「低学年のうちに中学受験に向けてすべきことはある?」
「親がしてあげられることはある?」
「中学受験を成功させてあげたい」
中学受験を成功させるために低学年のうちから対策しておくと、子どもが勉強嫌いになるのを防げます。本を読んだり家事の手伝いをしたりして、家庭でできる対策をしましょう。
低学年のうちは「習慣づけること」が大切です!
そこでこの記事では、中学受験を予定している低学年がやっておくべきことについて、以下の内容を解説します。
- 低学年のうちから対策すべき理由
- やっておくべきこと
- 親御さんができること
今日から始められることも紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
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中学受験は低学年のうちから対策すべき理由をサクッと解説
低学年のうちから中学受験に取り組んでいると、子どもの学習意欲を高められます。勉強内容がそれほど難しくないため、どの教科にも苦手意識を持つことなく取り組めるからです。
低学年のうちは「学ぶ楽しさ」を身につけるのに最適な時期です!
家庭ではお子さんが「できた」ことをしっかり褒めてあげてください。「算数の応用問題が解けた」「小テストで100点が取れた」など、ささいなことから褒める習慣をつけましょう。
認めてもらえた経験が自信となり「もっと頑張ろう」と、学習意欲へつながります。
中学受験を目指す子どもが低学年のうちからやっておくこと7選
低学年のうちからできる中学受験対策は、以下の7つがあります。
- 本を読む
- 体を動かす
- 体験する
- 手伝いをする
- 計画を立てる
- 机に向かう習慣を身につける
- 正しい学習方法を知る
1つずつ解説するので、ぜひ実践してみてください。
1. 本を読む
中学受験に限らず、勉強においては「文章を読んですばやく解く」ことが重要です!
そのため、読んで理解する能力を身につけるために、本を読むことが有効です。図書館で好きな本を借りて読むことを習慣づけましょう。
とはいえ、なかには文字を読むことが苦手なお子さんもいるでしょう。そのような子には、YouTubeやテレビなどの動画に字幕をつけてあげてください。
文字を追うことで、自然と読む力が身につきます。日頃から文字読む習慣をつけて、読んで理解する能力を少しずつ習得しましょう。
2. 体を動かす
体力がないと、高学年になった際に、集中力が持たずに頻繁な休憩が必要になったり、睡眠時間が長くなったりするおそれがあります。低学年のうちは、体づくりをしておきましょう。
高学年になると、勉強時間に多くを費やすことになります。まだ時間に余裕のある低学年のうちに体力をつけておくと、高学年になったときに安心です。
学校の休み時間には鬼ごっこやドッジボールをしたり、放課後には公園で競争したりして、体を動かしてください。
受験直前は勉強に集中できるよう、低学年のうちに体力をつけておきましょう!
3. 体験する
#聖光学院中学校 の#社会 でも男女の社会的格差に関する問題が出題。
— インターエデュ編集部 (@interedu) February 2, 2024
男子校でこうした問題がよく出題される傾向が見られます。
「イクメン」が差別的表現と考えられる理由について問う問題も。https://t.co/oZpbX1bJT4#中学受験 #中学入試 pic.twitter.com/u9J7kJIWs0
中学受験では、日頃の生活や直近のニュースと絡めた「考えさせる」問題が出題されています。答えが1つでないことがあるため、問題を解けるかは体験したことがあるかが鍵となります。
「家族で旅行する」「美術館に行ってみる」など、実際に足を運んでわかることがあることを学びましょう。
低学年は勉強以外のことに時間を割けるので、体験学習を積極的におこなってください!
4. 手伝いをする
中学受験の面接では、家で日頃おこなっている手伝いについて聞かれることが多いです。そのため、家事を手伝ってもらう習慣を、低学年のうちからつけておきましょう。
たとえば「新聞をポストに取りに行く」といった、すぐに終わる手伝いでも問題ありません。
手伝うことが習慣化すると、行動に優先順位をつけられるようになります!
「お父さんが起きてくるのは15分後だから先に洗面を済ませておこう」など、段取りを考えて行動できます。簡単なことでいいので、低学年のうちから手伝う習慣をつけておいてください。
5. 計画を立てる
低学年のうちから、紙に計画を書きだす習慣を身につけておきましょう。
ハーバード大学の研究によると、目標を紙に書いておいた人は書いてない人と比較して10倍以上の成果がでたという結果があります!
立てる目標は簡単なことから始めると、習慣化しやすいです。「漢字ドリルを1ページする」「小テストで間違えた問題を5つ解き直す」など、達成できる目標を掲げましょう。
クリアできれば達成感を味わえて、モチベーションアップにつながります。
なお、効率よく計画を立てる方法が知りたい親御さんは、関連記事「中学受験における4年生のスケジュール作成のコツは5つ!親御さんができるサポートも解説」がおすすめです。ぜひ参考にしてみてください。
6. 机に向かう習慣を身につける
低学年のうちに、机に向かう習慣が身についていないと、高学年になってから苦労することになります。Z会によると、中学受験を目指す子どもの平均勉強時間は以下のとおりです。
- 4、5年生:1~3時間
- 6年生:3~5時間
長時間椅子に座ることに慣れていないと、勉強時間を確保できないことが原因でライバルに差をつけられてしまいます!
