「算数のテストで点数を取りたいけど対策法がわからない」
「どうすれば苦手克服できるの?」
「偏差値を伸ばす方法が知りたい」
算数の勉強は塾から間違ったやり方を指示されることが多いため、正しい勉強法を知らないと成績が伸びずに受験で失敗してしまうかもしれません。
しかし、正しい勉強方法が身につけば、苦手を克服して得意科目になる可能性があります。
私の生徒の中には、短期間で算数の偏差値が10以上伸びたお子さんもいました!
この記事では、お子さんの算数が得意になる方法を探している親御さんに向けて、
- 算数が得意になる方法
- 偏差値別の取り組み方
- 親御さんのサポート方法
- おすすめのアプリ
などについて解説します。
この記事を読むことで、算数が得意になる方法がわかり、一気に成績を伸ばせるでしょう。
ぜひ最後までご一読ください。
YouTubeでは、私が指導した結果、算数の偏差値をたった1ヶ月で11アップさせた子の親御さんと対談形式で成績を伸ばした方法を紹介しています!
また、公式LINEでは、算数が得意になるためのノウハウや練習問題を無料で配信しています。
「3ヶ月勉強しても算数が伸びない」と悩んでいる人は、ぜひ以下のリンクから友だち追加してみてください!
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算数が得意な子の特徴をサクッと解説
算数が得意な子には、以下のような共通した特徴があります。
- 問題の解き方がしっかりイメージできている
- 解法を説明できる
- 数字に対しての感覚が優れている
「10本のえんぴつの中から2本を友達にあげたら残りは何本?」と質問すると、即座に頭の中にイメージが浮かび「8本」と答えられるのが特徴です。
また、普段から物を数値化していることが多いことも特徴としてあげられます。
「お皿がある」ではなく「お皿が3枚ある」などと、具体的に数字にあらわしていることが多いです。
算数が得意になる方法5ステップ
苦手分野を克服して算数が得意になる方法は次の5ステップです。
- 苦手分野を洗い出す
- 前の基礎範囲に戻って復習する
- わからないときは映像授業で復習する
- 授業の問題を自力で解けたら説明してもらう
- 類似問題を解いてもらう
5ステップを順番に進めることで、算数が得意になります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.苦手分野を洗い出す
算数が得意になるためには、自分がどの分野を苦手としているかを理解することが重要です。
算数には和と差の計算問題や割合、速さなど様々な分野があります。お子さんがどの分野の対策をすればよいのかを把握するために、苦手分野を洗い出す作業が必要です。
普段使っているテキストを一通り解き、苦手分野を洗い出すのがおすすめです。
苦手分野に絞って対策することで、算数を得意分野にできるでしょう。
私のYouTubeでは、関連動画「【完全イメージ化】中学受験算数完全攻略 【永久保存版】」で算数攻略の方法を分野別に解説しています。お子さんの分野別の苦手克服を行う際にぜひ参考にしてみてください。
2.前の基礎範囲に戻って復習する
苦手な分野を特定できたら、基礎範囲に戻って復習しましょう。間違えた箇所の根本となる基礎分野に戻ることは、復習するときに大事なポイントです。
例えば、レベル3の問題を間違えたなら、レベル2の問題に戻って問題を解き直すイメージです。
間違えた問題よりも難易度を下げて基礎から問題を解いていくことで、苦手分野の克服につながります。
お子さんがどこで間違えてどこからやり直せばよいかわからない場合は、塾の講師や学校の先生に相談して戻るべき範囲を確認しましょう。
3.わからない時は映像授業で復習する
基礎からやり直してもわからなかった場合は、パソコンやスマートフォンなどで受けられる映像授業を活用しましょう。
映像授業の進め方は次の3つです。
- まず自力で問題を解いてみる
- 自力で解けない場合は、映像授業を少し見てヒントを得る
- 再度自力で問題を解く
ポイントはいきなり映像授業を見るのではなく、先に問題を解いておくことです。自分で問題を解きながら、わからない箇所だけ授業を見ると効率的に学習できます。
映像授業は「中学受験算数・高校受験数学けいたくチャンネル」がおすすめです!算数の苦手分野でつまづいているならぜひ参考にしてみてください。
4.授業の問題を自力で解けたら説明してもらう
問題が自力で解けたら、どのように計算して答えを出したのか説明してもらい、算数の理解度を確認しましょう。説明してもらう理由は、学習した算数の知識を定着させるためです。
アメリカ国立研究所で行われた研究では、学習した内容を人に教えることが1番知識の定着率がよいという研究結果が発表されています。
問題をどのように解いたのか説明できるようにならないと、苦手は克服できません!
