「塾に通っているのに成績が上がらない…」
「塾を辞めたほうがいいのかな?」
「成績を上げるための方法が知りたい」
「塾に通わせているのに子どもの成績が思うように上がらない」と、悩みを抱える親御さんも多いのではないでしょうか。塾に通っていても効果が出ない理由には、基礎学力の不足や学習環境への不適応などがあげられます。
結論として、お子さんの特性や実力に合った塾でなければ成績は上がりません!
本記事では、塾を辞めるべきか悩んでいる親御さんに向けて以下の内容を解説します。
- 塾を辞める判断ポイント
- 成績が上がらない塾の特徴
- 親御さんができる対策方法
塾を辞めたほうがよいのか判断ができるようになるため、ぜひ最後までご覧ください。
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塾で成績が上がらないなら辞めるべき?判断するポイントは5つ
塾を辞めるか判断するポイントは、以下の5つです。
- 塾の学習ペースについていけていない
- 授業をわかったつもりになっている
- 塾講師と相性が合っていない
- 周囲の環境に馴染めていない
- 塾に無理やり通っている
お子さんの特性に合った環境でなければ、塾を続けても成果は上がりません。
成績が上がらず悩んでいるなら、塾を辞めることも検討してみましょう。
1.塾の学習ペースについていけていない
基礎を理解していないまま塾の授業が進むと、成績を上げることが難しくなります。
- 塾の勉強が理解できず応用問題が解けなくなる
- 基礎分野を復習する時間が必要になる
特に集団塾の場合は大勢のお子さんに対して授業が行われるため、お子さん一人ひとりの個別フォローは期待できないでしょう。
お子さんに合ったペースで、基礎から勉強できる方法を探さなければいけません。
集団塾の学習ペースについていけなくなったときは、個別指導塾などお子さんのペースに合った塾を検討する必要があります。
関連動画「【閲覧注意】中学受験で塾に通っても伸びない子の共通点3選」では、塾に通っても伸びない原因について解説しています。ぜひ参考にして、お子さんが同じような状況に陥っていないか確認してみてください。
2.授業をわかったつもりになっている
塾に通っていても成績が伸び悩むお子さんは、授業を聞いて「わかったつもり」で止まっている可能性があります。
成績を伸ばすためには「わかる」「できる」「点になる」の3ステップを踏まなければいけません。
しかし、塾では「わかる」までしか対応できないことに加えて、授業スピードの早さから知識が完全に定着する前に新しい分野を学習することになります。
塾の学習ペースに追いつけず「わかったつもり」を解消できなければ、塾を変えることも検討したほうがよいでしょう。
自主学習が追い付かない場合、塾を続けても成績向上にはつながりません。
3.塾講師と相性が合っていない
塾で成績が上がらない理由として、塾講師との相性が合っていないことがあげられます。
教え方や性格が合わない講師の授業では、お子さんのモチベーションが上がらず、学習効果が低下するでしょう。
講師に対して苦手意識が芽生えると、学習に対するモチベーションは下がってしまいます。
また、塾講師と相性が合わなければ質問しづらいと感じ、さらにわからないことが増えるという悪循環に陥る可能性があります。
担当の塾講師の変更や別クラスへ移動できるか可能か確認し、対処してもらえない場合は塾の変更を検討しましょう。
4.周囲の環境に馴染めていない
塾での成績が伸び悩む原因として、周囲の環境に馴染めずストレスを感じていることがあげられます。
なお、子どもがストレスを感じる理由の一例は、以下のとおりです。
- ほかの子どもに混じって授業を受けるのが苦痛
- ほかの子どもと成績を比較されたくない
ほかの生徒とのコミュニケーションがうまくいかずクラスに馴染めないと、授業に集中できなくなり学習効果が低下します。
特に人見知りな子や人付き合いが苦手な子の場合は、知らない子の中に混じって授業を受けることにストレスを抱えてしまうでしょう。
環境によるストレスは、成績アップへの障害になる可能性が高くなります。
塾自体が合っていない可能性があるため、学習方法の見直しを検討しましょう。
