「塾の先生と合わない原因は?」
「対処法はある?」
「子どもに合った先生の選び方を知りたい」
塾の先生と合わない原因は、お子さんによってさまざまです。相性が良くないと感じても、どのように対処すればよいかわからない親御さんがいるかもしれません。
違和感を覚えつつ、対処しないまま通塾するのはおすすめできません!
とはいえ、個人的な理由を塾に伝えるのは気が引ける方もいるでしょう。
そこでこの記事では、塾の先生と合わないと感じている方に向けて、以下の内容を解説します。
- 塾の先生と合わないと感じる原因
- 原因を見つける方法と対処法
- 子どもに適した塾を見つける方法
今日からできる対策もあるので、ぜひ最後までお読みください。
なお、YouTubeでは集団塾に通って自信をなくしていた子どもが、どのようにしてやる気をアップさせたか紹介しています。
勉強へのモチベーションが下がっていて困っている親御さんにとくにおすすめなので、あわせて視聴してみてください。
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塾の先生と合わないと感じる5つの原因
塾の先生と合わないと感じる原因には以下の5つがあります。
- 教え方がわかりにくい
- 授業のスピードが合わない
- 性格が合わずに生理的に受けつけない
- 質問しにくい
- 理解してもらえていないと感じる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.教え方がわかりにくい
先生の教え方が子どもに適していない場合に、合わないと感じることがあります。なお、わかりにくさを感じるとき、以下のいずれかの理由にあてはまることがほとんどです。
- 必要な説明が足りない
- 解説内容が求めているものと異なる
「解答の途中過程を飛ばす」「教科書に載っている説明しかしてくれない」など、必要な説明が不足していると違和感を覚えるでしょう。
また、子どもに適したレベル感での解説でない場合に「難しすぎて理解できない」「簡単すぎて学ぶことがない」などと、感じることがあります。
先生の説明がお子さんの学習理解度に合っていないと、わかりにくいと感じます!
2.授業のスピードが合わない
授業のスピードが速いまたは遅いなど、子どものペースに合っていない場合は先生と合わないと感じます。
先生の話すスピード、間の取り方、問題に進むペースなどが合わないと気になるお子さんがいます!
集団塾ではクラスの平均に合わせたスピードで授業展開するため、その層から外れたお子さんはスピードが合わないと感じるでしょう。
授業中の集中力を切らす原因となり、成績アップに結び付きにくくなります。早めに対処してあげましょう。
3.性格が合わずに生理的に受けつけない
人それぞれ個性があるように、人間関係にも相性の良し悪しが存在します。そのため、先生との性格に不一致があるのは、ある意味では当たり前といえるでしょう。
以下のようなケースでは、とくに「生理的に合わない」と感じる可能性があります。
- 先生は叱って伸ばしたいタイプだが、子どもは叱られるとモチベーションが下がる性格
- 先生は大雑把でなにごとも気にしないタイプだが、子どもは几帳面で些細なことが気になる性格
対人関係の相性の良し悪しは、なかなか改善することは難しいといえます。
そもそもの性格に大きな差があれば、おたがいに歩み寄る姿勢がないと「合わない」と感じる一方です。
先生と話し合いを進めるよりも転塾したほうが、子どもの成績アップに直結する可能性があります。
4.質問しにくい
質問しにくい雰囲気を出す先生は、子どもが合わないと思う場合があります。
不明点を質問できないと、授業についていくのが困難です!
無愛想な態度を取ったり、めんどくさがったりする先生のもとでは、子どもが成長できません。
また、いつも忙しそうにしていて話しかけにくい状況をつくっている先生も避けるべきといえます。質問できない状況であれば、早急に対処することが必要です。
なお、私が運営している個別指導塾では、いつでもLINEで質問できる環境を整えています。
関連記事「【受講者の声】3ヶ月で算数偏差値12アップ!5つの子どもの変化や取り組んだことも解説」でお子さんの変化を紹介しているので、質問できる環境の重要性をチェックしてみてください。
5.理解してもらえていないと感じる
先生が自分のことをわかってくれないと、合わないと感じる場合があります。
思春期のお子さんは、先生の態度に敏感に反応してしまうことがあります!
