「1ヶ月で偏差値を10上げることは可能なの?」
「志望校とのレベルに差がありすぎる…短期間で学力向上する方法を知りたい」
「偏差値50から学力を伸ばすためにはどうしたらよい?」
一般的に、偏差値は1年間で2〜3程度向上すると言われています。そのため「1ヶ月という短期間で、偏差値を大幅に上げられるのか」と感じている方は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、偏差値を1ヶ月で10上げることは十分可能です!
実際、私が指導している生徒のなかには、1ヶ月で20以上偏差値が上がった事例もあります。
この記事では、お子さんの偏差値を短期間で上げたい親御さんに向けて
- 具体的な方法
- レベル別の学習のコツ
- 必要な親御さんのサポート
などを解説しています。
「志望校に合格して欲しい」「成績が伸び悩んでいて困っている」という方は必見です。今日から実践できるノウハウも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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中学受験において1ヶ月で偏差値10上げる方法5選
1ヶ月で偏差値を10上げるためには、主に以下5つの方法を意識しましょう。
- 学習した内容を知識として定着させる
- 試験に出やすい分野から優先させる
- 正しい過去問対策を知り実践する
- 計画を立てて学習する
- お子さんと相性のよい塾に通わせる
「志望校に合格してほしい」と考えている親御さん必見です!
1.学習した内容を知識として定着させる
偏差値を上げるためには、習った内容を試験で発揮する必要があります。そのため、知識の定着を重視しましょう。
具体的には、以下の3つのステップを踏みます。
この「わかる→できる→点になる」のステップを踏めば、脳の長期記憶に保存されます。結果、テストや模試などの正答率が高まるのです。
知識を「点になる」までのレベルにするには、お子さんに問題を解いてもらう際に、答えと一緒に解法を説明してもらいましょう。答えを導くまでの過程を言語化すると、お子さんの知識として定着しやすくなるためです。
答えがあっていても、テキストの解説と同じ説明ができていなければ、もう一度チャレンジする必要があります!
2.試験に出やすい分野から優先させる
短期間で偏差値を上げたいのなら、試験に出やすい分野から学習しましょう。正答率が上がり、効率よく偏差値を伸ばせるためです。
反対に、試験に出にくい分野をいくらやっていても、正答率が上がる可能性は低いです!
なお、優先して学習する分野は、以下の図のように試験に出やすく、かつ、お子さんの得意であるものがおすすめです。
分野を決める際は、志望校の過去問の出題傾向を把握します。そのなかで、お子さんの得意分野があるのかをチェックしてみてください。
3.正しい過去問対策を知り実践する
偏差値を上げるためには、志望校の過去問対策は必須です。出題傾向を把握し、解き方を理解することで、正答率が高まります。
「過去問を1年分やると合格率が3%変わる」というデータがあるほど、過去問対策は重要な学習です!
ただし、ただ単に過去問を解いていては偏差値は上がりません。過去問対策では、主に以下を意識しましょう。
- 10年分を2周解く
- 拡大コピーして解く
- 間違えた問題は理由も記録する
- 最初のうちは時間制限なしで解く
- 小学6年生の夏までに取り組んでおく
とくに、対策し始める時期には注意が必要です。小学生6年生の夏から取りかかり、出やすい分野を理解しておきましょう。
4.計画を立てて学習する
中学受験で偏差値を上げるには、毎日のスケジュール管理が必要です。「どの分野をどのくらい勉強するか」「目標までどのくらい足りないのか」を理解すれば、効率よく勉強を進められます。
スケジュールを組み立てるには、主に以下の手順で進めましょう。
- スケジュール表に1週間の予定を組み立てる
- 毎日の予定をスケジューリングする
- 1日の終わりに計画通りにできたか振り返る
お子さん自身でスケジュールを組み立てたり管理したりするのは難しいため、親御さんのサポートが求められます!