関連記事「【失敗を回避】集団塾に向かない子の特徴5選!合格に必要な具体的なアクション3つも紹介」では、集団塾に向かない子の特徴について詳しく解説しています。お子さんの特性に合わせた塾選びに役立つため、ぜひ参考にしてください。
5.塾に無理やり通っている
成績が上がらない原因の1つに、無理やり塾に通っていることも考えられます。たとえば、以下のようなことがあげられます。
- 親の意向や周囲の圧力で塾に行かされている
- 友達に合わせて塾に通っている
親の意向や周囲の圧力で、自分の意思とは関係なく塾に通っている場合、成績が伸び悩むことがあります。
成績アップしたいという気持ちなしに塾に通っていると、勉強へのモチベーションも低くなります。
お子さんのやる気や勉強する動機は、成績アップするための非常に重要な要素です。
無理に塾に通い続けるよりも、自分に合った学習環境を選ぶことで、成績向上につながる可能性が高まるでしょう。
【成績が上がらない】選んではいけない塾の特徴は3つ
選んではいけない塾の特徴は、以下の3つです。
- 生徒を見抜けない塾
- 家での自習管理をしない
- 学校とは異なるやり方で教える
お子さんに合わない塾を選ばないように、ポイントを押さえておきましょう。
関連動画「【塾選び】選んではいけない塾の特徴TOP3【内部進学】」では、選んではいけない塾の特徴を詳しく解説しています。お子さんに合った塾を選びたいと考えている親御さんは、ぜひ関連動画も参考にしてください。
1.生徒を見抜けない塾
選んではいけない塾の特徴の1つは、生徒の「わかったつもり」を見抜けない塾です。勉強が苦手な子には、以下のような特徴があります。
- 授業を聞いただけでわかった気がしている
- 問題を解いてみて「何とかできる」の状態で止まっている
質の高い塾では、生徒の理解度を細かくチェックし、曖昧な部分を見逃さず指導します。
しかし、生徒の理解度を見抜けない塾だと、生徒の理解が不十分なまま次の内容に進んでしまうでしょう。
悪気なくごまかしている子どももいるため、生徒を見抜く力を持っているかが重要です。
塾を選ぶときは、生徒の理解度をどのように確認しているか塾講師へ確認が必要です。
2.家での自習管理をしない
成績を伸ばすために必要なのは、塾の授業に加えて自習の質を高めることです。
子どもは学校で年間1000時間ほど授業を受けて勉強しています。その上で伸び悩んでいる子は、塾で授業を受けるだけでは成績が伸びません。
知識を定着させるレベルまで持っていくためには、自習して「わかる」状態になる必要があります。
そのため、正しい勉強のやり方を教えてくれたり、自習した内容を確認してアドバイスしてくれたりする講師がいる塾を選ぶことが大切です。
一方で、具体的な学習方法や時間配分のアドバイスがない塾だと、効果的な自習ができず成績向上にはつながりません。
家庭学習の指示やチェック方法が曖昧な塾は選ばないように気を付けましょう。
3.学校とは異なるやり方で教える
塾での学習方法が学校と大きく異なる場合、成績が伸び悩むことがあります。
学校と塾で教え方や解法が違うとお子さんは混乱し、どちらの方法で問題に取り組めばよいか戸惑ってしまうためです。
学校のやり方で問題を解かないと不正解になる可能性があるため、解き方が違うと成績を伸ばせません。
よくある失敗談では「3と4の公倍数を書く問題で、0をつけるつけないの差によって得点できなかった」というケースがあります。
学校の授業に合わせて指導してくれる塾でなければ、選ばないほうがよいでしょう。
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塾で成績が上がらないときに親ができるアクション5つ
塾で成績が上がらないとき、親御さんがお子さんに向けてできることは以下の5つです。
- 子どものモチベーションを上げる
- 塾での理解度を確認する
- 合格テンプレートを活用する
- 塾の指導方針に関与する
- 子どもに合う塾への転塾を検討する
お子さんの成績が上がらないときは、原因を突き止めて対策することが重要です。
効果的な対策方法を解説するため、ぜひアクションを起こすための参考にしてください。
1.子どものモチベーションを上げる
塾で成績が上がらないときは、勉強へのモチベーションアップが有効です。