お子さんの言ったことを忘れたり、大切にしなかったりするような態度があると「私のことなんて気にも留めていないんだな」などと、疎外感を覚えるでしょう。
ただし、先生には悪気がないことがほとんどです。お子さんの言い分には見極めが必要でしょう。
なお、お子さんが「塾をやめたい」と言ったときには、関連記事「【永久保存版】塾をやめたい子どもに親御さんがすべき行動3選!NG行動や判断基準を解説」で判断基準を紹介しています。あわせて読んでみてください。
子どもの話をよく聞いて塾の先生と合わない原因を探ろう
親御さんは、子どもの話をよく聞いて塾の先生と合わない原因を探りましょう。話を聞く際には、先入観を持たずに子どもが本音を言えるようにすることが大切です。
たとえば「先生と性格が合わないんでしょう?」「言い方がきついよね」などと、誘導尋問することは避けてください。
まずはお子さんの話を傾聴するようにしましょう。
子どもが感じていることや不満に思っていることを吐き出させて、どのように対処するかを検討する必要があります。
合わない理由を見極めて、転塾するか塾に相談するかなどを判断しましょう。
塾の先生と合わないと感じるときの対処法4選
塾の先生と合わないと感じているのに放置していては、子どもの成績に悪影響を与えるかもしれません。そこでここでは、以下の4つの対処法を紹介します。
- 個別塾なら担当者変更してもらう
- 集団塾なら別のクラスに移動できないかを相談する
- 塾の先生に要望を伝えて改善してもらう
- 転塾を検討する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.個別塾なら担当者変更してもらう
個別塾に通っている場合には、担当してくれる先生を変更してもらうのがおすすめです。
なお、特定の先生を希望する際には、現在の先生と合わないと思っている原因を伝えましょう。
原因を伝えることで、適切な先生に変更してもらいやすくなります!
お子さんの性格や特徴、先生に求めることをしっかり伝えて、新たな先生に指導してもらえないか相談してみてください。
2.集団塾なら別のクラスに移動できないかを相談する
集団塾に通っているなら、別のクラスに移動できないかを相談しましょう。
同じ授業を他の曜日で行っている場合には、クラス変更によって先生を変えられる可能性があります。
また、塾によっては個別クラスを併設していることがあるため、移動できないかを相談してみましょう。
曜日や時間帯の変更には手数料が必要な場合があるので、あわせて聞いておいておくと安心です。
3.塾の先生に要望を伝えて改善してもらう
気が引けるかもしれませんが、お子さんの成績アップや勉強へのやる気向上のためには要望を率直に伝えるのがおすすめです。
誠実に対応してくれる塾なら、要望を真摯に受けとめて、改善してくれます!
ご自身のお子さんだけではなく他の塾生が感じている不満であれば、すぐに改善してくれるでしょう。
「もう少し丁寧に解説してあげてほしい」「質問しやすいように質問がないかを確認する時間を取ってほしい」などと、どうしてほしいかを具体的に伝えましょう。
4.転塾を検討する
別の先生が担当するクラスや個別クラスがない場合は、転塾を検討してみるとよいでしょう。現在の塾で改善できないのなら、環境を変えたほうが子どもに良い影響を与えます。
先生と合わないと感じながら通塾するのはストレスが大きく、成果を得られない可能性が高いため、転塾を検討してみてください。
なお、通学タイプ以外のオンライン塾や家庭教師なども視野に入れ、選択肢を増やすのがおすすめです。
とはいえ、子どもに適した塾を見つけるのは難しいかもしれません。大手塾はもちろん地域に根差した塾もあるため、どのように決めればいいか迷う方もいるでしょう。
私の公式LINEに登録いただくと、大手塾4社をわかりやすく比較検討したスライドを無料で受け取れます。
各塾に適した子どもの特徴もまとめているので、転塾を検討する際に役立ちます。以下のボタンから友だち追加をして、お気軽に受け取ってください!
