子どもが宿題をやらなくて困っている親御さん
「子どもに宿題するように言っても効果なし。時間制限作戦も、晩ご飯などのご褒美作戦も、ママが一緒に勉強手伝う作戦も、放置する作戦も、ひと通りやってみたけどイマイチしっくり来ない。どう対処したら良いのか教えてほしい。」
こんなお悩みに答えます。
注意しても宿題をやらないのはストレスに感じますよね。机に座ってもゲームをしたりYouTubeを観たり、寝てることもあります。ルールを作っても守らずに勉強しないで、困っている親御さんも多いでしょう。
そこで今回は、子どもが勉強しない要因と、子どもが主体的に勉強するようになる心理学的な方法についてお伝えします。
本記事の信頼性
この記事を書いている私は生徒指導歴5年ほど。東大合格者数No.1の予備校にて500名以上の生徒をみてきた後、オンライン塾を起業しました。
心理学を土台にした指導で、生徒が主体的に勉強するようになり、2020年は全員合格することができました。
実を言うと、私自身も勉強が嫌いで宿題はちゃんとやった時の方が少ないかもしれません。そんな私でも1日17時間の勉強を夢中になってするように変われました。
今どんなに勉強が嫌いな生徒でも、心理学的なアプローチ方法を使えば、主体的に勉強へ向かうようになります。
本当にストレスを感じている方には、大変お力になれると思っています。当サイトでお伝えするのは、これまでに無い画期的な方法です。
本当に現状を変えたいなら、飛ばし読みは厳禁です。ゆっくりと1人で集中できる時にお読みください。
それでは行きましょう~。
子どもが宿題をやらない理由と心理的要因
勉強をやらされている
これは皆さんも聞いたことが多いかと思いますが、宿題をやらない理由はやらされているものだからです。誰かから強制されるものはやりたくないですよね。
例えば、私たちの仕事もそうですよね。
上司からやるように押し付けられた業務は、やる理由も特に分からないし、仕事のうちではあるものの、やる気になるのは難しかったりします。
大人になると我慢や忖度などができるようになりますが、子どもは素直なのでやりたくない!となってしまうわけです。
なので、子どもが勉強をしたくなるように促すことが大切です。その方法を後ほど詳しく書いていきますね。
量が多くて分からない部分が多い
宿題をやらない子どもの中には、「だって問題が分からないんだもん」という子もいることでしょう。親にも全ての問題は分からないので、解説するのも限界があります。
学校の先生に聞いてくるのもいいですが、何かと忘れてしまいますよね。
理想なのは、分かる単元まで戻って学習することです。
例えば、3桁の割り算が分からないのであれば、2桁の割り算に戻ってみるという具合です。
私はスタディサプリを使って、生徒が分かる範囲まで戻って理解度を上げていました。
スタディサプリは好きな単元に戻ることができて、分かりやすい授業をしてくれるので、子どもの分からないを解消できますよ。
使い方を書いた記事を紹介しますね。宿題が難しいと悩んでいる方にはおすすめです。
子どもの上質世界に宿題がない
心理学的な言葉ですが、
上質世界とは、脳内にある欲求を満たすイメージの世界のことです。
いわゆる理想のイメージのようなもので、この記事を読んでいる親御さんの上質世界には『勉強を頑張っている子どもの姿、成績を伸ばして自信を持っている子どものイメージ』があります。その理想を叶えるために、この記事を読んでいます。この行動は主体的なもので、記事を無理やり読まされている人はいないでしょう。
子どもの上質世界に『勉強ができる自分の姿、100点を取っているイメージ』が入ると、主体的に勉強するようになります。
上質世界については、こちらの記事で詳しく書いています。子どものやる気を引き出す上で大変重要になるポイントなので、参考にしてください。
子どもが主体的に宿題をするようになる方法
子どもに勉強内容を決めてもらう
自分で勉強の内容を決めてもらいましょう。「いつまでに何をどのくらいするのか」を、自分で目標設定するということですね。
私の場合だと、「今日はどこからどこまでを何時までにやるか」を生徒に決めてもらっています。
- 「今日はどんな宿題が出てるの?」
- ーー「算数と国語と理科の宿題が出てるよ!」
- 「そしたら、それぞれを何時までにやろうか?」
- ーー「算数と国語は15時までにやって、理科は19時までにやるよ!」
- 「わかった!そしたら19時頃に終わったことを連絡してね!」
こんな感じで、勉強の内容と期限を生徒に決めてもらいます。自分から宣言することで、自制心が働いて宿題に取り組むようになります。
ただ、親との約束は破ってしまいがちです。
厳しくしすぎると答えを丸写しすることもあるので、その対処法もまとめてみました。
親が肯定的解釈能力を身につける
結局、受け入れるという大人の捉え方も大切だったりします。子どもを変えよう変えようとしていると親の方が疲れますよね。
物事を肯定的に解釈する力を磨くことで、ストレス解消になったり、子どもが変わるきっかけを与えたりできます。
ポジティブ思考、ネガティブ思考と言ったりします。ここは軽視するべきではなくて、解釈しだいで人生の幸福度も違ってくることが研究で分かっています。
肯定的解釈の力を身につける方法に関しては、こちらにて紹介しています。
子どもの上質世界に勉強を入れる(目標を明確にする)
先ほども上質世界について触れましたが、人間の主体的な行動というのは自らが選択することから生まれます。
その行動は上質世界に近づくように選択されるので、子どもの上質世界に『勉強ができる自分の姿』を入れると効果的です。本当に行きたい志望校を入れるのもアリです。
成績が伸びたり、受験で合格したりする子は『この学校に通っている自分の姿、この学校の部活動で活躍している自分の姿』などが上質世界にあります。
その理想のイメージに近づくために、勉強という行動を自ら選択します。
宿題をやらないのは、上質世界に理想の姿がないからです。これは目標を明確にする、という意味と似ています。心から達成したい目標が明確になれば、勝手に勉強に向かうようになります。
目標を明確にして、子どものやる気を引き出す方法はこちらにまとめてあります。
子どもが主体的に勉強する環境を作る方法【全て解決します】
現時点では『子どもが自分から勉強する』なんて想像できない人も多いのではないでしょうか?
しかし、このサイトの記事を読み込むことで、子どもが主体的に勉強する環境を作ることができます。
また、良好な人間関係と学力向上を両立させることが可能になり、今のようなストレスや悩みからは解放されるでしょう。
このサイトでは、子どもが主体的に勉強に向かう方法を『やる気を引き出す技術』としてノウハウ提供をしています。
心理学的なアプローチで再現性が高く、実際に私のオンライン塾でも成果を出しているものです。
ぜひ、お悩みの方は学んでみてください。
これまでの〇〇をしましょう、という行動単位の解決策ではなく、考え方から変えていくものです。
時間はかかりますが、これまでのストレス生活からは解放されるはずです。じっくりと丁寧に読み進めてください。
このサイトが初めての方はこちらの記事がおすすめ
親子関係で悩んでいる方はこちら
子どもの目標があいまいで困ってる方はこちら
今回は、子どもが宿題をやらない時の対処法について書きました。
親にコントロールできるのは、親の行動と思考のみです。他人を変えるのではなく、自分を変えることに気付けば、子どもが主体的に成果へ向かうようになります。
勉強や受験が苦しいものではなくなり、家族が円満に過ごすことができます。
こうした幸せな家庭を増やすことが、当サイトのミッションです。
ぜひ、他の記事もご覧くださいね!
人気記事 【子どものやる気を引き出す技術】ゲームの情熱を勉強に向ける方法
人気記事【2020年度】おすすめのオンライン塾・家庭教師3社を比較