どんなにいい塾を選んでも、子どものやる気がなく自主的な勉強が行えないと効果は薄くなってしまいます。なお、やる気を引き出すためには、以下のような対策が効果的です。
- 志望校見学に行く
- 「子どもの性格」を理解した関わり方をする
- 子どもが自主的に勉強する環境・仕組みを整える
特に有効なのは、お子さんと一緒に志望校見学に行くことです。
実際に志望校へ足を運んで校舎の雰囲気を感じたり、説明を受けたりすることで、お子さんの「絶対に志望校へ通いたい」という強いモチベーションを引き出せます。
お子さんのモチベーションが上がれば、少なからず成績向上が見込めますよ。
2.塾での理解度を確認する
塾で成績が上がらない場合、各教科に対してお子さんの理解度を確認することが重要です。
お子さんが学校や塾の授業内容をどの程度理解しているか把握することで、適切な対策を講じられます。
理解度を確かめるには、問題の答えを導いた解法を説明してもらうことが有効です。
理解が不十分な部分が明らかになれば、定期的に塾の学習内容について話し合い、塾の先生へ直接フィードバックを求めましょう。
子どもの理解度を正確に把握することで、より効果的な学習支援が可能になります。
3.合格テンプレートを活用する
合格テンプレートとは、私が普段の生徒指導でおすすめしている「お子さんに合った勉強法・指導法がわかる」ツールです。
合格テンプレートを活用すると、以下の効果が期待できるようになります。
- 子どもにあった勉強のやり方がわかる
- どうすれば成績が伸びるのかわかる
- 塾に何を伝えたら高い指導が受けられるのかわかる
合格テンプレートに目標や計画、理解度などを記入することで、お子さんの成績アップに必要なものを把握できます。
お子さんの成績を伸ばすために必要な行動を、塾に問い合わせることもできるようになるでしょう。
合格テンプレートは、私の公式LINEにて配布しています。友だち登録後に「合格テンプレート」とメッセージを送っていただければ、無料でプレゼントを受け取れます。
4.塾の指導方針に関与する
塾の指導方針に任せっきりになるのではなく、親御さんもお子さんの学習方針・指導法に関与することが大切です。たとえば、以下のように関わることをおすすめします。
- 集団塾ならカリキュラムの把握や講師の授業の進め方を知る
- 個別指導塾なら、講師と面談して方向性をすり合わせる
子どもの特性や学習状況を踏まえて、指導方針についての話し合いを持つことが重要です。
特に個別指導塾は講師の力量によって指導の質が左右されるため、担当講師をマネジメントする意識を持つ必要があります。
苦手科目の克服方法やテスト対策の進め方など、学校の授業進度と塾の指導内容をすり合わせることも効果的です。
親が適切に関与することで、お子さんに合った指導を受けられる可能性が高まり、成績向上につながりやすくなります。
5.子どもに合う塾への転塾を検討する
成績が上がらない状況が続く場合、お子さんに合う別の塾へ転塾を検討することも選択肢の1つです。
集団塾で成績が伸びないなら、個別指導塾を検討するなど、ほかの方法を模索してみましょう。
偏差値60以下で基礎が身に付いていない場合は、個別指導塾を選ぶと状況を改善できる可能性が高くなります。
転塾を検討する際は、体験授業を利用したり口コミを参考にしたりして、慎重に選ぶことが大切です。
子どもに合った環境で学ぶことで、勉強へのモチベーションが上がり、成績向上につながる可能性が高まるでしょう。
塾で成績が上がらないなら辞めることも検討すべき!最適な学習環境を見つけよう
塾で成績が上がらない理由は多岐にわたり、基礎学力の不足や環境への不適応などがあげられます。しかし、必ずしも塾を辞めることが最善の解決策ではなく、状況に応じた適切な対応が必要です。
成績向上のためには子どもの学習状況や塾での様子を詳しく確認し、問題点を特定しましょう。
塾に通い続けても成績が上がらない場合には、学習方法の見直しやモチベーション向上の工夫など、具体的なアクションを起こすことが大切です。
とはいえ「どのように塾を選んでいいかわからない」と悩んでいる親御さんもいるのではないでしょうか。
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