「小学生から塾に通わせる必要はあるのかな?」
「中学受験をしなくても、入塾の効果はあるの?」
「うちの子が塾に行ったら成績が伸びるのだろうか?」
学年が上がるにつれて、塾に通い出す小学生が増えていく傾向にあります。そのため「うちの子も塾に行かせたほうがよいのか」と悩む親御さんは多いのではないでしょうか。
とはいえ、小学生に塾が必要なのか疑問に感じますよね。「中学生や高校生になってからでも遅くはないのでは」と考える方もいるでしょう。
この記事では、塾に通わせるか悩んでいる親御さんに向けて、
- 入塾の判断基準
- 塾に通う必要性
- 塾の必要がないお子さんの共通点
などを解説します。
最後まで読むことで、塾に通わせるか判断できたり、別の学習支援の方法があることがわかったりします!
ぜひご一読ください。
なお、私の公式LINEでは、小学生のお子さんをお持ちの親御さんに向けて、役立つ情報を発信しています。「勉強をして欲しいけど、なかなか取り組んでくれない」「中学受験をさせるか迷っている」という方は必見です。
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小学生に塾は必要か悩んだ際の判断ポイント3選
塾が必要か悩んだ際には、以下の3点を考えてみましょう。
- 中学受験をするか
- 家庭での学習をサポートできるか
- 学校の授業についていけているか
それぞれのポイントについて、順番に解説します。「子どもを塾に通わせるか迷っている」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.中学受験をするか
中学受験をする場合は、塾通いを検討したほうがよいです。入試問題は難しく、小学校で習う内容だけではカバーしきれないためです。
とくに、難関校は、中堅校の入試や模試では見られない問題が出題されることも珍しくありません!
つまり、中学受験で成功するには、入試問題に特化した対策を行う必要があるということです。
また、なかには親御さん自身が中学受験を経験したことがない方も多いと思います。
指導のプロに対策をお願いすることで「学習スケジュールの立て方がわからない」「模試を受けた後の振り返りがわからない」などの不安を取り除けるでしょう。
2.家庭での学習をサポートできるか
塾に通わせるか迷った際には、親御さんがお子さんの学習をサポートできるか考えてみます。
たとえば、以下のような状況であれば、入塾を検討してみてもよいでしょう。
- 仕事が忙しくて家で宿題を見てあげられない
- 下の子が生まれたばかりで、上の子に勉強をサポートできない
- 宿題以外にどんな学習をさせればよいのかわからない
塾によっては、授業でわからない部分をサポートしたり、宿題を見てくれたりします。
中学受験をしないお子さんでも、塾に通うメリットは大きいです!
3.学校の授業についていけているか
学年が上がっていくと、徐々に授業についていけなくなるお子さんは多いです。
とくに、成績やテストの点数がガクンと落ちている場合は、勉強に苦手意識を抱いている可能性が高いです!
塾に通わせることで、お子さんが苦手を克服する効果が期待できます。
とはいえ、いきなり塾に通わそうとするのではなく、まずは家でのサポートを試みます。効果がなかったり、サポートの時間を取れそうになかったりすれば、入塾を検討しましょう。
中学受験する小学生が塾に通う3つの必要性
中学受験を考えているお子さんは、塾に通うことをおすすめします。主に、以下3つの理由があるためです。
- 中学受験対策を行える
- 子どもに中学受験を意識させられる
- 中学受験のサポートを受けられる
順番に見ていきましょう。
ちなみに「塾に通う=志望校に合格する」という考えは間違いです!
お子さんによっては、いくら優秀な塾に行っても成績が伸びない恐れがあります。
関連動画「【閲覧注意】中学受験で塾に通っても伸びない子の共通点3選」では、塾の効果を感じにくいお子さんの特徴を紹介しています。注意すべき点を知って、中学受験を成功に導きましょう。
1.中学受験対策を行える
中学受験の内容は、小学校で習う授業と比べると難易度は高めです。そのため、プラスαの学習が必要です。
さらに、中学校によって入試内容は異なります。国語や算数などの筆記試験だけでなく、以下の内容が試験に出される場合があります。
- 体育や音楽などの実技試験
- プレゼンテーション
- プログラミング
- 受験生同士によるグループディスカッション
つまり、志望校に応じた受験対策が必要ということです!
しかし、小学校のカリキュラムには、中学受験対策は含まれていません。そのため、塾に通って自主的に対策する必要があります。
2.子どもに中学受験を意識させられる
塾に通うことで、受験勉強をする同世代の生徒と触れあえます。結果、刺激を受けて、中学受験のスイッチが入る可能性があります。
中学受験は、お子さんが初めて行うことになる受験です。そのため、受験自体がどういうものなのかわからないお子さんは少なくありません。
中学受験を成功に導くには、お子さん自身のやる気を引き出す必要があります!
塾に通うことで、モチベーションが上がる効果が期待できるでしょう。
3.中学受験のサポートを受けられる
中学受験は、お子さんだけでなく親御さんも初めて経験する受験です。そのため、志望校選びや受験の手続きなど、わからないことが多いのではないでしょうか。
塾によっては、以下の様な学習面以外もサポートしてくれます。
- 各中学校の入試の特色や合格実績などを教えてくれる
- 受験の直前の学習の進め方をアドバイスしてくれる
- 個別面談によって悩みを相談できる
このような支援があれば、親御さんも安心してお子さんの中学受験を進められるでしょう!
