「どうして中学受験なんてしなければよかったと思うの?」
「中学受験を成功させるための方法が知りたい!」
「親が子どもにできることはある?」
高額な受験費用がかかったり、子どもが勉強する負担が増えたりすることが原因で、中学受験させるべきかお悩みの親御さんもいるでしょう。
子どもにとっても、友達が遊んでいるなか自分だけ勉強することは、大きなストレスの原因となるかもしれません。
しかし、中学受験には多くの魅力があります!
この記事では、中学受験について以下の内容を解説しています。
- 中学受験なんてしなければよかったと感じる理由
- 中学受験してよかったと思う理由
- 成功させるポイント
親御さんができるサポートについても紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
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中学受験なんてしなければよかったと感じる5つの理由
中学受験しなければよかったと感じる理由は、以下の5つがあげれられます。
- 必ず合格できるかはわからない
- 公立中学に進む友達と離れてしまう
- 友達は遊んでいるのに勉強する必要がある
- 親子関係が悪くなる
- 金銭的な負担が大きい
X(旧Twitter)の口コミを紹介しながら、1つずつ解説します。
1. 必ず合格できるかはわからない
中学受験は第一志望から第三志望まで落ちた
— ねこつめ (@nekonotsume___) February 1, 2024
中学受験のために一生懸命勉強したからと、必ず志望校へ合格できるとは限りません。そのため、希望していた学校へ進学できなかったことが原因で「受験しなければよかった」と感じてしまうケースがあります。
また、中学受験をする子どもは年々増加傾向であり競争は激化してます!
とくに、首都圏の難関校は高い倍率が続いているため、厳しい争いに打ち勝つ必要があります。どんなに頑張っても、必ず志望校に入れるとは限らないことを理解しておく必要があるでしょう。
2. 公立中学に進む友達と離れてしまう
友達と遊びたいってよく言ってました。
— torokei(社労士勉強中) (@kobakei_study) February 8, 2024
学童のお友達と特に仲が良かったので、学童には6年まで在籍しました。実は中学受験もしたので、6年生は塾の日数も増えて、学童も続けて大変でした。
結局、最後は学童のお友達と一緒の中学に行きたいと言い出し、地元の公立中学に進み、今高校受験の目前です。
中学受験する場合、小学校時代の友達とは異なる学校へ通うことになります。そのため、仲の良い友達と離れることが寂しくて「受験しなければよかった」と思うことがあるようです。
また、入学したての頃は誰も友達がいないことに不安を覚えてしまう子もいるでしょう。
内向的な性格の子どもにとっては、負担に感じる場合があります!
一から人間関係をつくり直す必要があるため、友達のいる公立中学に行けばよかったと感じてしまうことがあるかもしれません。
3. 友達は遊んでいるのに勉強する必要がある
独り言
— 🌸ぶきっちょW2022/2024🐙 (@m1u1017) January 18, 2024
中学受験って、高校受験と違って、全員がする事じゃない。
お友達と遊びたい盛り。家に帰ってから、お友達と遊びに行きたいけど、塾に行く。下の子にも我慢してもらいつつ、週末や長期休暇もお友達と約束できずに、塾に行き、宿題をして、模試を受け、解き直しをする→
受験期間中は、遊ぶことを我慢して勉強する必要があります。友達がイベントやお祭りで楽しんでいる間も、塾の授業を受けたり過去問を解いたりと、勉強漬けの毎日を送ることになります。
そのため、大きなストレスを感じ「中学受験なんてしなければよかった」と感じてしまうことがあるでしょう。
また、学校の授業と並行して、塾の課題や受験対策をする必要があります!
長すぎる勉強時間に嫌気が差してしまうことがあるかもしれません。
4. 親子関係が悪くなる
中学受験 新4年生女子
— Misa (@1016misa) January 3, 2024
冬季講習スタートからびっくりするくらい
難易度高めな問題💦
当然娘は習ってなくてついていけてない、、、塾の問題の解説はWEB動画だけどぜんぶの解説はない💦
復習の仕方すらまだ適当すぎて、、たびたび親子喧嘩の始まり😂#中学受験
子どもの勉強の仕方や休憩時間の長さが目につき、つい口を出してしまったことがきっかけで、けんかとなることがあるでしょう。
また、自宅学習の際に熱心にサポートしたのにもかかわらず、模試で結果を出せなかった際にカッとなって声を荒げてしまいたくなることがあるかもしれません。
子どもが思うような成果をだせていない状態が続くと、冷静さを保てなくなることがあるので注意が必要です。
親御さんは、あくまでもサポート役に徹してください!
