「うちの子、勉強が苦手で困っている…」
「勉強が苦手な子にはどんな勉強法がよいの?」
「親ができるサポートはないのかな?」
勉強が苦手に感じるお子さんは少なくありません。また、学年が上がるにつれて学習につまずくケースも見受けられます。
とはいえ、勉強が苦手な状態から得意にさせるためにはどうすればよいかわからない方も多いのではないでしょうか。親御さんができるサポートについても知りたいところですよね。
この記事では、勉強を苦手に感じるお子さんをお持ちの親御さんに向けて、
- 勉強が苦手なお子さんの特徴
- おすすめの勉強方法
- 親御さんができるサポート
などを紹介します。
最後まで読むことで、お子さんの苦手を克服させるための糸口が掴めるでしょう!
ぜひご一読ください。
なお、YouTubeでは、国語と算数の偏差値を10以上伸ばした生徒さんとの対談動画を公開しています。お子さんのために親御さんがサポートしたことなどが参考になるので、あわせてチェックしてみてください。
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勉強が苦手な子の3つの特徴
勉強が苦手なお子さんには、主に以下の特徴があります。
- わからないことを放置している
- 勉強の方法がわからない
- 勉強する環境が整っていない
自身のお子さんにあてはまっていないか、確認しながら見てみてください。
1.わからないことを放置している
授業で習ったことをわからないままにすると、勉強につまずきやすくなってしまいます。結果として、わからないことが多くなり、お子さんが勉強苦手になるでしょう。
反対に、お子さんの「わからない」をサポートしてあげれば、勉強を得意になる可能性があるということです!
なお、わからないことを放置しているお子さんは、授業にもついていけていない恐れがあります。関連記事「【保存推奨】授業についていけない理由5選!小学校で勉強に遅れないようにする対策も解説」にて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
2.勉強の方法がわからない
「そもそも何から勉強してよいかわからない」と悩むお子さんは少なくありません。
「わからないから学習しない」ため、勉強が苦手になるのです。
このようなお子さんは、勉強の仕方を知ることで伸びる可能性があります。伸びしろがあるため、親御さんが学習をサポートしてあげるとよいでしょう。
3.勉強する環境が整っていない
勉強を得意にするためには、学習に集中できる環境を整えることが大切です!
特に、自宅だとテレビやゲームなどの誘惑が多いでしょう。勉強に集中してもらうためには、図書館や通っている塾の自習室など誘惑の少ない外部の環境を活用するのがおすすめです。
自宅の学習においては、「漫画やスマホを子ども部屋に置かない」「決まった時間になったらテレビを消す」などの仕組みを整えておくと、勉強に集中できるようになります。
勉強が苦手な子の勉強法5選
勉強が苦手に感じているお子さんには、以下5つの勉強方法がおすすめです。
- 基礎を固める
- 習った知識を定着する
- 試験に出やすい分野を優先する
- 自習室や図書館を活用する
- 正しい過去問対策を実践する
順番に見ていきましょう。
1.基礎を固める
基礎ができていることで、応用問題を解けるようになります。解ける問題が増えるため、自然と成績が伸びていくのです。
反対に、基礎が固まっていないと、成績は伸びません。
実際、塾講師の立場から、基礎をおろそかにして後悔した生徒を何百人と見てきました!
特に、集団塾に通っているお子さんは注意が必要です。集団塾はカリキュラムに沿って授業をしていくため、基礎がわかっていない生徒がいてもどんどんと先に進んでしまいます。
基礎固めは、成績を伸ばすうえでかなり重要なポイントです。そのため、塾の授業に追いつくことよりも基礎に戻ることを優先しましょう。
2.習った知識を定着する
塾や学校で習った知識を定着できているお子さんは、成績が伸びやすいです。時間を有効的に活用できるためです。
習った知識が定着しているということは、次の分野に行っても、前の分野を復習せずとも覚えていられます。そのため、前の分野を復習する時間を勉強に費やせます。
なお、成績を伸ばすなら「わかる→できる→点になる」という3ステップを踏むことが大切です。
このステップを踏むことで、脳の長期記憶に保存されます。そのため、塾や学校で習ったことをすぐに忘れません。
「できる」の段階で止まっているお子さんが多いため、問題演習を重ねて他人に説明できるレベルである「点になる」まで理解を深めることがポイントです!
3.試験に出やすい分野を優先する
試験に出やすい分野の正答率を上げることで、効率よく成績アップを伸ばせます。
また、お子さんのモチベーションを保つことにも繋がります!
目に見えてテストの成績が上がったなど、一度でも「伸ばす経験」を得られると苦手な科目も克服しやすくなるでしょう。
なお、私の公式LINEでは、個別の無料相談を受け付けています。「子どもがなかなか勉強してくれない」「勉強のことで悩んでいるのに親ができることはあるのか」と悩んでいる方は、ぜひ以下のリンクから友だち追加してみてください。
4.自習室や図書館を活用する
塾の自習室や図書館は、勉強に集中しやすい空間といえます。
反対に、家には誘惑が多いです。以下のようなことで悩んでいる親御さんもいるのではないでしょうか。
- テレビを朝から晩まで見ている
- 気が付いたら勉強中にスマホをいじっている
- 部屋でマンガばかりを読んでいる
- 友だちとゲームばかりして宿題がおざなりになっている
このように、自宅では学習のさまたげになる誘惑が多くあります。
そのため、勉強に集中してもらいたいなら、塾の自習室や図書館を積極的に活用しましょう。
5.正しい過去問対策を実践する
お子さんのなかには、中学受験を控えている方もいると思います。
受験対策として、志望校の過去問に取り組むことは大切です。実際、1年分の過去問を解くと合格率が3%変わるというデータが出ているほどです。
しかし、やり方が間違っていると、正答率は上がりません。つまり、過去問対策が間違っていると、成績が伸び悩んでしまいます。
正しい過去問対策の方法は、主に以下のとおりです。
- 10年分を2周解く
- 拡大コピーして解く
- 間違えた問題は理由も記録する
- 最初のうちは時間制限なしで解く
これらの方法は、私の生徒が第一志望校への合格率91%と圧倒的な成果を出した効果実証済のものです!