とはいえ、中学受験において悩みはつきものです。
私の公式LINEでは、親御さん向けに無料の個別相談を受け付けています。「中学受験をこのまま進めてよいかわからない」「塾以外の相談場所が欲しい」と考えている方は、ぜひ以下のリンクから友だち追加してみてください。
中学受験しない小学生が塾に通う3つの必要性
塾は、中学受験しないお子さんが通ってもメリットがあります。具体的には、以下の3点です。
- 学習習慣が身につく
- 勉強の進め方を知れる
- 苦手の克服が期待できる
「中学受験はしないけど、入塾させるか迷っている」という親御さんは、ぜひ参考にしてみてください。
なお、関連記事「中学受験しない小学生が塾に通うメリット5選!入塾のタイミングや注意点を現役塾講師が解説」では、中学受験対策以外の塾に通う利点をより詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
1.学習習慣が身につく
通塾のメリットは、勉強をするための環境に身を置けることです。そのため、定期的に塾に行くことで、自然と学習習慣を身につけられます。
とくに「自宅にいるとなかなか勉強しない」というお子さんにおすすめです!
さらに、小学生のうちから勉強する習慣があることで、中学校の定期試験や高校受験対策にも役立ちます。お子さんの将来を考えるのであれば、早い時期から塾に通わせることを検討してみてください。
2.勉強の進め方を知れる
「勉強のやり方がわからない」と悩むお子さんは多いものです。塾に通うことで、どのように勉強を進めるのかを理解できます。
たとえば、以下のようなことを知れるでしょう。
- 漢字や九九などの暗記には反復学習が必要
- テストに出やすい分野から勉強すると効率がよい
- スケジュールを立てて学習を進める
勉強の進め方を理解できれば、お子さんが自然と自主学習にも取り組んでくれます。
結果、成績がアップするうれしい効果が期待できるでしょう!
3.苦手の克服が期待できる
中学受験をしない小学生のお子さんは「補習塾」がおすすめです。授業でわからなかったり、理解が浅かったりする部分をサポートしてくれます。
そのため、お子さんの苦手の解消効果が期待できます。
小学生のうちから苦手を克服しておけば、高校・大学受験の際に役立ちます!
苦手を克服すれば「勉強って楽しいんだ!」と思ってもらえます。結果、自信を持って学習に取り組めるようになるでしょう。
塾の必要がない小学生の共通点3選
小学生のうちから塾に通うのは、メリットしかないように思えます。しかし、お子さんによっては、効果を感じられなかったり、他の学習方法が適していたりする場合があるのも事実です。
こちらでは、塾の必要がないお子さんの共通点を3点紹介します。
- 中学受験をしない+学力に不安がない
- 子どもが通塾に前向きでない
- 塾代の捻出が難しい
知らないまま塾に通わせると「お金だけが無駄になってしまった」「別のことに時間を割いてあげればよかった」などと後悔する恐れがあります!
ぜひ参考にしてみてください。
1.中学受験をしない+学力に不安がない
中学受験をせず、授業についていけているお子さんは、塾の必要はありません。目標がないまま塾に通ったとしても、効果を感じられないためです。
たとえば、中学受験を目標にしているのなら「志望校に合格したい」という思いがお子さんをやる気にさせます。
しかし、目指すゴールがなければ「なんのために塾に通っているのだろう」と疑問を感じ、徐々にモチベーションは下がってしまうでしょう。
この状況の場合、家庭学習のサポートを重点的にしてあげることをおすすめします!
とはいえ、自宅でどんな学習をすればよいのかイメージが湧きませんよね。
家庭での勉強方法は、関連記事「【小学生向け】家庭学習は何をすればいいの?5つの勉強法を現役塾講師が解説」にて紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
2.子どもが通塾に前向きでない
お子さんが塾に通うことに前向きではないと、入塾しても効果を感じられないでしょう。成績を伸ばすためには、以下のステップを踏む必要があるためです。
つまり、成績がアップするためには、やる気を出すことが第一ということです!
たとえば、お子さんが塾に行きたくなさそうにしていたり、他の習い事を優先したそうにしていたりする場合は注意が必要です。
塾に通わせるか悩んだ際は、ますは勉強のやる気を引き出すことから始めてみましょう。
3.塾代の捻出が難しい
塾代の相場は、月1~3.5万円です。その他にも、テキスト代や講習費などが必要になる場合があります。
塾代の捻出が難しいと、通い続けるのが難しくなってしまいます。そのため、無理して入塾をさせるのは得策ではありません。
経済的に厳しい場合は、別の方法での学習サポートを検討してみましょう!
たとえば、通信学習や問題集・参考書などを活用すれば、コストを抑えつつプラスαの勉強が可能です。
なお「塾代が払えそうにない」と悩んでいる方は、関連記事「中学受験の塾代が払えないときの対処法8選!家庭で行える学習サポートを現役塾講師が解説」をチェックしてみてください。費用捻出する方法や家庭で学習を支援するノウハウを紹介しています。
小学生に塾が必要か悩んだら学習状況や子どものやる気から判断しよう
小学生のうちからの通塾は、お子さんと親御さんの両方にメリットがある行為です!
しかし、お子さんのやる気次第では、塾の効果が出ない恐れがあります。また、家計の状況によっては、塾以外の学習方法が適しています。
塾に通うか悩んだら、中学受験の有無や家庭学習のサポートができるかどうかで判断しましょう。
とはいえ、お子さんの学習環境について、悩みを抱えている親御さんは多いのではないでしょうか。
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