小学5年生の息子がいます。勉強は嫌いです。中学校ではバレーをやりたいと言っているのですが、まだ上質世界(願望)のイメージが弱いのかなと思っています。どうすれば願望を強く持って、勉強へのモチベーションを上げることができますか?
このような質問をいただきました!
いつもサイトをご覧いただき、ありがとうございます!
今回はこの質問に答えていく形式で書いていきます。
※初めての方はこちらの記事から先に見てもらえると良さそうです!
実際、このような状態の子は非常に多くいます。
何となくこうなりたいな..という気持ちはあるのですが、イマイチ本腰ではないというか、そのために勉強を頑張ると意気込んでいる様子でもない。
という子はかなり多いんですね。
本記事のテーマ
そんな状態の子が夢や目標を明確にして、それを叶えるために夢中で勉強に取り組むようになる方法をお伝えします。
上の子の例えでいうと、この中学校のバレー部にどうしても入りたい!
そのためには偏差値が60必要だ、今50だから毎日勉強頑張る!
この状態を作る方法です。
- 子どもの可能性を信じる
- 上質世界(願望)を明確にする
- 目標と勉強をつなげる
- 常に願望に触れる仕組みを作る
※決して相手をコントロールしようとしてはいけません。支援することに徹することが大切です。
それでは行きましょう〜。
【前提】子どもの可能性を信じ切る
これは大人側の考え方の問題です。
子どものこうなりたいという夢や目標に対して、現実的に無理じゃない?と言いたくなる気持ちもありますよね。
ただ、夢を諦めるのは本人次第であって、私たちではありません。このことを前提に置く必要があります。
子どもには無限の可能性があります。大人の私たちが目標は必ず達成できると信じ切ることから全てはスタートします。
どうしても信じられない..という方は、こちらの動画をご覧ください。
植松さんは小さい頃から、夢は叶うと育てられた結果、夢を叶えることができたというお話をされています。
上質世界(願望)を明確にする
ここが重要な所です。願望が明確になれば、目標は達成したも同然です。
私も指導をするときには、生徒の目標を明確にすることに全力を注ぎます。
自分の憧れのイメージ写真にバチッと当てはまる状態ですね。誰しも経験はあるのではないでしょうか?
「絶対にこうなってみせる!」という覚悟に近いものです。
私は高校生の頃、絶対に逆転合格してみせると合格した自分の姿が願望にバチッと当てはまり、1日17時間の勉強を夢中にこなすことでそれを達成しました。
では、どのようにして願望は明確になるのかを見て行きましょう。
上質の5つの条件
選択理論心理学では、上質をこのように定義しています。
- 温かい人間関係の中で生まれる
- 強制のないところから生まれる
- 自己評価から生まれる
- そのとき最善のもの
- 気分の良いもの
特に、上質は温かい人間関係の中で生まれるという所に注目です。
夢や目標が明確になる生徒というのは、親子関係が良いことが共通しています。険悪な家族関係の中では夢や目標を持つことは難しいとされています。
私もこれまで多くの生徒の目標を明確にしてきましたが、仲が悪かったり信頼関係が構築できずに目標が明確になったという人は1人もいませんでした。
願望を明確にする具体的な方法
今回は、質問者さんに答えていく形にします。仮に、サッカーや音楽に興味があるという場合でも同様です。
バレーボールができる中学校を調べ尽くす
調べることは根気がいります。ネットなどで3.4校良さそうなのを候補として探すのが理想です。
ここでポイントなのが、ある程度学力の高い学校に絞って調べることです。
学力は全く考えない、バレーボールだけを極めたい!という場合であれば、不要ですが、将来のやりたいことと勉強とをつなげたい場合は、学力の高い学校で絞ることが得策です。
中学校選びだと、自宅との距離、治安などの項目も確認する必要があります。優先順位をつけておくことがおすすめです。
- バレーボール部が強いこと
- .体育館がバレーボール部専用で使えること
- 校舎が綺麗なこと
- 自宅から30分以内で着くところ
このようにリストにして優先順位をつけましょう。
理想に触れる・バレーボールに触れる
実際に体験することが効果的です。
例えば、バレーボールの試合を動画で観る、気になる学校のバレーボール部に見学へ行く、バレーボールの大会を観に行く。
ネットで候補となる学校が見つかったら、子どもと一緒に見学へ行くことを強くおすすめします。
ここは、親御さんも時間をかける必要があるので、ついつい後回しにしがちなのですが、早めに行っておくのに損はありません。タイムマネジメントをしっかり行い、是非お子さんと見学へ行ってみてください。
ここは非常に大切なポイントです。実際に見ないと分からないこともあります。この見学の時に、「この学校に行きたい!」と上質世界がバチッと当てはまる時も多々あります。
その部活の大会とかでも良いですね。活躍している選手を観るのは刺激になります。
目標と勉強をつなげる
願望を明確にすることができたら、ここは簡単です。
例えば、今偏差値が50の子が上質世界に偏差値60の学校をバチッと当てはめたとします。「この学校に行きたい!」という状態になっています。
ここで大切なのは、大人が勝手に「じゃあ勉強しなきゃね!」と決めつけないことです。
上質は、強制のないところから生まれます。本人が選択することで効果的になります。
なので、質の高い質問をして本人に選んでもらうことが良いでしょう。
- 本当にこの学校に行きたいの?
- どうして行きたいの?
- 100%がMAXだとしたら何%の気持ちで行きたい?
- 偏差値が60必要だけど、どうしたら良いと思う?
- 具体的には?
このような形で思いを掘り下げて行きます。
今すぐにでも勉強しないと!という形になれば、あとは塾を選んだり勉強の目標設定をして行けばOKです。
勉強の習慣から身につけたいという方は、私たちの方で毎日オンライン授業(勉強の習慣化を保証)をしているので、詳細を載せておきますね。
『おしえない家庭教師One Visionとは?学習の習慣化を保証』
※人数上限がありますので、空きはメッセージにてご連絡ください。
こちらの記事も参考になるかと思います。
常に願望に触れる仕組みを作る
目標が決まったとはいえ、少し辛くなると諦めてしまうこともあるかもしれません。
そんな時のために、上質世界(願望)にあるイメージ写真を日常生活の一部にすることが大切です。
具体的には、部屋の壁紙にバレーボール選手の写真を貼るなどです。
スマホの待ち受け画面を変えるのも良いですね。よく受験生で、待ち受け画面を志望校の校門写真にしている人もいました。あれは効果があります。
辛い状況でも、「そうだ、自分はこのために頑張っているんだ」と思い返すことができます。
今回は、質問に答える形で、上質世界を明確にして勉強のモチベーションが上がる方法をお伝えしました。(このようにご質問をいただけますと大変嬉しいので、ぜひお問い合わせページからご質問くださいね!)
やり方はそれほど難しくはないのですが、可能性を信じ切る部分や良好な人間関係を作るという部分は時間がかかることもあります。
そうした部分に関しては別の記事にて書いてあります。
是非、他の記事も読んで「やる気を引き出す技術」を体得していただけますと嬉しいです。
最後まで、ありがとうございました。
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