実践することで、成績を大きく伸ばせる可能性が高くなるでしょう。
なお、関連記事「【夏からスタート】中学受験の過去問対策はいつから?最大限に効果が出るポイントも紹介」では、過去問対策の方法について詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
子どもが勉強できないのは母親のせい?親ができる5つのサポート
お子さんが勉強を苦手と感じるのは、決して親御さんのせいではありません。とはいえ、親御さんがサポートをすることで、お子さんは勉強を得意になる可能性があります。
こちらでは親御さんができる学習サポートを5つ紹介します。
- 子どもを叱らない・脅さない
- 勉強のスケジュールを立てる
- 塾や学校の先生とコンタクトを取る
- 闇雲に塾へ通わせない
- 学習内容の理解度を確認する
「子どもの学習を助けてあげたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.子どもを叱らない・脅さない
親御さんが子どもに対してどのように関わるかで、その子の勉強に対するモチベーションが違ってきます。そのため、親子関係を良好に保つ習慣が大切です。
具体的には、以下の7つの習慣を意識してみましょう。
- 傾聴する
- 支援する
- 励ます
- 尊敬する
- 信頼する
- 受容する
- 意見の違いを交渉する
反対に、お子さんを批判したり目先の褒美で釣ったりするのはNGです。お子さんがストレスを感じ、勉強へのモチベーションが低下してしまいます。
さらに、親子関係を悪化させることにも繋がりかねません。
親子関係を良好にして、お子さんの学習意欲を向上させましょう。
なお、関連動画「【生徒実績】子どものやる気ない親もイライラの状態から主体的に勉強するように!」では、いままでお子さんに対してガミガミしていた親御さんの体験談を紹介しています。
親御さん自身の言動を見直し、親子関係を良好にすることでお子さんの心の安定にもつながったそうです。ぜひ参考にしてみてください。
2.勉強のスケジュールを立てる
成績が伸びるかは、毎日のスケジュール管理で決まるといっても過言ではありません!
スケジュールは地図のようなものです。そのため、持っている地図が違っていれば、なかなか目的地にはたどりつけないのです。
とはいえ、お子さん自身でスケジュールを組み立てたり管理するのは難しいです。そのため、親御さんのサポートが必要になります。
3.塾や学校の先生とコンタクトを取る
お子さんの学習レベルを把握するために、塾や学校の先生と積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。
「授業内容はどれくらい理解できているか」「あと何ヶ月で学力を伸ばさないといけないのか」などを具体的に確認してください。
積極的にコンタクトを取っていると、親御さんの熱心さが伝わり子どもの優先順位を上げてくれることがあります。
塾や学校のなかで子どものことを気にかけてくれるようになり、手厚い指導を受けられる可能性がアップします。
4.闇雲に塾へ通わせない
塾に通ったからと、必ずしも成績が伸びるわけではありません。
塾はあくまでも「勉強のやり方を学べる方法」であって、やる気を出させる場所ではないためです!
塾に行くよりも、まずはお子さんにやる気を出させることが大切です。大人でも、痩せる気がない人がジムに通っても意味がありませんよね。
なお、やる気を出させるためには、お子さんの興味や心が満たされることを知りましょう。お子さんの性格はそれぞれ、個性に合ったアプローチの仕方を意識することが大切です。
なお、関連記事「【知らないと損】中学受験の塾選びで失敗しない判断基準9選!塾があわない際の対処法を紹介」では、塾の選び方について解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
5.学習内容の理解度を確認する
お子さんの学習内容の理解度を確認することで、問題に対してより理解を深められます。その結果、知識が定着して学力向上が期待できるのです。
アメリカ国立訓練研究所で行われた研究では、人に説明することで内容の約9割が定着するというデータが出ています!
具体的には以下の手順で行います。
- 塾や学校で出題されている問題を解いてもらう
- 答えを解法と一緒に説明してもらう
- 答えに至るまでの過程をしっかりと説明できているかを判断する
- 説明が不十分な場合、復習しテキスト通りに説明できる状態を目指す
塾や学校で出されている宿題をお子さんに解いてもらいます。その答えを解法といっしょに説明してもらいましょう。
答えがあっていても説明が不十分な場合、理解度が低い可能性があります。復習を行い再度チャレンジさせてみてください。
勉強が苦手な子は勉強法次第で変わる!親御さんと一緒に得意を伸ばそう
勉強が苦手なお子さんは、わからないことを放置していたり、勉強の方法がわかっていなかったりするなどの特徴があります。
親御さんが学習サポートをしてあげることで、得意になる可能性があるのです!
とはいえ、お子さんの勉強について不安を抱えている親御さんは多いのではないでしょうか。
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