親御さんも毎回お子さんに説明してもらうのは大変に感じるでしょう。しかし、周りもやらない大変なことをあえてやることで、周りの子と差がつきます。
算数の問題をどのように解いたのかしっかり説明できるまで、理解度を深めていきましょう。
5.類似問題を解いてもらう
数字や文章を変えた類似問題を解けるようになることで、算数を本質的に理解できます。
テキストの問題だけを解いていても、算数が得意になるとは限りません。テキスト問題の途中式や、答えを暗記している可能性があるからです。
繰り返し同じ問題を解いていると、自然と内容を暗記してしまいます。そのため、算数の理解度を上げるために、数字や文章を変えて類似問題を解きましょう。
類似問題を解くことで、本質的に内容を理解することに繋がります。
どのような問題が出題されても対応できる応用力を身につけましょう。
算数の練習問題や解き方のコツについては、私の公式LINEでも無料配布しています。お子さんの中には、1ヶ月未満で算数の点数が28点伸びた子もいるほどです。
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【偏差値40の子向け】算数が得意になる方法2つ
偏差値40のお子さんに必要なのは、計算力と基礎力を身につけることです。計算ドリルやテキストを利用して問題を解いていくことで、計算力と基礎力が身につきます。
この2つだけで最短で偏差値50までは到達できます。
それぞれ順番に見ていきましょう。
1.計算力を身につける
まず、計算力とは次の3つのことを指します。
- 計算のスピード
- 計算の正確さ
- 工夫して計算できる
計算ドリルやテキストの基本問題を繰り返し復習しましょう。繰り返し復習することで、計算のスピードや正確さを身につけられます。
また、計算を行う際には、常に工夫することを意識しましょう。
たとえば「125×99」という計算であれば「125×100」を計算してから、125引くことでも答えを求められます。
解き方の工夫を意識して、基本問題やドリルを繰り返し復習し、計算力を上げていきましょう。
2.基礎力を身につける
算数の基礎力とは、次の2つです。
- 問題の解き方が3秒以内にわかる
- 文章から図を作成できる読解力
問題の解き方を導くまでに時間がかかってしまうと、全ての問題を時間内に解き切ることができません。
問題を見たら、3秒以内に解き方がわかるように基礎力を身につけましょう!
