「塾に通わせているのに成績が思ったように伸びない。このままで合格できる?」
「転塾はいつまでにすればよい?」
「転塾に失敗したくない。よい塾を選ぶ基準は?」
塾に通って成果が出始めるまでに、一般的に3か月から半年はかかると言われています。通い始めて間もないうちは、焦らず様子を見ることが大切です。
しかし、いつまで経っても成績が上がらないときは転塾を検討した方がよいかもしれません。
お子さんの特性や実力に合っておらず、学習効率が悪い可能性があるからです。
この記事では、転塾を検討するべきか悩んでいる親御さんに向けて、以下の内容について解説しています。
- 転塾を検討すべき状況
- 転塾を成功させるポイント
- 塾を選ぶときの判断基準
転塾に適したタイミングも解説しているため、ぜひ最後までご覧ください。
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中学受験に向けて転塾を検討すべき状況3選
塾に通って成績が伸びない子でも、環境を変えると好転することがあります。具体的には次の3つのような状況です。
- 塾の指導スタイルが合わない
- 人間関係に悩みがある
- 志望校を変更した
順番に解説します。
1. 塾の指導スタイルが合わない
塾の指導スタイルは千差万別です。お子さんの性格や状況に合わないときは転塾を検討しましょう。
自分に合わない塾は、通うこと自体が苦痛になります。
塾の指導スタイルが合っていない具体的な状況として、次のようなケースが考えられます。
- 予習を求められてもほかの習い事で手が回らない
- カリキュラムの進行速度が速すぎてついていけない
- 成績上位者を優遇して他の生徒を煽る校風に委縮している
学習環境が合っていないと集中できず、成績は思ったように伸びません。お子さんひとりひとりの状況に合った適切な指導を受けることが、合格への近道です。
私の個別指導では学習進捗はもちろん、お子さんの性格も考慮した最適な学習方法をオーダーメイドでご提案しています。対談動画「【生徒実績】集団塾+個別指導でも伸びなかった国語が2ヶ月で偏差値57明大中野中合格点達成!」では、国語の成績が伸びた受講生を紹介しています。
集団塾で成績が伸びず転塾を検討している方は、ぜひご覧ください。
2. 人間関係に悩みがある
友だちや講師など、塾での人間関係がうまくいっていないときは転塾を検討しましょう。
成績の伸びは学習環境に大きく左右されるからです。
特定の講師とだけ相性が悪く、塾に相談して担当を変更してもらえるなら転塾の必要はありません。しかし、塾の校風として「これくらいできないでどうする」と生徒に厳しく接する場合があります。
見返すための原動力にできるお子さんなら問題ありませんが、傷ついてしまうタイプだとモチベーションが下がってしまいます。
また、中・小規模の校舎では、クラス分けされていても学力の差が開きやすいです。勉強できる生徒ができない生徒に対して意地悪を言うこともあるでしょう。
お子さんが塾に行きたがらないときは、このような人間関係の悩みを抱えている場合があります。話を聞き、塾に相談しても対応が難しそうな問題であれば転塾を検討しましょう。
3. 志望校を変更した
志望校を決めてから入塾した場合、変更したらまずは塾に相談してください。クラスやコースの変更ができない場合は、転塾を検討した方がよいでしょう。
レベルを上げた結果、塾のカリキュラムが志望校に対応していない可能性があるためです。
また、習い事を続けながら無理なく狙えるレベルに変更したいなど、受験スタンスを変える場合も同様です。受験レベルに合った学習内容でなければ、お子さんのモチベーションが維持できなくなる可能性があります。
中学受験を見据えた転塾に最適な2つのタイミング
少しでも早く集中できる学習環境を構築するためには、転塾するタイミングが重要です。具体的には、次のいずれかで実行するのがおすすめです。
- 夏期講習や冬期講習のタイミング
- 学年が変わるタイミング
通常授業期間中の転塾は、お子さんが馴染むまで時間がかかる可能性があります。できるだけ避けましょう。
1. 夏期講習や冬期講習のタイミング
通常授業の時期は家庭での学習時間も確保しづらく、進度が合っていないと授業に追いつけません。しかし、夏期講習は1学期の復習を中心に授業が進むためギャップを埋めやすいタイミングです。
夏期講習前に取り扱ってきた単元をまとめて復習する学習塾が多いです。
また、夏期講習の時期は学習塾にとって新規受講生を獲得するチャンスです。そのため、お得なキャンペーンの実施や厚めのフォローも期待できます。
冬期講習も2学期の復習を授業範囲にしていることが多く、学期途中に比べれば転塾しやすいタイミングです。期間が短いため、転塾先のリサーチや子どもとの意見合わせは事前に済ませておきましょう。
関連記事「【知らないと損】面倒見の良い塾の特徴4選!中学受験のために親ができることを徹底解説」では、大手集団塾の特徴を解説しています。面倒見のよい塾への転塾を希望している方はあわせてご覧ください。
2. 学年が変わるタイミング
学年が変わるタイミングでは、多くの新規受講生が入塾してきます。同じような状況のお子さんがほかにもいるため、通常授業の時期よりもなじみやすいです。
ただし、転塾の最終的なリミットは小学5年生の冬と認識しておいてください。
遅くとも冬期講習が始まるまでに転塾の最終決断をしましょう!
