、丁寧なフォローが期待できる個別塾がおすすめです!
塾選びのポイントについてより詳しく知りたい方は、関連記事 「【知らないと損】中学受験の塾選びで失敗しない判断基準9選!塾があわない際の対処法を紹介」をチェックしてみてください。読めばお子さんと相性のよい塾を見つけられるようになります。
3.子どものスケジュールを管理する
中学受験におけるスケジュールとは、地図のようなものです。地図が間違っていれば、志望校合格というゴールにたどり着くのが難しくなってしまいます。
つまり、中学受験を成功に導くには、毎日のスケジュール管理が重要ということです!
とはいえ、お子さん自身で学習のスケジューリングをするのは難しいです。「1日何時間勉強するのか」「どんな目標を立てるのか」など、小学生が決めるのはハードルが高いことがわかります。
そのため、中学受験のスケジュールは、親御さんのサポートが必要です。主に、以下の方法でお子さんを支えてあげてください。
- 計画は紙に書き出す
- 宿題はスケジュールに入れない
- 高すぎる目標は立てない
- 勉強時間は多めに算出する
その他のスケジューリングのノウハウは、関連記事 「【成績アップの秘訣】中学受験の勉強はスケジュール管理が大切!5つのコツと注意点を紹介」にて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
4.正しい過去問対策の方法を知る
中学受験で過去問を1年分やることで、合格率が3%変わるといわれてます。しかし、やり方が間違っていては意味がありません。
合格を勝ち取るためには、正しい方法を理解して実践することが大切です!
- 10年分を2周解く
- 過去問対策は夏から取り組む
- 拡大コピーして解く
- 間違えた問題は理由も記録する
なお、過去問対策のノウハウは他にもあります。本コラムで紹介しきれなかった方法は、関連動画「【知らないと落ちる】中学受験過去問対策の真実10選」でも紹介しているので、ぜひお子さんと一緒に視聴してみてください。
5.自習室や図書館を積極的に利用する
自習室や図書館は、静かでテレビやゲームなどの誘惑が少ないです。そのため、勉強に集中しやすい空間といえます。
学習に取り組んでもらうためには、親御さんが自宅の環境を整えてあげることが大切です。
しかし「家が狭くて子ども部屋を設けられない」「夫がゲーム好きで子どもに制限させるのが難しそう」など、家庭の事情によっては難しいケースもあるかもしれません。
自宅の学習環境を整えるのが困難な場合は、自習室や図書館を利用することも検討してみてください!
中学受験をやめた方がいい子や親の特徴を知り志望校の合格を勝ち取ろう
中学受験をやめた方がいいお子さんは、成績を伸ばしたいと思っていなかったり、自主学習の習慣がなかったりするなどの特徴があります。
加えて、親御さんの行動も注意が必要です。
普段の言動や受験勉強への姿勢で、お子さんの学習のモチベーションは左右されます!
中学受験をやめた方がいいお子さんや親御さんの特徴を知れば、どうやって解決すればいいのかがわかります。ぜひこの記事を参考にして、親子二人三脚で志望校の合格を掴み取りましょう。
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