また、中学受験の算数は試験傾向として文章問題が多く出題されます。そのため、文章内の情報を読み解き、図を作成できる読解力が必要です。
出題されている問題の分野と解き方がわからないとテストで点数を取れず成績アップにつながりません。解き方と読解力を磨き、算数の基礎力を身につけましょう。
なお、偏差値40台のお子さんでも中学受験は目指せます。詳しく知りたい方は、関連記事「偏差値40でも中学受験はおすすめ!3つの理由や成績向上のための学習方法を解説」にてチェックしてみてください。
【偏差値50の子向け】算数が得意になる方法2つ
偏差値50のお子さんがやることは以下の2つです。
- テキストの類似問題
- 10秒見直し
この2つをやることにより、基礎力の向上に加えて注意力を身につけ、ケアレスミスを減らせます。
偏差値50から60へ上げるために必要なのは基礎力と注意力です。
2つの方法を順番に紹介します。
1.テキストの類似問題を解く
テキストの類似問題を解くことで、偏差値を60まで伸ばす基礎力が身につきます。
類似問題を含めた勉強の進め方は次の3ステップです。
- テキストの基本と標準問題を解く
- 予習シリーズなどの問題集から似たような問題を出題する
- 問題の解き方を説明してもらう
ここで大事なのは、テキストの基本問題や標準問題を復習するだけでは学力が向上しないということです。
受験やテストではテキストと同じ問題は出題されないため、類似問題で演習を積むことが大切です。
基本問題や標準問題を完璧に理解しているなら、類似問題を解いて数字や聞き方が変わったときの対応力を身につけましょう。
成績が伸びる子には、いくつかの共通点があります。特徴を知りたい方は、関連記事「【受講生500名以上】現役塾講師から見た伸びる子の特徴7選!両親が行うべき成績アップの秘訣も解説」をあわせて読んでみてください。
2.10秒見直しを行う
テストなどで問題を解いたら、すぐに見直すことでケアレスミスを減らせます。
問題を解いてすぐに見直しを行えば落ち着いて間違いを探せるため、ミスの数を減らせるでしょう。
見直し時間は10秒でOKです!
ケアレスミスは100%直す必要はありません。完璧にしようとするとプレッシャーをかけてしまうため、1問までは許容範囲というスタンスが大事です。
また、ラスト5分での見直しはおすすめしません。理由は以下の通りです。
- ラスト5分は頑張って問題を解いている途中だから
- 今解いている問題から見直しに切り替えられる子は少ないから
- 時間がなくて見直しを忘れてしまうから
テストの終了時間直前は、終わっていない問題を解くためにラストスパートをかけている時間です。
焦っているときに見直しをしても間違いを見つけることは難しいため、ラスト5分の見直しはおすすめできません。
算数が得意になる子どもの親がしている4つのサポート
お子さんの算数が得意になるために、親御さんができるサポートは次の4つです。
- 子どもとの関わり方を意識する
- 算数クイズや立体的なおもちゃに触れさせる
- 日常会話に数字を織り交ぜる
- 読書習慣を身につけさせる
順番に解説していきます。
1.子どもとの関わり方を意識する
お子さんに伝えたことを素直に聞いてもらうためには、親御さんとお子さんが信頼関係を築くことが重要です。
お子さんと信頼関係を築くために、以下の7つを意識しましょう。
- 傾聴する
- 支援する
- 励ます
- 尊敬する
- 信頼する
- 受容する
- 意見の違いを交渉する
ポイントはお子さんの意見をよく聞いて1度受け入れてから、意見を交わすことです。
お子さんが意見を述べた際には、まずは傾聴する姿勢をとりましょう!
なお「勉強しなさい」「ゲームを没収するよ」と責めたり脅したりすることは逆効果です。
親子関係の悪化や勉強に対するやる気の低下につながります。お子さんの勉強をスムーズに進めるため、関わり方を意識しましょう。
2.算数クイズや立体的なおもちゃに触れさせる
算数クイズや立体的なおもちゃに早くから触れさせることで、算数を解くための力を自然と身につけられます。
算数クイズや立体的なおもちゃに触れさせるメリットは、以下の3つです。
- クイズを解く過程で親子のコミュニケーションが生まれる
- 算数に楽しさを感じて、自然と触れるようになる
- 物を使った図形をイメージする力が身につく
クイズ形式にするとゲーム感覚で算数に触れられるため、苦手意識を感じにくくなります。また、パズルやブロックを使った立体的なおもちゃで遊ぶことは、図形を頭でイメージする力が身につきます。
算数クイズや立体的なおもちゃに触れておくことで、算数の基礎力が身につき、得意になるでしょう。
3.日常会話に数字を織り交ぜる
お子さんとの会話では、意識して数字を使うようにしましょう。
たとえば、買い物に行った際には「にんじんを2本選んで」、自宅なら「コップを3つ用意して」など、数字を使って簡単なお願いをすることが有効です。
ほかにも、ホールケーキなどの大きな物を小さく切り分けることで分数が理解しやすくなるでしょう。算数が得意になるには、日頃から数字を意識することが大切です。
4.読書習慣を身につけさせる
算数を得意科目にしたいなら、語彙力を身につけることが大切です。知っている言葉の数が少ないと、しっかり考えることが難しいからです。
小学校の研究では、勉強ができる子とそうでない子には、小学1年生で「約3.5倍」、6年生で「約4.4倍」の語彙力に差があると結果が発表されています。そのため、本を読む習慣を身につけて、語彙力を増やすことを意識しましょう。
とくに、日頃から「やばい」「すごい」などの簡単な言葉で、なんでも表現している子に有効です。
お子さんが本を読んでいる時間は、親御さんも一緒に読書すると習慣づきやすいですよ!