転塾はお子さんの負担が大きく、新たな環境に馴染むには時間がかかります。受験本番が近づく重要な時期に環境を変えるのは避けた方が無難です。
どうしても転塾しないといけない状況にあるなら、個別指導への切り替えがおすすめです。お子さんの状況に合わせた適切な指導が期待できます。
私の個別指導塾では、お子さんの個性や学習状況に合わせた指導を行います。集団塾との併用の場合は方針を尊重し、宿題を減らすなどの対応も可能です。
関連記事「【受講者の声】3ヶ月で算数偏差値12アップ!5つの子どもの変化や取り組んだことも解説」では、受講後のお子さんの変化や私の塾の魅力についてを紹介しています。
個別指導を選択肢に入れたい方は、参考にしてみてください。
中学受験に向けて転塾を成功させる3つのポイント
転塾を成功させるためには次の3つのポイントを意識しましょう。
- 転塾する理由を明確にする
- 何度も転塾しない
- 親が勝手に決めない
順番に解説します。
1. 転塾理由を明確にする
転塾を検討するとき、まずは転塾する理由を箇条書きで書き出してみましょう。今の塾でも解決できる悩みなら、そもそも転塾する必要がないためです。
転塾は受験に合格するための手段に過ぎず、目的ではありません。
たとえば、次のような理由で悩んでいるなら転塾で解消できる可能性が高いです。
- 自習室が自由に使えない
- 校風が合っておらず子どもが積極的に学習できていない
- 志望校を変えた結果レベルに合うコースがない
しかし、お子さんのモチベーションが低かったり、家庭学習が不十分だったりする場合は転塾しても状況は好転しません。成績の上がらない原因が、通っている塾にあるとは言えないためです。
転塾して抱えている問題が解決するかを基準に判断すれば、失敗するリスクを軽減できます。
2. 何度も転塾しない
転塾はお子さんにとって負担がかかる行為です。短期間で何度も行わないようにしましょう。
転塾のたびにゼロから人間関係を構築し、学習スタイルに馴染む必要があるためです。
最適な学習環境の構築は、成績を上げるために欠かせません。しかし、環境づくりに時間がかかり過ぎると、学習そのものに集中できる時間が削られます。
一般的に、塾に慣れて学習の成果が出始めるまでに3か月から半年ほどはかかると言われています。転塾してもすぐに結果を求めず、お子さんの状況を見守るようにしましょう。
3. 親が勝手に決めない
転塾するかを決めるときは、お子さんの意思を尊重してあげてください。
お子さんの意見を聞かずに転塾を決めるのは危険です。
塾での友だち関係が勉強のモチベーションにつながっている場合もあります。無理やり転塾させると学習意欲が低下し、かえって成績が下がるかもしれません。
受験を成功させたい一心で、積極的に親御さんが支援することは素晴らしいことです。しかし、実際に塾に通って勉強するのはお子さんです。
たとえお子さんに合っていそうな塾を見つけたとしても一存で決めず、よく話し合いましょう。
とはいえ、本当に転塾していいのか悩み一歩踏み出せない親御さんもいるかもしれません。どのように行動すれば悩む方は、無料の個別相談会でお話をお聞かせください。
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中学受験に向けて転塾先を選ぶときの判断基準3選
実際に転塾先を探すときは、次の3つを基準に選ぶのがおすすめです。
- 校舎の評判が良い
- 担当する講師の質が高い
- 家庭での学習環境もチェックしている
関連動画「【塾選び】選んではいけない塾の特徴TOP3【内部進学】」では、選んではいけない塾の特徴を詳しく解説しています。お子さんに合った塾を選びたいと考えている親御さんは、ぜひ関連動画も参考にしてください。
1. 校舎の評判が良い
塾を選ぶときはブランドそのものではなく、校舎の評判に注目しましょう。同じ塾のブランドでも、校舎によって合格実績や雰囲気が異なるためです。
リサーチするときは「〇〇塾△△校」まで指定しましょう!
ただし、インターネットの情報には誤っているものもあります。口コミサイトを参照するだけでなく、実際に通っている友だちに評判を聞いてみるのがおすすめです。
2. 担当する講師の質が高い
講師の質は、塾での学習効果を左右する重要な要素です。
ここでいう「質」とは、単に授業の評判がよいことではありません。教え方がお子さんに合うか、講師がお子さんの憧れの存在になれるかがポイントです。
体験授業なら雰囲気を肌で体感できるためおすすめです!
ただし、塾によっては体験授業だけ経験豊富な講師が担当することもあります。実際に指導してくれる講師の授業なのか、あらかじめ確認しておきましょう。
3. 家庭での学習状況もチェックしてくれる
塾の授業は、一週間の勉強時間のうちのほんの一部に過ぎません。成績を上げるためには、塾での授業だけでなく家庭学習の質を高めることが重要です。
自習の質が成果の9割を決定づけると言っても過言ではありません!
また、成績は「わかる→できる→点になる」の3ステップを踏んで上がっていきます。授業を受けてわかるだけでは得点につながりません。家庭での問題演習を通じ、本番で得点できるだけの実力を身につける必要があります。
そのため、正しい家庭学習の方法や家庭での学習内容にアドバイスしてくれる講師がいる塾を選びましょう。ノートの写真を講師に送信したり、学習状況をメールで報告したりする塾もあります。
成績が伸び悩むなら中学受験に向けて転塾も視野にいれよう
塾の指導スタイルや講師がお子さんに合っていなければ、成績は伸びにくいです。成績の伸びやすさは学習環境に大きく左右されるため、お子さんに合っていないと感じるなら思い切って転塾を検討しましょう。
ただし、家庭での学習がうまくいっていなかったり、学習への動機付けが不十分だったりすると転塾しても効果が上がりません。
家庭学習の質を高めることが何よりも重要です!
とはいえ、手厚いサポートが受けられる塾がどこにあるかわからない方もいるかもしれません。そのような方は、私の個別指導塾を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
私の個別指導では生徒一人ひとりの学習進捗や性格に合わせ、オーダーメイドの学習プランをご提案いたします。また、家庭学習の状況もチェックし、スケジュール管理をサポートしながらお子さんが理解できるまで伴走するのが特徴です。
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