とはいえ「学習スケジュールってどうすればよいの」と悩んでいる方も多いと思います
私の公式LINEでは、中学受験に向けたスケジュールの立て方や、計画表のテンプレートを配布しています。テンプレートを受け取りたい方は、友だち追加した後に「計画」とメッセージを送ってみてください。
5.お子さんと相性のよい塾に通わせる
成績を伸ばすためには、お子さんにあった塾に通わせることが大切です。塾と一言でまとめても、講師の質やカリキュラムなど、さまざまなものが異なります。
中学受験の塾を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしてみてください。
- お子さんの偏差値
- カリキュラム
- 校舎の評判
- 通いやすさ
とくに、お子さんの偏差値が60以下であれば、集団塾よりも個別指導塾がおすすめです!
丁寧な指導とお子さんにあわせたカリキュラムにより、短期間で偏差値が上がる可能性が高いためです。
塾選びについては、関連記事「【知らないと損】中学受験の塾選びで失敗しない判断基準9選!塾があわない際の対処法を紹介」にてより詳しく解説しています。
「周りに塾がたくさんあって悩んでいる」「子どもの成績が上がる塾を選びたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【レベル別】中学受験において1ヶ月で偏差値10上げるコツ
1ヶ月で偏差値を10上げるためには、レベルにあわせた対策が求められます。こちらでは、以下2つのレベルから偏差値を伸ばすコツを紹介します。
- 偏差値40~45
- 偏差値50
「偏差値40台から抜け出したい」「偏差値50の壁を超えたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
偏差値40~45|基礎固めを徹底する
偏差値40台のお子さんは、基礎を固めることに集中しましょう。
まずは、学校や塾で習った内容を振り返ります。授業に追いつくことよりも、基礎を固めることを優先させる必要があります。
習った内容を振り返る際には、問題の解法を説明してもらい、知識の定着を目指しましょう!
加えて、ケアレスミスをなくすことも大切です。模試やテストなどでミスをせず、正答率を上げるようにしましょう。
なお、偏差値50にレベルアップする方法は、関連記事「中学受験で偏差値50以上になる勉強時間の活用法3選!壁を突破して偏差値60になる方法を解説」にて紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
偏差値50|教科別の対策を行う
偏差値50台のお子さんは、苦手科目が足を引っ張っているケースが多いです。とくに、国語と算数は「対策がわからない」と悩む方が多い科目でもあります。
それぞれの攻略方法は、主に以下のとおりです。
科目 | 攻略方法 | 具体例 |
---|---|---|
国語 | 読解問題の対策を優先する | 理由を聞かれる問題では、根拠を考えずに本文中に書かれていることから探す |
算数 | イメージ化して理解する | □を求める逆算の問題では、簡単な数字に置き換えて実験する |
国語と算数を得意にできれば、偏差値は大幅にアップします!
なお、関連動画「【生徒実績】国語伸び悩みから1ヶ月で合不合偏差値13アップ!」では、1ヶ月で偏差値52から65にアップしたお子さんの実績を紹介しています。実践した学習方法や成功の秘訣などを聞いているので、ぜひ視聴してみてください。
中学受験において1ヶ月で偏差値10上げるための親御さんのサポート5選
1ヶ月で偏差値を10上げるためには、お子さんのがんばりだけでなく、親御さんの支援も必要です。こちらでは、親御さんが実践したい5つのサポートを紹介します。
- 親子で志望校へ見学に行く
- 中学受験のための学習環境を整える
- 塾や学校の先生と積極的にコンタクトを取る
- 良好な親子関係を意識する
- 子どものお手本となる行動を取る
順番に見ていきましょう。
なお、関連記事「【知らなきゃ損】中学受験に成功する親の特徴10選!NG行為や3つの学習のコツを解説」では、親御さんがやってはいけないNG行動について紹介しています。「中学受験を成功させたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.親子で志望校へ見学に行く
中学受験を成功させるためには、志望校の学校説明会や見学に行きましょう。
お子さんが「この学校に行きたい」と思ってもらうことで、自然と受験へのモチベーションをアップできるためです。
志望校を実際に目にすることで「この学校の制服を着たい」「この校庭でサッカーをしたい」などと意欲が湧く可能性があります!