子どもに適した塾を見つける方法5選
ここからは、子どもに適した塾を見つける方法について紹介します。以下の5つを基準に、お子さんの性格に合わせて選んでみてください。
- 合わないと感じる先生の特徴をまとめる
- 塾の体験授業を受けて相性を確かめる
- 評判が良い校舎を選ぶ
- 講師の質で選ぶ
- 個別指導塾か集団塾のどちらかで選ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.合わないと感じる先生の特徴をまとめる
現在の先生とどのような点で「合わない」と感じているかを、特徴をまとめておきましょう。
特徴が言語化できていれば、お子さんに合わない先生を避けられます!
たとえば「子どもは建設的な説明が必要な性格なので、ニュアンスで伝えようとする先生はNG」などと、具体的に特徴をまとめておきましょう。
どの塾がいいか迷った際の判断材料として役立ちます。
2.塾の体験授業を受けて相性を確かめる
入塾を検討しているなら、必ず体験授業を受けて先生との相性を確かめておきましょう。ただし、その際は担当となる先生の授業を受けられるか事前に確認しておいてください。
塾によっては、体験授業は経験豊富で営業力のある講師が担当する場合があるからです!
入塾後に先生が変更されれば、また「先生と合わない」と不満を抱きかねません。実際に指導をしてくれる先生の授業を受けられるように、体験時に希望を出しましょう。
3.評判が良い校舎を選ぶ
大手塾だからと、すべての校舎で同じように授業が展開されているとは限りません。知名度やブランドだけでなく、校舎単位での比較検討が重要です。
評判が良い校舎は、先生の質が確保されている場合が多いです!
同じ塾でも校舎によって、雰囲気や合格実績、講師の質が異なります。口コミサイトはもちろんのこと実際に通っている友達に評判を聞いてみるのがおすすめです。
塾の選び方については、関連記事「【合格できる】中学受験は個別指導塾だけでもOK!塾選びのポイントや親御さんができることも解説」で詳しく紹介しています。ぜひあわせて読んでみてください。
4.講師の質で選ぶ
講師によって、お子さんの成績や勉強へのやる気が変わる可能性は高いです。
そのため、以下のようなポイントをもとに判断しましょう。
- 指導実績
- お子さんとの相性
- お子さんの憧れの存在になるか
ポイントを押さえれば、お子さんに合う講師が見つかるはずです!
とくに先生の憧れを持てれば「先生に認められたい」「褒められたい」などと、モチベーションアップにつながります。
質の良さは子どもの成績アップに直結するので、必ずチェックしておいてください。
5.個別指導塾か集団塾のどちらかで選ぶ
お子さんの性格に合わせて塾のタイプを選ぶ必要があります。
個別指導塾と集団塾のどちらにするかは、以下のポイントを基準にするのがおすすめです。
- 偏差値60以下:個別塾がおすすめ
- 偏差値60を超えている場合:集団塾がおすすめ
偏差値60以下のお子さんが集団塾に通うと、授業についていけない可能性があります。集団塾では、個別フォローは手薄いことが多いからです。
学力レベルを基準に、適切な塾を選びましょう!
塾の先生と合わないと感じる場合には親がしっかりと対処しよう
塾の先生と合わないと感じる原因は、お子さんによってさまざまです。お子さんの話をしっかりと聞いて原因を探り、親御さんが対処する必要があります。
転塾の必要性があるかの判断も大切です!
とはいえ、お子さんに合った塾や先生を見つけるのは簡単ではありません。基準を明確にしておかないと、また「合わない」と感じる可能性あります。
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お子さんをどのような目的で塾に通わせたいかで選ぶ塾は変わるので、チェックしておくのがおすすめです。
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