1日のなかに「机に座って勉強する時間」を必ず設けて、終わったらゲームをするなどのメリハリのある生活リズムを整えることが大切です。
7. 正しい学習方法を知る
中学受験を攻略するには、正しい学習方法を理解しておくことが必要です。受験範囲が広いため、復習に時間がかかると、過去問対策に時間を割けない可能性があります。
一度学んだことは復習する必要がないように、脳にしっかり定着する勉強方法を身につけることが大切です。
なお、正しく学ぶためには、以下の3ステップを順番に達成する必要があります。
- 授業で習ったことが「わかる」
- 自宅で問題が「解ける」
- 誰かに説明できるくらいまで「理解している(点になる)」
「自力で解ける」までしか到達していない子どもが多いです。限られた時間で学力を最大化するために、効率的に学ぶ力をつけましょう。
とはいえ「子どもが勉強嫌いで困っている」と、お悩みの親御さんもいるかもしれません。そのような方は、ぜひ個別の無料相談会で悩みを解決させてください。
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中学受験をする子どもをサポート!低学年のうちから親御さんがやっておくべき5つのこと
中学受験には親御さんのサポートが欠かせないため、以下の5つを実践してあげてください。
- 子どものことを認める
- 子どもと接する時間を長くする
- 目につきやすい場所に勉強グッズを取り入れる
- 子どもに解法を聞いてみる
- 気になる学校に見学に行ってみる
親子関係に関することも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
なお、親御さんができるサポート事例の詳細が知りたい方は、関連動画「【中学受験】わが子の成績を伸ばした保護者の事例7選【実際に偏差値10以上伸びた実例】」で解説しています。あわせてチェックしてみてください。
1. 子どものことを認める
ささいなことでいいので、日頃から子どものことを褒めてあげてください!
「授業で手を挙げて発表した」「宿題のほかに10分勉強した」など、子どもが頑張ったことは積極的に認めてあげましょう。認められた経験は、自信につながります。
また、低学年のうちに「勉強すると褒めてもらえる」ことを理解できていると、高学年になった際に親御さんが注意することが少なくなります。勉強習慣が身についているため、自ら机に向かえる子どもへ育つでしょう。
中学受験では、偏差値や合格点などの「数字」に追われることになります。日頃からお子さんを褒める習慣をつけておき、過酷になりがちな受験生活を少しでも楽しめるようにしてください。
2. 子どもと接する時間を長くする
中学受験では、親子の絆が重要です。なぜなら「素直な子」ほど受験に成功しやすいからです。
親御さんの言うことを疑わずに実行できる子が、志望校合格を勝ち取っています!
勉強以外の時間を割ける低学年のうちに、子どもと一緒に過ごす時間をたくさん取ってください。自宅で遊んだりお散歩に出かけたりなど、楽しい時間を一緒に過ごすのがポイントです。
親子の絆が深まるように、子どもと過ごす時間を意識してつくりましょう。
なお、受験に成功する親御さんの特徴を知りたい方は、関連記事「【知らなきゃ損】中学受験に成功する親の特徴10選!NG行為や3つの学習のコツを解説」がおすすめです。ぜひ参考にしてみてください。
3. 目につきやすい場所に勉強グッズを取り入れる
勉強することに苦手意識が生まれないよう、うまく生活のなかに学習アイテムを取り入れてください。たとえば、以下のような工夫が効果的です。
- トイレの壁に世界の国旗一覧ポスターを飾る
- お風呂に漢字ポスターを貼る
- アルファベットのパズルをおもちゃ箱に入れておく など
目につく場所にあると、興味が湧いて勉強することが「楽しい」と感じられるようになります。
勉強に意欲が湧くきっかけになるので、中学受験が本格化する前の低学年のうちに取り入れてみてください。
4. 子どもに解法を聞いてみる
学んだことがしっかり定着しているかを確認するために「どうやってこの問題解いたの?」と質問してみてください。
正しく理解できていれば、スラスラと解法を答えられるはずです!
その際「解き方が間違っている」「うまく説明できていない」と気づいた場合には、いったん基礎に立ち返ることが重要です。
中学受験では、小学校で学んだすべてのことが出題範囲です。受験直前期は過去問対策をしなければ、ライバルに差をつけられてしまいます。
復習に時間を取られないように、低学年のうちから学んだことはしっかり脳に定着させておきましょう。
5. 気になる学校に見学に行ってみる
低学年のうちから志望校見学に行っておきましょう。子どもが「この学校に絶対に通うぞ」という心の底から湧きおこる気持ちが、勉強時間を増やすのに最も効果的だからです。
低学年のうちから机に向かう習慣がついていれば、高学年になったときに自ら勉強に取り組めます。
子どものモチベーションに直結するので、親御さんは仕事を休んででもお子さんと一緒に見学に行っておいてください!
中学受験を目指すなら低学年のうちから習慣づけをやっておくことが大切
中学受験を目指すなら、本を読んだり計画を立てたりなどの習慣を、低学年のうちから身につけておくことが大切です。「学ぶことの楽しさ」が理解できていると、高学年になった際にスムーズに受験勉強ができます。
その際、親御さんのサポートが欠かせません。親子の絆を深められるよう一緒に過ごす時間を増やしたり、正しく理解できているかを確認したりしてあげてください。
とはいえ、やっておくことが正しく実践できるか不安に感じる親御さんもいるかもしれません。そのような方は、不定期でおこなっている個別の無料相談会への参加をおすすめします!
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