なお、親子関係にお悩みの方は、関連動画「【中学受験のストレス99%減】親の代わりに僕から子どもにアドバイス12選【親子の仲介】」にて解決できる可能性があります。ぜひチェックしてみてください。
5. 金銭的な負担が大きい
中学受験が大変過ぎて。下の子は本気で私立も含めた小学受験を視野に入れ出した。お金かかるなあ。わがやめちゃくちゃ庶民だけど小学校受験なんてのに手だしていいんかね?
— ルビーノ | 迷えるワーママ (@ilovtomato) November 26, 2023
中学受験には、数百万円程度かかることを想定しておく必要があります!
たとえば、以下のような項目に費用がかかります。
- 塾代
- 通塾代(遠方の場合)
- 受験費用
- 入学金 など
中学受験では、学校では習わない内容を身につけることが必要です。そのため、数年間は塾に通うことを想定しておいてください。
小学4年生から入学すれば、3年間分の塾代が必要です。経済的な負担が大きいことから、親御さんが「中学受験にさせなければよかった」と思うことがあります。
「中学受験させるべきか悩む」という親御さんは、LINEでご相談ください!不定期ですが、個別相談時にご家庭の状況に応じて、中学受験のアドバイスをさせていただきます。相談は無料なので、ぜひ友だち登録しておいてください。
中学受験してよかったと思う5つの理由
「中学受験しておいてよかった」と感じている人は、主に以下の5つの点にメリットを感じています。
- 高校や大学入学のための受験がない
- 質の高い授業が受けられる
- 同じ学力の友達ができる
- 適性に合った学校へ通える
- 乗り越える力が身につく
1つずつ解説していきます。
1. 高校や大学入学のための受験がない
中高一貫校に入学した場合、高校入学時の受験がありません!
また、学校によっては大学受験も優待を受けられることがあるため、勉強の必要がないケースがあります。
そのため、中学受験しておくことで、その後の進学の不安がなくなり「受験しておいてよかった」と感じるようです。高校や大学の受験にかかる時間を、部活動などに充てられる点は大きなメリットでしょう。
2. 質の高い授業が受けられる
中学受験を実施している学校は、授業スピードが速く、先取り学習ができます。
高校2~3年生の段階で、受験対策をする学校があるほどです!
また、グローバル教育に熱心な学校では、ネイティブな発音が身につくようにとその国の先生を招いていることもあります。良質な環境で学べることは、子どもにとって大きな財産となるでしょう。
3. 同じ学力の友達ができる
その学校に入学できるのは、偏差値をクリアしている子どもたちのみです。そのため、同じくらいの学力の子どもたちが揃っています。
公立の学校と違い、高い意識を持った子どもが多いので、継続して一緒に頑張れる仲間ができるでしょう。同じ目標や目的を持っているため、一致団結して絆を深められることも特徴です。
中学受験で「一生の友達や仲間」と出会えます!
4. 適性に合った学校へ通える
中学受験を実施している学校は、それぞれ方針が異なります。
お子さんや親御さんが、納得できる環境で学べる場所を選べるのが魅力です!
「のびのびとした環境で発想力を養ってほしい」「流ちょうな英語が話せるようになってほしい」といった、親御さんの教育方針に合わせて学校を選べます。
また、学校によっては、校則や制服などの決まりがないことがあります。まるで大学生かのような生活を送れるため、さまざまな学校の教育方針や理念を比較してみるといいでしょう。
5. 乗り越える力が身につく
遊びたい時期に我慢して中学受験に挑んだ経験は、どのような結果であっても今後の人生で大きな糧となります。
周囲の子どもたちが遊んでいるなか勉強することは、忍耐力や強い精神力が養われるからです!