算数が得意になるおすすめのアプリ3選
机に向かって勉強するのは苦痛だと感じるお子さんに向けて、おすすめのアプリを3つ紹介します。
- トドさんすう
- Think!Think!
- 楽しい算数:子どものための暗算演習
いずれもゲームなので、楽しく算数が学べるのが魅力です。ただし、長時間の利用は勉強時間の減少につながります。
利用時間については、くれぐれも親御さんが調整してあげてください。
1.トドさんすう
引用:TODO – トド英語, トドさんすう (todoschool.com)
アプリ名 | トドさんすう |
対象年齢 | 3歳~小学3年生 |
料金 | 8,850円~/年 (無料お試し期間あり) |
トドさんすうは20ヶ国以上のアプリストアで、教育・子ども向けカテゴリで1位を獲得した評判の高いアプリです。
対象年齢は3~9歳で、たし算・引き算や時計の読み方などが楽しく学べます。カラフルでかわいらしいキャラクターやポップなBGMが特徴なので、算数に苦手意識を持つお子さんにぴったりです。
ただし、無料のお試し期間が終わると、利用するには料金が発生します。
2.Think!Think!
引用:【公式】シンクシンク|思考力を育てる知育アプリ Think!Think! (wonderfy.inc)
アプリ名 | Think!Think! |
対象年齢 | 4歳~小学3年生 |
料金 | 450円~/月 (無料版は利用制限あり) |
「算数オリンピック」や「世界算数」の問題をつくるチームが制作したアプリで、思考力が身につけられます。問題数は2万問以上収録されているので、毎日遊んでも飽きない工夫が施されているのが特徴です。
また、4歳~小学3年生までが対象年齢となっているものの、大人が楽しめると高評価を得ているので親子で取り組めるでしょう。
アプリに回数制限が設定されているので、親御さんが時間制限しなくていいことも魅力です!
ただし、無料で利用するには制限があります。物足りなさを感じたら、月額制に移行することを検討してみてもいいでしょう。
3.楽しい算数:子どものための暗算演習
アプリ名 | 楽しい算数:子どものための暗算演習 |
対象年齢 | 未就学児~小学4年生 |
料金 | 450円~/月 (無料版は利用制限あり) |
未就学児から小学4年生までを対象としたアプリです。たし算・引き算はもちろん、かけ算や割り算を暗算でおこなうことを練習できます。
ゲームをクリアするとモンスターやアイテムをもらえるので、達成感を味わえるでしょう。お子さんのレベルにあわせて基礎から復習できるのが魅力で、つまずいている単元をゲームで克服できます。
暗算が得意になると問題を解くスピードが速くなるため、お子さんの自信につながりますよ!
算数が得意になる方法を把握し親子で苦手を克服しよう
算数が得意になるためには、お子さんがどこでつまづいているか把握し、正しい方法で対策することが大切です。
正しい勉強方法を身につけることで、算数の偏差値がグングン伸びていきます!
算数の偏差値を上げるためには、親御さんの協力が必要です。日頃からお子さんの学習状況に目を配り、苦手な算数を得意にできるようサポートしていきましょう。
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