なお、志望校の学校説明会や見学は、お子さんだけでなく親御さんも一緒に参加しましょう。仕事や育児で忙しいかもしれませんが、時間を割いてでも優先させることが大切です。
2.中学受験のための学習環境を整える
偏差値を短期間で上げるためには、お子さんが自然と学習に取り組める環境を整えましょう。机に向かう時間が増えれば、学力が向上することが期待できます。
具体的には、以下の行動がおすすめです。
- 勉強時間になったらスマホを預かる
- 決まった時間にテレビが消えるように設定する
- 子ども部屋にゲームやマンガを置かない
このように誘惑を排除する仕組みを作れば、お子さんは自然と受験勉強に取り組んでくれます!
なお、自宅での学習環境を整えるのが難しい場合は、塾の自習室や図書館を活用しましょう。
3.塾や学校の先生と積極的にコンタクトを取る
偏差値を上げるためには、お子さんの正確な現状を把握する必要があります。そのため、塾や学校の先生と積極的にコンタクトを取りましょう。
たとえば「自分の子どもがどのくらいのレベルなのか」「あと何ヶ月でどのくらい学力を伸ばさないといけないのか」などを質問します!
お子さんの現状を把握すれば、スケジュール管理の際にも役立つはずです。
なお、積極的なコンタクトには、塾や学校ののなかでお子さんの優先順位を上げられるというメリットがあります。先生や講師がお子さんを気にかけてくれるので、手厚い指導や丁寧なサポートを受けられる可能性が高くなります。
4.良好な親子関係を意識する
中学受験を成功させるには、良好な親子関係は必須です。家庭環境が整っていないと、お子さんは勉強に集中できません。
良好な親子関係を維持するためには、以下7つの習慣を意識しましょう。
- 傾聴する
- 支援する
- 励ます
- 尊敬する
- 信頼する
- 需要する
- 意見の違いを交渉する
なお、私の生徒の親御さんは、お子さんに対して叱ったりイライラしたりすることが多かったそうです。
しかし、それではお子さんの偏差値は伸びませんでした。むしろ、親子共に疲弊してしまい、中学受験に対しての意欲が薄れていったそうです。
関連動画「【生徒実績】子どものやる気ない親もイライラの状態から主体的に勉強するように!」では、お子さんに対して叱ったりイライラしたりする状態から抜け出した方法をお話いただいています。
中学受験を控えるすべての親御さんに見ていただきたい内容になっているので、ぜひ視聴してみてください!
5.子どものお手本となる行動を取る
親御さんがお手本となる行動を取ると、お子さんの学習に対するモチベーションが変わります。
たとえば、私が担当していた生徒の親御さんは、朝の学習がはかどらずに悩んでいました。
そこで朝に一緒に散歩する時間を設けて、親御さん自身も早起きするようにしたそうです。
お母様も朝が弱く早起きする習慣がありませんでしたが「子どものためにがんばることにしました」とお話してくださいました!
その結果、お子さんは毎朝6時に起きれるようになり、朝の勉強がはかどるようになったのです。
このように親御さん自身がお手本となる行動を取れば、お子さんが学習に対して前向きになってくれるでしょう。
1ヶ月で偏差値10上げることは可能!学習のコツを知り中学受験を成功させよう
中学受験において、1ヶ月で偏差値10上げることは可能です!
しかし、闇雲に勉強していては効果が期待できません。学習した内容の定着を図ったり、試験に出やすい分野から優先させたりなどの工夫をしましょう。
さらに、中学受験では親御さんのサポートも必要です。学習環境の整備や良好な親子関係の維持など、お子さんをさまざまな方法で支援しましょう。
とはいえ、中学受験に悩みはつきものです。
「1ヶ月で偏差値が10も上がるのか」「スケジュール管理の方法があっているかわからない」と疑問に感じている親御さんも多いと思います!
私の公式LINEでは、指導している生徒が1ヶ月で偏差値10上げた方法を余すことなく紹介しています。不定期ではありますが、親御さん向けの個別相談会も実施しているので、ぜひ友だち追加してみてください。