さらに「中学受験をやり遂げた」という達成感は、自己肯定感にもつながるでしょう。
どうすれば目の前の壁を乗り越えられるかなど、自己解決能力も身につくため、中学受験してよかったと思えるようです。
なお、中学受験の向き・不向きについて知りたい方は、関連記事「中学受験をするかしないか迷ったら?8つの判断方法を学習指導のプロが解説」にて解説しています。あわせて参考にしてみてください。
【親のサポートが必須】中学受験を成功させるポイント5選
中学受験を成功させるためには、以下のポイントを押さえておくことが大切です。
- 正しい学習方法で勉強する
- 勉強の習慣を身につける
- 志望校見学へ行く
- スケジュール管理をおこなう
- 勉強ができる環境を整える
親御さんができることも紹介しているので、ぜひ実践してみてください。
1. 正しい学習方法で勉強する
成績を効率よく伸ばすためには「わかる・できる・説明できる」という、3ステップが大切です!
きちんと理解できているかを確認するために、親御さんはお子さんに「どのように問題を解いたの?」と質問してあげてください。
うまく説明できなかったり、間違った解き方をしていたりした場合には、3ステップのどこかでつまずいている可能性があります。早い段階で対処し、効率よく勉強できるようにサポートしてあげてください。
とはいえ「質問しても解き方が合っているか判断できない」と、お困りの方もいるかもしれません。そのような親御さんは、ぜひLINE登録しておいてください!
不定期ではありますが、個別相談を受け付けています。お子さんの状況に合わせた指導法をお教えしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
2. 勉強の習慣を身につける
中学受験は一夜漬けでは合格できません。継続的に勉強することで乗り越えられます。そのため、勉強が「習慣化」しないと合格は難しいでしょう。
しかし、親御さんが「勉強しなさい」というのは、あまり効果がありません。
自ら机に向かって勉強することが大切です!
「今日は英単語を5つ覚える」「読解問題を3つこなしてみる」などと、ハードルを低く設定することで、勉強習慣が身につきやすくなります。徐々に勉強時間を長くしたり、難しい内容を解くようにしたりといった工夫が必要です。
3. 志望校見学へ行く
志望校見学は、必ずお子さんと一緒に行ってください!
学校や塾では志望校について考える時間を与えてくれません。そのため、志望校について考える時間はご家庭で用意してあげる必要があります。
お子さんが興味のある学校をインターネットで調べたり、実際に足を運んでみたりすることが重要です。
子どもの心の底から湧き出る「この学校に行きたい!」という気持ちは、受験勉強へのモチベーションアップにつながります。志望校は必ず見学に行っておきましょう。
なお、中学受験に失敗してしまう子どもの特徴を知りたい方は、関連記事「【親御さん必見】中学受験に落ちる人の特徴10選!成功するための親のサポートを解説」にて解説しています。参考にしてみてください。
4. スケジュール管理をおこなう
やるべきことが明確になるよう、スケジュールを細かく立てておくことが大切です!
目標や計画を遂行するためには、紙に書きだしておくことが一番だといわれています。ウィークリーシートを活用し「テキストの〇ページ~△ページまで」などと、具体的に書いておきましょう。
ハーバード大学の研究では、書きだしていた人はそうでない人の10倍以上の成果をだしたと結果がでているほどです。
お子さんだけではスケジュールを管理するのは難しいので、親御さんが一緒に計画を立ててあげてください。
5. 勉強ができる環境を整える
お子さんと親御さんが「約束」をしても、簡単に破られてしまうことがあるでしょう。そのため、勉強しようと思える環境をつくってあげることが大切です。
たとえば、以下のように環境を整えてあげることが効果的です。
- ゲーム機は1時間で電源が自動で切れるように設定しておく
- テレビは観たい番組が終わったらすぐに消す
- 机の周りに漫画やスマホは置かない など
環境を整えてあげると、親御さんが注意する手間がなくなります。けんかが少なくなるため、おたがいに穏やかに過ごせる時間が長くなるでしょう。
100の約束よりも1つの環境づくりが大切です!
中学受験しなければよかったと思わないためには親御さんのサポートが大切
「中学受験しなければよかった」と感じる原因は、友達が遊んでいる間も勉強する必要があったり、親子関係が悪くなったりするからです。
しかし、中学受験しておけば、高校受験がなかったり適性に合った学校に通えたりするなどのメリットがあります。
中学受験する際には「しなければよかった」と感じないように、モチベーションをあげて合格まで導いてあげることが大切です!
中学受験で不安に感じることがある親御さんは、ぜひLINEの友達登録をしておいてください!不定期ではありますが、個別相談にてご家庭に合わせたアドバイスをさせていただきます。無料で相談できるので、お気軽にご連絡ください。